イース セルセタの樹海
中央値: 77 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 14.56 (難易度) 2.00 mk2レビュー数 26ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 5pt | 2pt |
66pt
GOOD!
●快適性
この点に関しては文句なく満点をつけられると思います。
読み込みの時間はロードやマップ切り替えで1?2秒かかるかどうかで、装備切り替え、メンバー編成、アイテム使用その他、ほとんど読み込みなしで操作できます。「Now loading...」を見る回数が少ないので全くストレスなく遊べました。
移動速度も秀逸です。アドルを初めて操作したときは動きかたが俊敏すぎて「こいつ……忍者か!」とびっくりしました。セルセタを始めて5分はデュレンの後を追う使命を放棄し、ただひたすらにアドルを宿屋で振り回して遊んでいました。そこで確信しました。あやつは忍者です。ジャンプの仕方がいかにも忍者です。
他にも、序盤は転位(ワープ)が所定の位置からしか行えず自分の足で移動しなければならなかったのですが、ちょうど面倒くさくなってきた中盤でどこからでも転位できるアイテムが手に入ったのは◎。他にも足がもっと速くなる魔法具や、敵から絡まれなくなる魔法具が手に入るので非常に快適。
●戦闘
ARPGの肩書きを背負っているだけあって、戦闘はものすごく楽しいです。オープンワールドではなくそこそこの一本道ですがあまり気になりませんでした。シームレス制は大好きです。一緒に旅をする仲間が6人、実際に戦闘をするメンバーが3人。残り3人は言わずもがな控え。斬撃、打撃、射撃と剣、槌、槍を組み合わせた全員攻撃型です。ヒーラーやサポ専はいません(この部分に関しては不満点がいくつかあるので後程BADに記載します)。
さて、特筆すべきはフラッシュガードとフラッシュムーブでしょう! 敵の攻撃のタイミングに合わせてガードorスウェーをするアクションですが、これ、セルセタをプレイした方にはきっとご理解いただけると思いますが、上手に成功させたときのエフェクトがめちゃくちゃかっこいい! シャキキーンってなってスローになって……残念ながら文字では言い表せないので、ぜひ実際にプレイして爽快感を味わっていただきたいです。所謂「俺TUEEEEEE!!」感満載です。しかもボス戦だと大きなチャンスに繋がるので重要だけれど、ボタン操作間違えてHPゴリゴリ削られて涙目になったのは今となっては良い思い出。それでも狙いたくなるのがフラッシュガード&ムーブ!
敵の強さも絶妙です。特にボス戦においては絶望的に強いわけではないけれど瞬殺できるほど弱くもなく、ちょうど良いバランスをとれている印象を受けました。
BAD/REQUEST
●ストーリー
簡単に言ってしまえば「記憶を無くした主人公が仲間とともに世界を救う」王道中の王道です。話の本筋は悪くはないのでしょうが……、気になることがちらほら。ネタバレになるので微に入り細に穿った説明は避けますが「こいつ何で大事なこと言わずに人のせいにしちゃってんの?」とか「こいつこんな器用に無駄なウソつける奴なの?」とか、ストーリーだったり主人公の記憶喪失だったりの辻褄合わせに無理やりこじつけた感のあるセリフには辟易してしまいました。ちなみに2週目以降、話が分かっているのでその違和感みたいなものが顕著になって、途中でプレイを断念しました。
●キャラクター
もう少し掘り下げがあっても良かったのではないかと。一応としてそれぞれに仲間となった経緯があるのですが、ふとした瞬間に「あれ、なんでこいつら付いてきたんだっけ?」と不思議に思ったことが何度かありました。特にオズマ、お前村離れちゃダメじゃん。ほんでもってカンリリカが仲間になってリーザが仲間にならない理由はなに? 本編で語らないならせめて『テイルズオブ』シリーズのスキットみたいなシステムつけたらいいのにと思います。
パーティキャラでさえ何で居るかも分からないままクリアしてしまったけれど、ニナと『ゼノブレイド』の機神兵みたいなやつは完全に生殺し。どちらも愛着の持てそうなキャラだっただけにつくるだけつくってうっちゃるのは感心しません。
●魔法職はなぜ存在しないのか
戦闘に関してです。これに関してはしようがないのかなあと思いつつ、前述したように剣、槌、槍の近距離の物理攻撃ばかりなので、遠距離職が好きな私としてはとても残念です。黒魔法どころかヒーラーやサポ専もいないので、そういうのが好きな人は悪しからずといったところでしょうか。逆に考えれば近距離好きな人にとってはGOODポイントですね。
●ボリューム不足
この作品1番の欠点だと思うのですが、1周目ノーマルプレイで33時間、トロフィーコンプ率72%でした。サブクエストや地図作成、素材採取、宝箱、樹海の主討伐などやり込み要素で東奔西走して、しかも放置を含めてたったの33時間なので、本編は20時間も満たないと思われます。この調子だとおそらくトロフィーコンプしても100時間いかないでしょうね。中古で4000円ほどで購入しましたが、プレイ時間を考えると3000円以下のゲームかと。
COMMENT
イースシリーズ初プレイ。
近距離の戦闘好きで、ストーリーの良し悪しが気にならないのであれば迷わず買いです。パッチを当てたので深刻なバグには遭遇しませんでしたが、セーブデータをロードしたら一気に20万gord減る変なバグに遭いました。……よくよく考えればやっぱり深刻なバグですね。
ちなみにほぼボイス無しです。
最後に。『セルセタの樹海』は決してハズレではありませんでしたが、可もなく不可もなく毒にも薬にもならない安牌作品でした。ソフト選びで迷っている方の参考になれば幸いです。
Amazonレビュー
レビュー者: イランイラン レビュー日: 2017-06-09このセルセタの樹海もよくできています。疾走感もありストーリーもしっかり練られていてよかったです。ただ個人的にはキャラクターの印象が薄いです。無理にフリーダやオズマ、カンリリカを入れずともよかったような。それと音楽があまりイースらしくないものが多かったように感じます。リメイク前からそのまま持ってきた樹海のBGMやボス戦はイースらしかったですが、基本的には本当にBGMという感じでいつものイースらしくついつい口ずさんでしまう、という音楽は少なかったように思います。シナリオについても私はスーファミの時のシナリオの方が好きだったかな、と。なので星は4つです。
ケフィンのリメイクも期待して待っています。
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GOOD!
快適さ5
セーブ・ロードが早く、戦闘中のアイテム使用もタッチパネルでさっとアクセスできるので快適です。回避のテンポも小気味良く、キャラチェンジもサクサクで処理落ち等もありません。
また、7と比較して、スキル発動ゲージを溜めるのにチャージボタンが必要なくなって、自動チャージになった点も快適さの上昇につながっています。
音楽
オープニング曲の冒頭で、一瞬過去の作品と同じ思わせておいて新曲が流れるという作りがgoodです。PCE版とはフィールド構成が違うのですが、同じ場面で同じ曲ではないため、新しいフィードに入る度に新鮮でした。
しかし、まさか最初のボス戦で「いきなりあの曲か!」と仰天させられました。
満足度5点
PS2のリメイクは全く受け付けられず、すぐに放置しましたが、今作はまるで別モノに仕上がっています。ストーリーも恐らく歴代最大のボリュームで、樹海踏破のマップを埋めながら、「まだ、先があるのか」の繰り返しで何度も止め時を逸しました。セルレイを眼下に望む高台はセルセタ屈指の絶景です。
太陽の神殿や、雷雨の聖域など、過去の作品にも出てきたフィールドが(PCE版に比べて)かなりのレベルのグラフィックで再現されていることと、そこを縦横無尽に駆け回れること昔からのファンとしては感涙ものです。
音楽
サントラも買いました。「黒き翼」「The Foliage Ocean in CELCETA」が最高です。
BAD/REQUEST
Ys7の時にも同じことを書きましたが、「アドル単騎モード」が欲しいです。昔からのファンとしてはやっぱり一人旅がしたいです。2週目からでも良いので、チェンジボタンを斬・打・射の武器切り替えに当てれば可能かと思われます。
グルーダ・ガディス・バミーの影がとても薄くなっています。もっとストーリーに関わってきて欲しかったです。また、ガディス戦では例の「ブッ○してやるぅ?」の連呼を期待していたのですが…残念!
3Dモデルはもうちょっと頑張って欲しかったのと、2Dイラストは好みに合いませんでした。
レオ団長の見せ場が…PCE版では格好いい所もありましたが、今作はいまいちです。「雷鳴のレオ」という二つ名で呼ばれる所以を見せ付ける場面が欲しかったです。
音楽は、Ysクロニクルのアレンジの様にもっと大胆にしても良かったのではないかと思います。
COMMENT
初回プレイhard・30時間でクリア。歴代シリーズはPCEの1・2・3・4、PCのエターナル、6、フェルガナ、オリジン、PSPの7をプレイ済みです。
vitaの青が欲しかったので、ソフトだけ先に買っておき、vita青の発売日からプレイを開始しましたので、この時期の投稿になりました。