リトルバスターズ! Converted Edition
タイトル概要
中央値: 82 Amazon点数: 4.6
スコアーボード
標準偏差 8.41 (難易度) 1.86 mk2レビュー数 7ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
610人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
570人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
総合点
69pt
69pt
GOOD!
・キャラクターがよい
ヒロインたちはもちろん、男性陣のキャラがかなり立っているのは好印象です。このキャラたちの青春をもっと見たいと思わせるものがありました。
・ストーリーラストが感動的
最終章であるリフレインは音楽との相乗効果でマジ泣きしてしまいました。これだけでも価値があると思います。
・ミニゲームが意外とおもしろい
野球やバトルといったミニゲームがありますが、急いで進めているときでもついやってしまうおもしろさがあります。
BAD/REQUEST
・個別ストーリーは普通
これは無理ある設定じゃないの?と思わせるものやよく考えるとこのキャラの設定でそう考えるのはおかしいんじゃないかと思えるものもあるなど、正直個別はさほどのものでもないと感じました。キャラに魅力がなければあんまり感情移入できなかったかもしれません。
・ダレる
個別ルートまでが長く話を進めるのが億劫でした。実は自分は個別にいく前に数か月間放置していました。一度はまると楽しいのですが。
あと古い作品なのでオートモードで画面が頻繁に暗くなることは考慮しておいてください。
COMMENT
完全クリアするとかなりの満足度を得られることは間違いありませんが、そこまでは結構平凡なので過剰に期待しすぎないほうがいいと思います。
ただ名作と呼んで差支えないということは断言できます。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2016-11-23
PC版をプレイ済みでしたがせっかくなのでVita版も購入してみました。
PC→携帯ゲーム機の移植では容量の制約などから画質や音質が悪いことも多いですが本作ではうまい具合に圧縮されているようでボロを感じることはありませんでした。
無論、作品としてのクオリティも高く、ボリュームもあるのでオススメです。
PC→携帯ゲーム機の移植では容量の制約などから画質や音質が悪いことも多いですが本作ではうまい具合に圧縮されているようでボロを感じることはありませんでした。
無論、作品としてのクオリティも高く、ボリュームもあるのでオススメです。
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GOOD!
熱中度および満足度5
友情をメインテーマとして、コメディ、恋愛、感動を絶妙にブレンドしたストーリー
<ストーリー(全体)>
全寮制高校を舞台に、リトルバスターズ(幼少期からの主人公ら5人グループ)に更に個性的な仲間が加わっていく様子がとても楽しく、まるで自分もその輪の中にいるような気持ちになった。
展開をどんどん引っ張っていくリーダーが別にいるので、主人公はどちらかというと受け身。
個性が際立つ仲間の中では常識的で、プレイヤーは自己投影しやすい。
どこか中性的で、男女問わず皆から好かれており、特にこの男友達との本当にくだらないやり取りが実に楽しかった。
それにしても、全寮制という閉鎖的な生活空間を感じさせない程の突き抜けた感じと、溢れ出す若いエネルギーをどこかにぶつけるかのように、あらゆる生活シーンを笑いと遊びにしてしまう姿にこちらも大いに笑ってしまう。
こんな高校生活だったら本当に楽しいだろうし、虐めなんかも存在する余地すらなし。
閉塞感とストレスに汲々としている現実社会へのアンチテーゼなのかもしれない。
そして、このドタバタ、ハチャメチャな日常に時折垣間見える相手を思いやる気持ち。
表現が難しいが、文章や言葉を用いて感動シーンを押し売るのではなく、胸にじんわりと効いてくる感じ。
しかし、最終章のリフレインに入ると、この「時折垣間見える」という部分は誤りだということに気付く。ドタバタ、ハチャメチャも全てひっくるめた日常すべてが、とてつもなく大きな友情愛に包まれているのである。
<ストーリー(恋愛要素)>
このゲームに於いて、恋愛パートはストーリー上に影響を与えない。
勿論、最終章リフレインを解放する為にすべての対象キャラクターを攻略する必要はあるが、取った行動によってメインストーリーが変化するといった要素はない。
どちらかというと、各キャラクターの背負っている背景を知る為の通り道である。
普段の騒がしくも楽しくしている様子から一転し、各キャラクターが持つ背景の内容はかなりシリアスで内面的に訴えるものが多く、このギャップが個人的にはとても良かった。
<グラフィックス>
PSVITAの鮮やかな発色能力ここにありといったところ。
高解像で描かれたキャラクターは本当にきれいで、1枚絵を眺めるだけでもかなり満足できる。
別ハードでの経験者も、本作を試してみる価値あり。
<快適さ>
まず、ロード時間が皆無。これには驚いた(ダウンロード購入だけど)。
PSP版ではUMD2枚であった本作はボリューム的にも相当あったはず。
それなのに、これ程までの超高速スキップや直観的タッチスクリーンへの軽快な反応は凄い。
ひとつ先の分岐の選択肢まで進む、逆に戻るといった機能もあっという間で、テキストコンプを目指すにはとてもありがたい。
また、セーブ可能数は驚異の200件。
結局、半分程度しか使わないで済んだ。
やっていて、ストレスとは一切無縁のシステムだった。
BAD/REQUEST
特にないが、恋愛パートと全体のストーリーにもう少し関連性があると良かったということと、一部ヒロインが途中から超急展開でスケールの大きなものとなり、正直ついていけない部分もあったこと。
まあ、これはストーリーの問題なので、ゲームとしてBADということではないけれども。
あと欲を言えば、回収できるCGの総数は121枚あるものの、何せヒロインが多いので、1人当たり10数枚となってしまう。
これでも増えたらしいけど、もっと見たいというのが正直な気持ち。
COMMENT
PSVITAを購入したら、まず最初にやると決めていた本作。
PSP使用時から評価の高い本作に興味があったが、既にPSVITAで発売されていた為、どうせやるならきれいで、快適な方でと考えていた。そして、まさに期待を上回る満足感。
これをやる為に本体買ってもよいと思えるので、未経験の方には特に勧めたい。
何というか、いわゆる恋愛ものでは味わえない充実感と、賑やかで楽しい日々が終わってしまう寂しさが同居している感じである。
大変な長文となってしまったが、本サイトのPSVITAレビューがまだ寂しい為、失礼承知で長々と綴らせていただいた。
一番申し上げたいのは、PSVITA使用者にも良質ADVゲームの進出を期待している人間がいるということ。
他のハードに比べ、ADVゲームの移植、新規開発がまだまだ少ない中で、本作をこのように期待以上の内容で世に出してくれた開発陣に、改めて感謝申し上げたい。