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ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期
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蒼き革命のヴァルキュリア
花朧 ~戦国伝乱奇~
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DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO V edition
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Switch mk2(Switchゲームレビューサイト。皆さまの投稿お待ちしております!)
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オーディンスフィア レイヴスラシル
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オーディンスフィア レイヴスラシル
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KILLZONE: MERCENARY(キルゾーン マーセナリー)
忍道2 散華
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信長の野望・天翔記 with パワーアップキット HD Version
真・ガンダム無双
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絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode
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英雄伝説 空の軌跡 SC Evolution
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ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ
- 2019/04/25更新 (2019/04/24投稿分まで掲載)
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ホットライン マイアミ Collected Edition
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ザンキゼロ
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戦国無双 Chronicle 3
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聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-
龍が如く0 基本無料アプリ
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不思議の幻想郷TOD -RELOADED-
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ノラと皇女と野良猫ハート 2
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添いカノ~ぎゅっと抱きしめて~
かりぐらし恋愛
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キャサリン・フルボディ
金色のコルダ オクターヴ
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ネルケと伝説の錬金術士たち ~新たな大地のアトリエ~
- 2019/01/24:レビュー募集を開始しました!
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スキとスキとでサンカク恋愛
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VA-11 Hall-A (ヴァルハラ)
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バレットガールズ2
GOOD!
〇独特の世界観
魔女シリーズ、と言うべきか、『魔女と百騎兵』に近い雰囲気のゲーム。
他にはないエログロの世界観は人を選ぶが非常に秀逸かつ繊細。
またダンジョンRPGではどうしてもストーリー面が弱くなりがちだが、ダンジョン探索という設定を上手く使ったストーリーは見事。
最初は全く意味不明な物語も、少しずつ進める事によって明らかになっていき、後半はストーリーを見たい為にダンジョンを攻略するという事になる。
主人公がプレイヤー自身であり、ある意味で外側から魔女たちの物語を見ている構図になっているので、より一層引き込まれるのかもしれない。
〇ありそうでなかった戦闘システム
カブンと呼ばれる小隊を指揮する戦闘システム。
結魂書と呼ばれるカブンにアタッカーとサポーターを配置し、結魂書ごとに異なるステータスアップやドナム(魔法)を使ったりと非常に戦術的。
基本的に通常攻撃とドナムしかなく、選択肢としては多くないものの、カブンの構成により非常に戦術的な戦いを行う事も出来る。
単体しか置けないけど強力になるカブンや、3人配置してみんなで殴るカブンなど。
〇キテレツなモンスターデザイン
この手のゲームにおいてモンスターは重要な要素だが、どのモンスターも非常に独特。
エログロにありながらも美醜を損なわないデザインになっている。
まあ糞だの虫だのがちょくちょく出てくるので、その手のアレが苦手な人には厳しいかもしれないが。
またボスも一目で、「あ、これ勝てないわ」という絶望感が漂うのもいい。
本作のテーマとも言える絶対的な絶望感が、ボスからは伝わって来て、それに立ち向かう人形兵たちの死闘に華を添えている。
〇やりこめるハクスラ&トレハン要素
人形はレベルを上げれば次の人形に魂を移す事も出来る。
日本一にお馴染みの転生システムだが、これを繰り返して強化していく事が出来る。
ただ同社作品の『ディスガイア』シリーズのように限界を超えて強くなる事はあまりなく、スキルの引き継ぎやステータスの底上げといった感じ。
特にスキルは、他のファセットに引き継いで初めて強力になるスキルなどもあり、スキル数などの制限もあるので、何を引き継がせるかを考えるのも楽しいところ。
トレハン要素は様々な二つ名やレアリティある武器や防具を手に入れる事が出来る。
特に装備の性能はかなり戦力に直結する為、序盤に強力な武器を手に入れる事が出来るとかなり攻略が楽になったりする。
また呪毒や深淵といった状態異常が強力な事もあり、そういった状態異常を付加できる装備などは使い方次第ではボスを完封する事も出来る。
そういう武器やスタイルに合わせて旅団を構築するのも面白い要素である。
BAD/REQUEST
〇独特過ぎる世界観
上記ではGOOD要素として書いたが、しかしかなり人を選ぶ。
エログロと言えば聞こえはいいが、暴力描写なども多く、その手の描写が嫌いな人にはオススメ出来ない。
「そういうのに耐えた先は面白いよ」とは言いにくい作風なので、耐えた先も結局はやっぱり人を選ぶ描写なのである。
〇微妙な戦闘テンポ
戦闘のテンポ自体はそう悪くない。
ある程度は速いし演出などもあって楽しいところ。
ただキャラが増えてくるとそうもいかなくなる。
カブンによっては最大15体の人形兵が並び、戦闘する事になる訳だが、これで全体攻撃などを食らうと堪ったものではない。
一体一体に判定が行われてダメージが加わる。
さらにこのゲームでは割と雑魚も全体攻撃を頻繁に放って来るので、とにかく全員ダメージを受ける機会が多い。
また陣形効果などで毎ターン回復などが行われると、それも一体ずつ処理されていく。
そのせいで、敵の攻撃をひたすら眺めるシーンが多々ある。
この辺は一括か、もう少しスキップ出来ても良かったのではないか。
ダメージ処理はまだしも、全体回復なんてそれこそ一括処理でも良かった訳だし。
〇ドナム至上主義
ドナムは他のゲームで言う魔法のようなシステムで、DPMという数値が重要になる。
DPMが高いと威力は上がり、低いと威力は下がってしまう。
DPMが高いファセットにマージナルメイズというのがいて、それのスキルにドナムの威力が20%上昇するというのもある。
このスキルはカブンのサポーター枠に配置しても効果がある為、アタッカー3人+サポーター5人のカブン全てメイズで固めるとそれだけで圧倒的高威力のドナムを放つ事が出来る。
はっきり言って、このドナムの威力が高すぎる(物理が弱すぎるとも言える)。
雑魚は物理攻撃でも1,2発で倒せるようなHPなのに、ボスは数万単位、後半になると数十万以上のHPを引っ提げてくる。
そんなボスが即死クラスのダメージの全体攻撃を連発してくる訳で、そうなるとこちらが数千とかのダメージをチクチク与えてもジリ貧にしかならない。
しかしドナムなら一発で5万~10万。鍛えまくれば20万を超えてくるダメージを叩き出す訳で、「やられる前にやれ」というゲームのバランスにおいて、ドナム特化が非常に優遇されている。
極論を言えば、全員メイズにしてドナムを連発するのが一番強力な構成になってしまう。
物理ももちろん育てれば強いのだけど、それでも考えに考えたスキル構成の物理特化より、ただ配置しただけのメイズの方が強いってのは少し腑に落ちないところである。
例えば攻撃力依存のドナムもあれば、物理職ももう少し輝けただろう。
COMMENT
EXダンジョンの隠しボス撃破済み。
この手のDRPGでは久しぶりにやり込めた作品であった。
細かい演出面も良く出来ており、階層をクリアしていくとトロフィーを入手出来るが、トロフィー説明文がストーリーの補足になっていたり、ゲームシステムを上手く利用した演出は見事。
最初はただ残虐なだけかと思ったドロニアも、ゲームを進めるうちに愛着が沸いてきて、最終的にはかなり心入れしてしまうだろう。
そういう意味では非常に尖った作品に仕上がっている。
合う人には面白いし、合わない人には徹底的に会わない可能性が高いだろう。
システム周りも使いやすい。
セーブも速いので、この手のゲームに重要なとりあえずセーブがすぐ出来るのも評価点。
ただ「タイトルに戻る」が無いので、ミスったからロードしよう、というのがやりにくいのが欠点か。
人によっては宝箱などでセーブ&ロードを繰り返す人もいるだろうし、少し残念なところ。
ただシステム周りではそれくらいしか欠点はなく、アプリエラーで落ちたのも1~2回程度なので、恐らくゲーム自体というよりは環境の問題なので、最近のゲームに多いエラー落ちでゲームにならない、という事はないだろう。
総じて見ると丁寧に作られたゲームだった。
DRPGという手垢のついたジャンルも、上手く組み合わせるとより面白いゲームになるという見本だろう。
細かいバランスはともかくとして、全体的に見ると満足できたゲームでした。