墨鬼 SUMIONI
中央値: 38 Amazon点数: 3.0
スコアーボード
標準偏差 7.58 (難易度) 1.75 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 1pt | 2pt | 1pt | 2pt |
37pt
GOOD!
ぐうたらでやる気のない鬼が世界の危機に立ち上がる
タッチとボタンを駆使した横スクロールアクション
◇水墨画のようなグラフィック
画面に墨を引いた時の文字の端がかすれているような表現や、
水墨画のような背景等はさすが墨鬼というだけあります。
◇和の世界観を感じさせる敵やBGM
どちらも特筆してカッコいいものではありませんでしたが、
世界観は統一されているなぁと感じました。
個人的には見方、敵共に好みのデザインでした。
◇マルチエンド
ステージで好評価(星3つ)を取ると上位ルートに分岐する
分岐ステージがあり、最終的に5つのEDに枝分かれします。
◇タッチ機能を利用した面白い試み
タッチで画面に墨を引くとそれが攻撃になり、道になる。
ありがちではありますが、ゲームに戦略性の幅を与えてくれる…はずでした。
また背面タッチパッドを硯に見立てているのも面白い。
墨力(MP)がなくなると背面をこすって墨をする。
これは良いアイデア…のはずでした。
BAD/REQUEST
◇こすってもこすっても増えない墨力
GOODで示した通り、このゲームではMPの代わりとして、
背面をこすって墨力を作り出すのですが、これがとても大変。
アイデアは面白いがあまりにも増えない。
ゲームのテンポを破滅的に悪くしているように感じます。
◇時間のかかるリトライ
ステージクリア後のリトライ機能がないため、
最高評価が出なかった場合タイトルに戻る→ロードをする羽目に。
ベストエンドを見るには特定の場所で最高評価が必要なので
これが時間のロスとストレスに繋がる人は多いかもしれないです。
◇一枚絵と文章だけのストーリー
本当にストーリーはあってないようなものです。
一枚絵をバックに音声無しの文章が流れるだけ。
そのストーリーの挿入場面すら少ないのですから、
終盤ぱっと出てきたお姫様が主人公に好意を!?とか言われても…
◇色違いだらけの敵キャラクター
ボスは10体以上いますが、グラフィックは3種類だけ。
雑魚にも色違いがいるほどです。
◇かみ合わない操作性
システム上タッチとボタン操作を併用しないといけないため、
VITAの持ち方が非常に忙しいことになりがちなため、
スピードクリアなどをねらう際にかなり煩わしいです。
◇悲しいまでのボリューム不足
トロフィーコンプして5時間で終わる深刻なボリューム不足。
ステージも仕掛けを使い回したほぼ同じステージが多数。
攻撃方法が1パターン追加されて別のボスとしてでてきたり、
巨大な敵から逃げるステージでその敵を変えてまた別ステージに、
という様な方式で多数のステージが水増しされているので、
ボスのダブりと相まってボリューム不足は相当感じると思います。
COMMENT
トロフィーコンプリート済み
この値段で買う価値は全く、何にも、幾分も無いです。
アンドロイド版が1000円で発売されていると聞きましたが、
本当にその程度(もしくはそれ以下)の内容です。
今まで採点した中でダントツの最低得点になってしまいましたが、
GOODにも書いたようにゲーム自体には面白い点もあります。
(ただ絶望的に値段につり合わないというだけです)
今ならPSN+加入(500円)で遊べますので
興味のある方はそちらで遊んでみてはいかがでしょうか。
Amazonレビュー
レビュー者: asdf レビュー日: 2012-08-14他の方も仰ってるとおり、本当に1周が短い。
1ルートが10分ぐらいです。ただこのゲームは周回プレイ前提です。
合計6ルートあり、5,6ルート目は、なかなかの難易度。ルート突入までも難しめです。
また、成長要素(体力、墨を引けるゲージ)もあり、2週目に引き継ぎ可能。
ゲームシステムは横スクロールとして有名な、マリオシリーズみたいな感じです。
横スク版マリオ+自分で足場が作れ、召喚獣で無双できると思って頂いてOKです。
ただ、本当に短い。クリアまで、スタッフロールを見るだけならば10分ぐらい。
トロフィーコンプリートまで4時間半。プラチナ無し。
余りにものボリュームの少なさに折角の良い雰囲気、面白さなどが半減。
しかし、この短さは逆に忙しい方には魅力にもなるのかな?
そしてなにより、墨鬼のスマホ版が年内発売予定です。
最初から狙っていたかの様な出来事でした。
スマホアプリとしてなら、自分は☆5を付けていたかと思います。値段によりますがね。
vita版も購入時の値段、1800円ならば許容範囲です。楽しませてもらいました。
ただこれを定価で買えと言われたら眉唾ものですね。断ります。
個人的には☆4ですが、ボリュームの少なさ、これを定価近くで買った人達の
気持ちを考えると☆3が妥当だとレビューしました。 長文多謝
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GOOD!
PSvitaのタッチ機能を意欲的に取り入れた横スクロールアクション。
指を筆に見立てて画面をなぞることで足場を作ったり、水筆に切り替えて画面を擦ることで敵の弾幕を消したりと言った新感覚のアクション自体は評価できる。
水墨画風のグラフィックや和のテイストのBGMも良好。
BAD/REQUEST
●快適さ
タッチ操作を意欲的に取り入れたはいいが、不要な所にまで取り入れすぎている感がある。
ゲームスタートするのに画面タッチ、ゲーム開始やデータロードを選択するのも画面タッチ、イベントスキップは画面をダブルタッチ、セーブしますか?「はい」「いいえ」もタッチで選択、これ等一切ボタン操作を受け付けてくれません。こんな所にタッチ操作を入れなくても普通にボタン操作でよくないですか? vita本体を持っている手をわざわざ放してタッチ操作するよりもそのままボタン押すだけでよくないですか? しかもイベントスキップのダブルタッチのタイミングがシビアなのかどうなのか分かりませんが、全然スキップしてくれないことがあってイライラさせられましたし。
あと、マルチエンディングなのにスタッフロールがスキップできないのも地味に鬱陶しかったです。
○回復のままならない墨力
墨を使ったアクションを使うために必要な墨力(MPみたいなもの)を回復させるには背面タッチパッドを擦る必要があるのですが、とにかく回復量が少なく、しかも立ち止まった状態でしか出来ないため後半になるほどゲームのテンポが悪くなる。特にボス戦などはキャラを動かしている時間より墨を磨っている時間の方が長いくらいで最早アクションゲームになっているのかも疑問。
○リトライの仕様
単純にステージをやり直すだけなら早いのですが、ステージクリア後にやり直すという事が出来ないためルート分岐の条件を満たせなかった場合は、セーブせずに次のステージに進んで、そこでタイトルに戻ってデータロードし直すという面倒な手順でやり直さないといけない。
○ボリューム不足&手抜き
全ルート制覇とトロフィーコンプを含めて4~6時間で終わる薄っぺらなボリューム。
雑魚敵は10種類もおらず色違いと一部のパーツを入れ替えただけ、ボスも同様に3種類をパーツを変えたり攻撃方法に軽く手を加えた程度で流用。
ストーリーも有って無きが如し。イベントは一枚絵にテキストが流れるだけでボイスやムービーは一切無く、しかも登場人物の内何人かはセリフすら無い。
そしてこれが5000円を超えるフルプライスで発売されたという事が驚き。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
プラチナトロフィーは無し。およそ5~6時間程度でコンプ可能。全ルート制覇したころにはほぼ埋まっているはず。おそらく「達刃の達人」が残っているだろうが、最初のステージのスタート地点で少し稼げば終わるはず。
◆総評・感想など◆
PS+のフリープレイで入手。
新品で買う価値のあるゲームかと問われれば答えは「NO」
面白いかと問われれば答えは「NO」
1000円程度の安価DLゲームとして発売されてればまだ評価も違ったのでしょうが、さすがにフルプライスでこの出来は無い。