真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)
中央値: 57 Amazon点数: 2.6
スコアーボード
標準偏差 10.27 (難易度) 1.83 mk2レビュー数 6ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
60pt
GOOD!
・かま夜2,3の非現実的な世界観でがっかりしていたが、本作は原点回帰ということでかま夜1のような世界観が味わえる。
・本編では本格的なミステリーが楽しめ、ミスリードを誘う展開もなかなかいいです。
・キャラボイスですが、自分としては良かったと思います。キャラボイスが生かしているシナリオもありましたし。
・サブシナリオはギャグありスリル?ありのお約束パターンです。
BAD/REQUEST
・本編で言うと、まったくもって「かまいたち」が出てきません。タイトルに異議あり!
・本編では第2の殺人が起きてしまえば、どうあがいてもバッドエンドの応酬です。しかも、あの犯行動機でなぜほかの宿泊客までが?という謎が残り、話付けがいまいちです。
・サブシナリオで取ってつけたようにかまいたちが出ますが、「TORIC×LOGIC」の中途半端バージョンで、犯人名を総当たりすれば推理することなく解けます。
・一部のシナリオが有料ダウンロード仕様。おかげでソフトの総価格が7000円近くです。
・現場を調べるときのおさわり選択。ゲーム機かかげてグルグル…ってただのバカでしょ?それはVitaの性能をアピールする以外の何でもなく、うっとうしいからセンサーをOFFにしてアナログスティックで操作しました。とすると、別にVitaで出さなくとも、PSPでもいいと思いました。このソフトのためにVita買った俺って一体…?
COMMENT
有料シナリオの女学生の話はしみじみしました。学生時代のクラスメイトとは、赤の他人から大親友に発展するエピソードがあるものですが、ほんの些細なことだったりするんですよね。感動あり、驚愕の事実あり、とミステリー関係なしの特別編として面白いです。できればキャラごとの話もあったほうが嬉しかったな。オーズみたいに。無論、タダで配信してくれればだけど。
しかし、なんでVitaで出したのだろう?目玉ソフトをVitaで出すようSONYに脅されたのかな?
Amazonレビュー
レビュー者: sato レビュー日: 2015-06-24シナリオは読むに値しない。
それに付け加え、他のシナリオをダウンロードで課金してシナリオを買えという愚かなゲーム。
見るに値しないソフトの癖に「続きが気になるなら金払えや」というソフトです。
もはやゴミ以外の何ものでも無い物に、一般ソフト並の値段価値なんてありません。
この作品を監修した人は使い物にならない位、目が節穴なんでしょうね。
どうでもいいものしか出さないなら、今後かまいたちの夜というネーミングを使うな
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GOOD!
■謎解きが面白い
論理を積み重ねていって、驚くべき真相に辿り着く本格推理の醍醐味が味わえるゲームです。今作では、アナログスティックか、モーションセンサーを用いて部屋の中を捜索するというパートが追加され、自分の手で現場から手がかりを見出さなければいけなくなり、臨場感が増したと思います。また、このゲームでは、フェアプレーと言うことを特に意識しているようで、物語の分岐で重要な手がかりを得られなくなると言うようなことは無く、必ず手がかりが与えられるのは良いと思いました。トリックのネタは、論理性を重視した本格物で、犯人の目星がついた後も結構考えることが多いです。
■文字が読みやすい
PSVITAの性能に拠る所が大きいと思いますが、文字がくっきりと表示されてとても読みやすいです。また、タッチだけで読めるのも快適です。
■”みんなのかまいたち”が面白い
オンラインで行うテーブルゲームのような作りになってますが、情報の取捨選択、カマイッターによる地味な駆け引きが楽しいです。ただし、1日に出来ることが少ないためソフトの入れ替えが面倒で、DL版を買うべきだったかと後悔しました。
BAD/REQUEST
■文章が論理性に偏っている
本格推理の構造的欠陥と言っても良いと思うのですが、物語全体がパズル的です。主人公は基本的に冷静で、あまり得体の知れない恐怖や緊張感はありません。キャラもどちらかと言うと記号的です。得られる真相も帰納的に考えれば真実ではあるのですが、人によってはご都合主義に感じるかもしれません。
■ボリュームが少ない
推理が楽しめるのは、基本的にミステリー編の前半パートと鎌鼬の夜編だけです。ミステリー編後半パートにも殺人事件は起きるのですが、解決編が存在せず何があったのかは想像することしか出来ません。鎌鼬の夜編は純粋な推理編ですが、本格としてみても厳密さに不備があり、微妙な出来です。サイドシナリオには、面白可笑しいビンゴ編や、不条理サスペンスなど良い出来の物もあるのですが、全体で見ると適当な寄せ集め感が否めません。
■サウンド、ボイス
サウンドノベルなのに、印象的なシーンをサウンドで盛り上げると言うことが出来ていません。ボイスはフルボイスでなくて中途半端な上、音量を調節出来ません。
■操作性に若干不満
読みやすい方ではあると思うのですが、電子書籍に比べるとまだまだと言う感じです。せめて文字速度ぐらいは変えられても良かったのでは。
COMMENT
ミステリーとしては、面白いと思うので自分としてはまあまあ満足でした。ただ、サイドシナリオは単体だと買ったことを後悔するレベルの物もあり、お勧めできるような出来ではないです。どうせDLCを一杯出すのであれば、いっそサイドシナリオは全部DLCにして、低価格ソフトにして欲しかったです。