STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)
中央値: 87 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
89pt
GOOD!
○ストーリー
いわゆるタイムトラベル物。
序盤はタイムトラベル理論の解説や主人公と主要キャラクター達の紹介、中盤はタイムマシン（？）を使った実験やメカニズムの考察、そして終盤から物語が大きく動きます。
今作は過去改変という行為の責任、それによって生まれた残酷な結果に対する苦悩といったタイムトラベルの暗黒面をしっかりと描写しており、主人公の葛藤や苦悩が痛々しいほど伝わってきます。それらを乗り越えてエンディングに到達した時の感動は中々言い表せません。
また、伏線の張り方が秀逸で序盤の小さな出来事から面白会話の中のちょっとした事など予想もしていなかった事が伏線になっていて驚かされました。
○キャラクター
主人公を始めとして皆かなり強烈な個性を持ってますが、キャラ同士の掛け合いの楽しさやしっかりとした内面の描写もあり最後にはなぜかみんな好きなキャラになっていました。
以前何かのレビューでキャラの個性が強すぎると嫌気が差すみたいなことを書いたんですが、個性をどう活かすかの方が問題なんだと思いました。
○ＴＩＰＳ
小難しい理論やゲーム内の固有名詞、果てはネットスラングまで説明してくれる。
●快適さ
ロードを感じる事はなく、既読スキップやバックログといった標準的な機能は標準装備。あと、クイックセーブは便利。
BAD/REQUEST
○主人公の第一印象
開始１時間の時点での主人公に対する印象は「現実逃避して厨二妄想垂れ流しの落ちこぼれ大学生」と言った所でしょうか。１周目をクリアする頃にはかなり印象も変わりましたが、もう少し好感を持てる要素があっても良かったのではないでしょうか。
○フォーントリガー
メールを見た後電話をしまうまでに×ボタンを５回くらい押さないといけなかったり、返信するメールの内容が確認できない上にキャンセル不可だったりと不親切な部分が気になる。
○真エンディングへの到達が困難
メールの返信や電話の発着信がルート分岐の鍵になっているのだが、ヒントなどは一切無いため完全に総当りになる。その上前の周回でとった行動も一切記録されていないため自力攻略をするならメモは必須。おとなしく攻略サイトを見たほうがいい。
○シナリオフローチャートがない
真ＥＮＤに到達するのが困難な理由の一つ。せめて分岐点だけでも分かれば攻略しやすくなるのですがそれすらも許さない。
また一度見たルートであっても最初からスキップ無しで見ようと思ったら攻略サイトを見ながらやるしかない。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
プラチナ獲得に要した時間は３０時間ほどです。攻略サイトを見ながら全てスキップして進めれば５時間以内にコンプできると思いますが、トロフィーブーストゲームで終わらせるには勿体無いので出来れば最後までプレイしてほしいですね。
◆総評・感想など◆
ＰＳ＋のフリープレイで配信されていたので遊んでみました。
元々友人から勧められていたのですが中古が全く値下がりしない事と、ノベルゲーをあまりプレイする事がないという理由でスルーしてました。
結果的に無料で遊べた上にゲーム自体も面白くて大満足です。今度アニメの方も見てみようと思います。
最後に紅莉栖ちゃんマジ天使。
Amazonレビュー
レビュー者： Amazon カスタマー レビュー日： 2016-01-12音声は半分ぐらい飛ばした結果、トロフィーコンプでも30時間を切っています。スキップ機能があるので、一度は攻略ページを見ずにプレイし、その後で攻略ページを見ながらCG等を集め、最終EDを見る方法をオススメします。
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GOOD!
ストーリー
タイムトラベル物は数多く描かれてきましたが、その中でも群を抜く面白さでした。終盤の盛り上がり、伏線回収、締め方に関しては見事と言うほかありません。私は中盤からエンディングまで一気にプレイしてしまいました。紛れもない名作、傑作だと言われるのも納得できます。
キャラクター
皆、とても個性的で我が強いです。が、そうで無くてはこのストーリーの中では埋もれてしまったでしょう。最後にはこのキャラ達で良かったと思えました。
演出
話の展開の仕方は海外ドラマを参考にしていると聞きましたが見事にはまっています。物語への没入感がとても高まり、続きが気になって止めどきが見つからないなんてことが何度もありました。音楽もしっかりとその手助けになっていました。声優さん達の演技にも引き込まれ、鳥肌が立つ部分もありました。
システム
独自性という部分では携帯を自分の意思で扱えるという以外は他のゲームと大差はありませんが、この携帯が非常に、この世界で生きている感覚、を出してくれました。特にキャラへの感情移入を助けていたと思います。
その他
熱中度、満足度に関しては言うことなしです。先に書いた通り止めどきが見つからないし、概ね操作に不快感も無く一気にプレイ出来ました。
BAD/REQUEST
ストーリー
中盤以降の展開は言うことありませんが、序盤は、多くの伏線を張るからということもあるのですが、少しダレるかもしれません。特に主人公の喋り方や多くの専門用語やスラング、これに慣れるまではちょっとやりにくいなと感じるでしょう。ただしそれさえ乗り切れば、後はGOODで書いた通りです。
キャラクター
GOODで書いた通りかなり個性的です。合わない人はいるでしょう。
快適性
操作に慣れるまでに何度か誤ってスキップしてしまったことがありました。後は携帯を使わなければならないサインがあるのですがそれがちょっと分かりにくいと感じました。
COMMENT
この手のゲームはあまりプレイ数が多くありませんから他作品と比較するのでは無く、単純に感じたことを書かせていただきました。一言で言えば最高です笑。Badで書いたことはほぼ不満では無く、なんとか探して書いた程度のことです。快適性のこと以外は、これが無ければここまでの感動は無かったと言える、大事な要素です。
評判を聞いて購入を決意しましたが期待以上でした。しかしこれ以上作品でないともうここまでの感動は得られないと思うともう少し後にプレイしても良かったかなとも思いました。
最後に、私はここまではまりましたが、もちろんそうでない人もいるでしょう。しかし買って損をしたとは思わないはずです。是非ご自分でプレイしてみて下さい。