忍道2 散華
中央値: 76 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 11.18 (難易度) 2.32 mk2レビュー数 19ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt | 2pt |
91pt
GOOD!
前作の忍道戒をプレイ済みですが、箱庭ゲームとしては最大レベルの完成度です。
まずは初めてやる人向けへのレビュー。
(初見の人用)
・ 操作キャラのアクションが多彩で、攻略方法は無限大。
このゲームは大名・仲間からの依頼を自分で選んで、それを遂行するというゲームなのですが
任務の種類は「暗殺」から「泥棒」、「誘拐」、「襲撃」と幅広い選択ができ、それぞれ違った
任務を遂行できるところも良い所の一つです。
そして、基本的には敵に見つからないようにするのが基本なんですが、主人公のアクションが豊富で
忍具を使って屋根から侵入したり、敵をおびき出してその隙に侵入したりと、攻略方法は数を上げればキリがありません。
・ 調合によって、自分の好きな忍具を作成できる。
このゲームの最大の特徴といってもいい様に、任務中や店などで手に入る素材を使って
「煙玉」、「飲み薬」、「武士騙し(寿司)」を作成することが可能です。
各種素材のパラメータも多く、物によっては「超高火力の爆発を起こす煙玉」や「飲んだら暫くの間スピードが二倍になる飲み薬」
「食べたら気絶してしまう寿司」など、バリエーションは非常に豊富です。
逆に「敵を強くしてしまう煙玉」や「飲んだら混乱する飲み薬」なんてのも可能です。
これにより、任務の攻略法が大きく広がって楽しさが倍になります。
・ 3大勢力の情勢
このゲームは大抵、依頼を出してくるのは戦争中の3大勢力の大名からです。
任務を受けていくうちに大名達の情勢も変わっていき、相手勢力から兵糧を奪って士気を下げたり
盗んだ兵器開発資料をネコババしたり、それを他の大名に渡したりすることで
今後の終盤の難易度にも影響したりできます。
(・・・といっても、敵の攻撃パターンが増えるだけだったりしますがw)
ある大名を言うことを無視して、「護衛」なのに「暗殺」しちゃったり、「強奪」と称して
大名には送らずネコババするという裏切り行為なんてのも可能です。
続いて、前作をプレイ済みの方向けのレビュー。
(前作と比べて良かった点)
・ 調合、売買のインターフェースが大幅改善
前作では、複数の調合忍具を生成する際に個数を選択できなかったのでボタンを連打しないといけませんでしたが
今作は個数の選択も可能で、隠しパラメータだった「ノドゴシ」が削除されてるので整理しやすくなってます。
あと、調合に必要だった「空の玉」・「空き瓶」等が今作ではそれらを使わずに調合できるので比較的楽です。
・ 裏庭の削除
前作の多くの不満点だった定期的な「裏庭襲撃」。今作ではそれが削除されてるので、任務に専念できます。
個人的にはこれがなくなったおかげで、物凄いテンポが良くなったと思います。
・ 難易度の高さ
前作では敵の攻撃力と体力だけが高く設定されてるだけだったので、イマイチ難易度の高さを実感しづらかったのですが
今作は視界も長くなったおかげで、より発覚するかしないかの緊張感が出せるようになりました。
前作ではヌルいと思っていた人も、この難易度なら満足できそうです。
また、易しい・普通レベルでは任務のやり直しが何回もできるのでアクションが苦手な人でも気にせずプレイできます。
BAD/REQUEST
前作からプレイしてやはり気になるところはいくつかあります。
・ 匠機能の削除
裏庭が無くなったのは良いものの、おまけ機能である匠がないのは
ちょっと物足りない気もします。
匠は個人的にあまりやりこんでなかったのですが、好きな人からしたらガッカリするかも。
・ 前作登場していた一部キャラの扱いが酷い。
前作で人気のあったキャラが今回では不遇な扱いを受けており、大名の一人であった赤目(様)は
盗賊に成り下がっているものの、噛ませ犬扱いで途中からは全く出なくなるし
貞女の方は本編どころか、顔すら出ていない。一応、生存確認は取れるものの、あまりに鬱な展開に・・・
そして前作主役を勤めてたゴウとキヌは出稼ぎのため、一部のシーンのみでしか登場しない。
(しかも本編のストーリーとは全く関係のない場所で)
あれだけ魅力あふれるキャラをバッサリと切り捨てるのはどうかと思います。
・ マップの数が前作よりも減少
一応、新マップは一つ追加されてますが、なぜか「漁人街」と「根岸館」が削除されちゃってます。
個人的には好きなマップだっただけに残念です。
・・・ってか、「ダンダラ峠」や「六道の谷」があまり好きじゃなかったので、どっちかといえばそっちを削除して欲しかった。
・ ストーリー性
悪くはないんですが、盛り上がりに欠けてる感じです。「お?これからか?」とおもいきや
もうエンディングって感じでした。
まぁ、ストーリーはイマイチでもゲーム内容が満足なんであまり気になりませんが
・ 映像付き手紙がなくなった。
前作のボキャブラリーあふれるムービーが好きだったのですが、今作ではボイスのみなったので
ちょっとつまんないかなという感じです。
まぁ、逆にテンポが良くなったといえますが、それでも見たいものは見たいです。
COMMENT
悪い点も挙げましたけど、それ以上に良い点が目立つし楽しめる内容になってます。
前作での悪い点が殆ど改善しているので、前作をプレイした方も満足して遊べる内容です。
天誅の開発元だったアクワイアならではの出来だと思います。
もしVITAを買った時にソフトで悩んだ際は、迷わずこちらをおすすめします。
次回では匠機能を追加したものを用意して欲しいかなと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: 子空 レビュー日: 2016-09-14やっぱ屋根に登れないとね!
ステルスゲーも、天誅、MGS、アサシンクリードと色々やってきてどれも好きなのですが
操作してて一番楽しいのはどれかと聞かれたら自分は忍道です
颯爽と走り抜け、屋根を飛び越え、山を抜け、一瞬の内に敵を屠るスピード感は他のゲームにはありません
そしてただ依頼をこなすだけではなく、どうこなすか工夫できる自由度もいい
自分は普段はアイテム縛りでやるのですが、慣れて来ると忍具を使って
意味もなく爆発させたり同士討ちさせたり、おなかが空いている武士にご飯をあげたりしています
発覚なしで闇に潜むプレイも楽しいし、遠くから手裏剣狙撃、地雷を置いといて踏むのを眺めたり、
正面から切り結ぶのも楽しい
そして2では空をも飛べる!
本当、そろそろスパイクさんとアクワイアさんには忍道の新作を作って貰いたいです
出来ればPS4で
アクセスランキング
-
フリーダムウォーズ
■ ジャンル:“奪還”マルチプレイアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック:1〜4人)
■価格:6264
■発売日:2014-06-26
-
討鬼伝
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1~4人
■価格:6090
■発売日:2013-06-27
-
GOD EATER 2(ゴッドイーター2)
■ ジャンル:ドラマティック討伐アクション ■ プレイ人数:1~4人
■価格:5980
■発売日:2013-11-14
-
ペルソナ4 ザ・ゴールデン
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,980円
■価格:7329
■発売日:2012-06-14
-
SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1~4人
■価格:5980
■発売日:2013-03-07
-
イース セルセタの樹海
■ ジャンル:アクションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:6,200円 ■ 記念パック版:8,925円
■価格:7140
■発売日:2012-09-27
-
英雄伝説 閃の軌跡
■ ジャンル:ストーリーRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:6,200円 ■ 限定ドラマCD同梱版:8,190円
■価格:7140
■発売日:2013-09-26
-
デモンゲイズ
■ ジャンル:ファンタジー・ダンジョンRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,040円 【デモンゲイズ Global Edition】 ■ 発売日:2014/07/03 ■ 価格:4,644円 英語音声/英語字幕が追加された廉価版です。
■価格:6090
■発売日:2013-01-24
-
GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動
■ ジャンル:重力アクション・アドベンチャー ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,900円
■価格:5980
■発売日:2012-02-09
-
KILLZONE: MERCENARY(キルゾーン マーセナリー)
■ ジャンル:FPS ■ プレイ人数:1人(オンライン時:1?8人)
■価格:4980
■発売日:2013-09-05
GOOD!
敵に見つからないように暗殺するゲームです。
●プレイヤーは三つの勢力から送られてくる複数の依頼の中からひとつ選びクリアするを繰り返しますが、任務の内容は暗殺だけでなく泥棒、誘拐などの任務もあり攻略法は様々です。
敵の殺し方や攻略法はいろいろあり、血祀殺法の種類も状況によって変化したりして複数あり、音で敵をおびき寄せて殺したり、地雷や爆弾などアイテムで殺したり、またそのアイテムを調合で自分で作れるので攻略法は人それぞれでなかなか飽きません。何週もプレイできます。
●今作は空を飛べたり、斬刻という技もあり、敵から離れていても殺せるので、ステルスアクションが苦手な方や初心者でも安心です。
●調合も前作『忍道戒』より簡単になっていて、素材を集めて自分のオリジナルの忍具や薬を簡単に作れてそれだけでもやり込めて飽きません。
●《ハラキリエンジン》によって自由度も高いです。
大名から依頼を受けたら、その大名の御連(仲良し度みたいなのもの)が上がり、逆にその大名の兵を殺したり、米や書物を盗めば御連は下がります。
でもこのゲームはばれなきゃ何をしてもいいので、敵に見つからなきゃいいんです。
見つかってもそいつを殺せば口封じになるので問題ありません。
ほかにも米を奪えば兵糧が下がり兵が腹をすかせたり、書物を奪えば軍事力が下がります。
BAD/REQUEST
●マップの数が減った
なんで前作にあったステージをなくしたんでしょうか・・新しく追加されたマップはあまり楽しくないです。
●敵の配置パターンも少なくなった気がします。
●空を飛べるようになったからか、マップが狭くなった気もしました。
●ミッションエディター匠がなくなった
前作戒は自分で任務が作れたのにあれだけで何ヶ月も遊べるほど楽しいのでがっかりです。
裏庭もなくなったので大名が攻めてきたりしないので、任務を失敗してもあまり怖くないです
●蛮族がいなくなった。
●背面タッチが使いづらい。(まぁ背面タッチオフにすればいいんです)
COMMENT
PSVITAといっしょに買ったけどとても満足しています。
正統な続編だけど、『忍道2散華』じゃなくて『忍道散華』でよかったと思います。
斬刻やフクロウなどのシステムによって難易度も前作より簡単になったので忍道をやったことのないひとのもお勧めです。
携帯機なので手軽にできていいですしVITAを持ってる人にはぜひやってほしいです。
ストーリーをクリアするぶんには時間はかからないけど、マルチエンディングだし、調合などもあるので、何週もできます。(自分は5週しました)
続編が出るなら、ME匠や裏庭のシステムを入れてほしいです。