プラチナトロフィーを取得後しばらくして売ってしまったので新鮮なレビューではありませんが、時間が経ったので客観的なコメントができると思い投稿します。

多くの大物FPSをプレイしてきたのでVita初の本格FPSである本作を購入することには何のためらいもありませんでした。
ですが当初からキャンペーンのみに期待しており、マルチは据え置きのゲームでやればいいという認識を持っていたので他の方々のようにマルチに関してはあまりマイナスのイメージは持っていません。

・マルチプレイモード
マルチは一回やりましたが、参加者の回線に問題があったのかラグだらけであり、それにストレスを感じたのか人の入れ替わりが激しかったです。これに関しては１ラウンドプレイするだけでゴールドトロフィーがもらえたので個人的には文句はありません。

・キャンペーンモード
民間人が宇宙人に立ち向かい傷つき喪いながらも敵拠点を叩くというアメリカンの王道的なストーリーです。据え置きハードのソフトではトロフィーなどの関係もあり始めから最高難易度でプレイしていましたが、事前情報から難易度関連のトロフィーがないとの事だったので最低難易度でプレイしました。しかしボス等が非常に強力であり、FPS好きにとっても手ごたえのある作品だと思いました。高難易度でプレイする前に売却してしまったのでそこらへんは他の方のレビューで補完してください。

・トロフィー関連
最低難易度で一通りプレイし、データを引き継いでナイフキル（ハンマー）やボンベ撃ちなどを気を付けてやればキャンペーン関連のトロフィーは取得可能。
マルチ関連のトロフィーは１ラウンドプレイするだけ。回線次第である意味最も高難易度のトロフィーになります。少なくとも自分にはゴールド相応の価値や苦労があると思います。

・評価外コメント
ナイフ（ハンマー）やグレネードなどの操作を画面タッチで行うことで少ないボタン数に対応しているので操作性は据え置きに比べるとよろしくありません（ダッシュは下キーか裏面フリック）。しかしこれに関しては無料の体験版で事前に把握できていたことなので評価の対象とはしません（無料体験版が何のためにあるかレビュアーには考えてもらいたいものです）。

・所感
マルチに何を求めるか、ボタン数等のハードの仕様にどれだけ寛容になれるかで評価が大きく変わる作品です。
前述の通り私はマルチは据え置きでやるものであり、わざわざ携帯機でやるものではないという認識を持っていたため、マルチ１ラウンドでゴールドがもらえた時には嬉しい誤算でした。画質に関してはテイルズ、ガンダム等のソフトを通しハードのスペックをある程度把握していました。操作性も体験版で確認していたのであまりストレスは感じませんでした（アーマード・コアシリーズをプレイすると操作性への批判が子供のわがままだと感じるようになります）。
据え置きと比べたときの「携帯機」という上から目線の認識さえあれば容易に取得できるトロフィーと相まって悪くない普通のゲームという認識に収まるでしょう。