ペルソナ4 ザ・ゴールデン

中央値: 86 Amazon点数: 4.6
スコアーボード
ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 2pt |
97pt
GOOD!
・キャラクター
ゲームの特徴として主人公達の強化の手段としてレベルを上げる、強い装備を入手する他に「コミュニティを築く」というのがあります。コミュニティでは各キャラクターが深く掘り下げられていて、そこで描かれる事は現実に「過去に自分が悩んだ事」であったり「この先考えなければならない事」だったりするので共感できる物も多く、プレイ前と比べてそのキャラクターへの見方が変わったり、好きなキャラクターへの思い入れが強くなったります。(コミュを築けるキャラも小学生~シニア世代と幅広いです)
・バトル
敵の弱点・耐性を見極めて戦闘を有利に進めていくのが基本になります。弱点を突けばもう一度行動ができ、敵全員の弱点を突いてダウンさせれば味方全員で総攻撃を仕掛ける等のメリットが生まれるのですが、逆に敵に弱点を突かれると延々敵に攻撃されてゲームオーバーということにもなりえるのでその駆け引きが面白いです。主人公は複数のペルソナを使えるので慣れてくれば1ターンで敵を全滅ということも可能になります。
・好きなペルソナを長く使える
ステータスが低い、スキルが弱いペルソナでも「スキルカード」や「シャッフルタイム」で強化できるので好きなペルソナを主力として長く使えます。
・豊富なイベント、ミニゲーム
一年間という期間の中で林間学校や修学旅行、文化祭などの学校行事はもちろん海水浴や温泉、スキー場などのプレイスポットで起きる仲間たちとのイベントが豊富で話が重すぎない者になっている他、メインストーリー以外にできる事が釣りや虫取り、読書、アルバイト、プラモ作成などかなり多くやり応えがあります。
・その他
ゲーム内の音楽やムービー、ペルソナシリーズのOP鑑賞、声優インタビューなどのおまけも豊富に収録されています
BAD/REQUEST
・装備品の引き継ぎ不可
いわゆる「最強装備」と言われる物の取得方法がかなり手間がかかるのに、この使用のおかげでほぼ飾りになっています。(ペルソナや店売りは引き継げるのでそこまで問題ではないですが・・・)
・一部イベントでのキャラクター
元のペルソナ4(無印版と言われる物)がPS2の物という事もあり、今回追加されたであろう一部イベントではキャラクターの印象に違和感を感じる事があります(ただ中の声優の方も人間なので、声質や演じ方も変わるとは思います)
・ストーリーの流れが単調
話は基本的に犯人を追う→ダンジョンに被害者をに助けに行く→仲間が加わるという流れなので同じ事の繰り返しになってしまいます。ダンジョンの作りもほぼ一緒なので余計単調に感じてしまうかもしれません。
COMMENT
ペルソナシリーズは今回が初めてです。「町で起きる殺人事件とマヨナカテレビの噂の謎を仲間たちと追う」というどこか探偵小説のようなストーリーに「ペルソナという特殊能力」が混ざったかなり個性的なゲームですが、その中身は「等身大の少年少女の成長」や「人と人との繋がり」といった王道的な要素が描かれた万人にお勧めできるRPGです。Best版も出ていて値段的にも手に取りやすいと思うので、多くの人に遊んでほしいゲームの一つだと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2016-02-01「vita おすすめ RPG」で検索すると、どこのサイトにも一番目か二番目には必ず書いてあるのがP4Gだったので、記念すべきvitaの一作品目と思い買いました。
序盤~中盤辺りですが、サブクエ的なモノが多い!!どれからやっていいかわからん!!攻略サイト見てもイマイチわからん!!状態でやってますが、面白い!!本当に面白い!!
やってて気づくんですが、コンプリートするなら2周、3周は必要だと思うので、1周目はのんびりとやりたい様にやるのが良いと思います。
バトル➡ペルソナの使い方とかペルソナの作り方、よくわかんないし、魔法の名前だけでどんな効果があるのかわかんない(□を押せば見れる) し、戸惑うこともありますが、基本武器で叩いてれば大体はいけます。やりこむなら話は別ですが。
総評として、買って正解でした。これは本当に楽しい。キャラも技も何もかも
個人的に買って損は無いと思います!いや、買って欲しいくらいです。
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GOOD!
【RPGとして】
「さまになる戦闘」
キャラクター一人一人の台詞、ペルソナ召喚時の動き、追撃を行う時の攻撃の仕方、特定の仲間たちの特殊攻撃、敵全体を怯ませた時に行える全員で殴りかかる「総攻撃」など、キャラクターの活躍や魅力を存分に取り入れた戦闘。さらに明るく活発なBGMが相まって「さまになる戦闘」を作り出している。
【RPG以外の要素】
「BGM」
ジャズ、ヒップホップ、EDM、それらを融合した前作に近い音楽性。ただし前作のクールで少し暗めの雰囲気とは違い、明るさと活気で満ち溢れている。
「VITA版の特典コンテンツ」
2012年のライブ映像(演奏パートのみ)が見れたり、ペルソナ4のクイズに挑戦できたり、デザインコンセプトやペルソナ3、4の初期CMが見れたりと本作のコンテンツとしての歩みを閲覧することができる。
BAD/REQUEST
【RPGとして】
「ボス戦全般」
ほぼ全てのボスに弱点がなく、即死を除いて特殊なスキルが効かず、行動パターンもかなり単調で本作の特色を活かせていない。
「RPGとしては戦闘が面倒に感じる」
物語が進むにつれて敵の戦闘力上昇以外の進展がないため、一回の戦闘が長引くだけで面白みがない。
「主人公死んだら即ゲームオーバー形式」
ハードまでクリアしたうえで言えることは、たまにゲームオーバーの要因になる。絶対的な問題点ではないが、仲間が倒れても勝てば復活するというシステムに矛盾していて、多大なストレスを受けることになる。注意してもらいたい。
【RPG以外の要素】
「仲間とのコミュニティの描き方に一部難あり」
本作は仲間や町の人たちと個別で関係を築いていき、その人たちの悩みや心の成長に付き合いながら絆を育んでいくといったコミュニティシステムがある。それ自体はペルソナ3以降のテーマ(3より前がどうだったかは知らないが)なのだが、仲間たちとの付き合い方が少し限定的すぎる。高校生同士の一対一での付き合いが多すぎて流れが不自然になりがちで、主人公一人に依存しすぎている。もう少し放課後に他の友人たちを連れたり、日常的な絡みがあっても良かったし、一部仲間の手助けが仲間の成長を助けるみたいな展開があっても良かったはず(千枝や雪子あたり)。
「なかなか戦闘パートにいけない」
日常生活→戦闘(RPG)までの間が長い。コミュニティを築いていくうえで長くなるのは仕方ないが、日常生活の演出をスキップする機能を搭載する必要があるかもしれない。
COMMENT
【総評】
「オリジナリティー」3点
現代の高校生が友人と絆を育みながら犯人逮捕のために心との闘いを繰り広げる作品。
「グラフィック」3点
洋ゲーのようなすごさはないが、PS2版のリマスターとして全体的にくっきりはっきりしてきれいなグラフィック。
「サウンド」4点
明るく活発なBGMは聞いていて楽しい。また、終盤以降のボス戦BGMは何度も聞きたくなる完成度の高さだ。
「熱中度」3点
相手の悩みに付き合うというシナリオは興味深い。しかしRPGとしての本作は単調な部分がやや目立つ。
「満足感」4点
絆をテーマにした本作は精神的に濃いストーリーを楽しみながらキャラクター色の強いRPGを遊ぶことができる。
「快適さ」3点
4点以上を取るためにはスキップ機能のさらなる強化が必要。それ以外は目立った欠点はなし。
「感想」
ペルソナは5→4→3の順番でクリア。4と3は携帯機でのみプレイ。
日常と心理的なストーリー、明るいBGM、キャラクターが盛り上げる戦闘の雰囲気など、見所盛りだくさん。しかしながらRPGの本質を突くと平凡というか単調な仕様が見受けられるところもいくつか。RPGとしてはさらなる発展を望むが世界観や雰囲気はとても楽しい作品だった。