英雄伝説 零の軌跡 Evolution
中央値: 77 Amazon点数: 3.0
スコアーボード
標準偏差 16.72 (難易度) 2.00 mk2レビュー数 18ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt |
77pt
GOOD!
<オリジナリティ>
コマンド型RPGでありながらSクラフトなどによりリアルタイムで変化する行動順+ボーナスに戦術の広がりを感じます。軌跡シリーズとしてはおなじみのこのシステムですが、慣れるまでとまどいつつ、慣れてからはどう戦うかのアレンジに悩めるのでオリジナリティの面ではそこを評価。
ストーリーも、近代化の急速に進んだ町の陰の部分に焦点を当て、リアリティを頑張っているように感じたものの、主人公たちの活躍と言う「物語」の域を出ないと思ったので、トータルした結果4点。
<グラフィックス>
PSVitaの性能をよく活かしてあると思いました。ただ、月の僧院の一部ミニマップや、フィールドの風景などに、PSPのときの名残(?)のような荒さを感じたので4点。
<サウンド>
これは文句無し。PSPと比べてもアレンジ等で新しく楽しめるようになっている。人によってPSP版とPSV版のどちらが好きかは変わると思うが、自分はどちらも好きでした。フィールド曲、戦闘曲、イベント時の曲、どれもこれもプレイを盛り上げるのに一役買っていました。5点
<熱中度>
NPCを含めたキャラクターたちとの会話がその都度変わるのは、やり込み要素としては評価できます。サブクエストの数やボリュームも結構あるので、コンプリートしようとしたら時間が膨大にかかるのは間違いないので、それは熱中につながるかもしれません。
ただし、ストーリーの構成上はサブクエストの必要性を感じなかったり、特務支援課らしさがあまり出ていなかったりと、頭に?が浮かぶことは多数。その辺ですこし減点して、3点としました。
<快適さ>
一時期、バグによるフリーズが頻発していたもののアップデートによってフリーズは皆無に。システム面は空の軌跡までと大枠で同じものの、クオーツセットによる使用アーツ一覧が見やすくなっていたり、バスなどの移動手段が出来たことによる、町⇄町のジャンプが容易になったり、+で評価できる点が多々あったため、4点。
BAD/REQUEST
<ギルドと特務支援課>
作中、ここが何度もテーマになっているにもかかわらず、サブクエストでやる仕事は大半がギルドの方がすぐ片付くようなもの。街道の手配魔獣も、ブレイサーに任せればいいのではと思ったことが沢山。信用底辺である警察の一機関と、能力値の高いブレイサー擁するギルドのどちらに依頼をしにいくか考えれば支援課に来ない、というサブクエストは沢山あります。折角、メインシナリオで特務支援課らしさが徐々に出てきているのだから、クエストもそれに則したものになっていたら良かったです。
<前作までのプレイほぼ必須>
他の人のレビューにもありますが、前作までの「空の軌跡」シリーズはほぼプレイ必須です。でないと、例えばレンにまつわるエピソードは「???」となります。ワイスマンって誰?となります。
COMMENT
軌跡シリーズは空3つはプレイ済。最近空の軌跡シリーズを攻略したため、続編である零のPSV版が出ると聞いて即買いました。ただ、当初はフリーズ続出でプレイどころではなかったため、パッチを待ちましたが。
総評として、購入に対しては相当満足しています。本筋が面白いのはともかく、サブシナリオに作り手のこれでもか、という熱意を感じました。BADの所に書いた通り、ギルドと特務支援課の役割分担はまだ課題かもしれませんが、それでも9割型は満足して楽しめました。
続編「碧の軌跡」のPSVの移植が楽しみですね笑
Amazonレビュー
レビュー者: SHIIN レビュー日: 2014-02-07大画面でゆっくりプレイしたいなぁという願いが叶いました。
個人的には零と碧が軌跡シリーズで一番好きで、メインストーリーのフルボイス化の恩恵がすごいある作品だと思っていました。
ロード時間も少なく、テンポもよいのでRPGが好きな方であれば普通に楽しめると思います。
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GOOD!
・豪華なフルボイスに
PSP版と違い、主要のストーリーに沿うところはフルボイスになりました。これにより、より一層キャラの魅力が引き出され、演出にも磨きがかかりました。
やはり声があるのとないのとでは、臨場感が違います。
リメイクされるにあたり、本作の売りとなる部分ですが、良い部分がかなり大きいのですが、
気になった部分もあります。これは後述します。
・よく練られたストーリー
章が進んでいくほど、より緊迫感が増していき、スケールも大きくなっていきます。
伏線も多く、プレイしていて先が気になるストーリーです。王道RPGと謳っているだけはあります。やはりRPGのストーリーは、先が気になって寝る間も惜しんでプレイする、ぐらいの魅力がなくてはなりません。
前作、空の軌跡3部作から内容は繋がっているので、こちらをプレイしておくと、より一層味わい深いものになります。ですが、前作をプレイしていなくても十分楽しめるレベルでしょう。空の軌跡3部作も素晴らしく出来が良い作品なので、この作品をプレイして気になった方は、そちらにも手を出してみると良いかもしれません。前作を遊んで、良い印象をもたれている方には、本作も間違いなくお勧めできるでしょう。
・演出を盛り上げる熱いBGM
PSP版から、アレンジが総リファインされていますが、元の曲が良いものばかりなので、本作のBGMも秀逸なものが多いです。特にバトルのBGMは、盛り上がるものが多く、プレイしていてテンションが上がりますね。
PSP版とのアレンジの違いですが、こちらについては、どう感じるかは個人の好みによるところでしょう。個人的には、良くなったと感じるものもあれば、前の方が良かったと思うものもありました。
BAD/REQUEST
・フルボイスになったことによる、いくつかの弊害
主要メンバーは、フルボイスになったことでより一層愛着の湧く、魅力のあるものになりましたが、一部サブキャラやモブキャラにおいて、どう考えても演技力不足の声がついてしまったキャラが、多く見受けられました。
素人のような演技も、少しぐらいなら笑って見逃せるのですが、目につく部分があまりに多すぎました。製作費などの部分で難しいところでもあるのかもしれませんが、思い入れのある作品でしたので、キッチリと細部までこだわってほしかったです。
あとは、セリフの音量差が激しい部分があり、音量が小さいところはBGMに埋もれて聞こえないところもありました。せっかくのフルボイスなのに、台無しです。
イヤホンをつけてプレイされれば、問題なくなる部分ではありますが‥。
・進行を妨げるバグの存在
現時点で公式発表があり、パッチは出るものと思われますが、さすがに黙って見過ごせるレベルでは無いので書かせていただきました。
私の場合、すべて戦闘直前、戦闘中に起こりましたが、クリアするまでに軽く30回以上はフリーズしました。苦痛以外の何物でもないです。ファームウェアにより、まったく症状が出ない方もいらっしゃるみたいですが、FW1,80以上のVITAでは多くのフリーズ報告があるそうです。パッチを当てないと話になりません。現時点で、問題は解消されていないので、快適さは1ポイントをつけました。パッチで解消されればロードなどはすこぶる快適なレベルです。
<追記>
2012年11月16日にバグの修正パッチが配布されました。
これにより、VITAをインターネットにつなげられる環境があるユーザーの方には、おススメできるソフトになったと言えるでしょう。
COMMENT
総評としては、元の作品が良くできた作品ですので、PSVITAで質の高いRPGを探している方にはおススメできるでしょう。
ただし、パッチでバグが解消されていることが大前提です。
本作はPSP版のリメイクとも呼べる作品ですが、もともとのPSP版が高クオリティの作品でしたので、一度もプレイしたことのない方は、PSP版のレビューも合わせてご覧頂くと、より情報が集められるかと思います。
フルボイスになったことにより、より一層、深みの増した作品になったと思います。
ゲームバランス等はPSP版と全く変わっていませんが、やりこみ要素もあるので、熱中できるRPGだとおもいます。
PSVITAの機能を活かしたミニゲームが追加されましたが、ストーリーを進行する上では、全く関わってこないです。これには、賛否両論あるでしょうが、プレイすることのないまま終わる可能性もあるので、少しもったいないかもしれません。
ストーリー的には「碧の軌跡」という続きの作品がありますので、クリアすると、先が気になって生殺し状態になるかもしれません。
現時点では、VITAでは続編製作の発表は出ていませんので、PSP版をプレイされるのをおススメします。本作をやった後だと、フルボイスでは無いので物足りなくなるかもしれませんが‥。