プロ野球スピリッツ2013
中央値: 60 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt |
57pt
GOOD!
○グラフィックス
前作よりもより鮮明に、細かい表現がされています。
陰影の付け方などが強化されているため、前作のようなデイゲームだと球筋が見難い球場がある、という事がありません。
○熱中度
マネジメントなどのバリエーションや、データ配信・選手能力の更新などもあり、１年通して遊べると思います。
○バッティング
恐ろしく飛ばなかった前作の球が改善されています。
特にミート打ちが難しかったのが、良いバランスに修正されています。
フォロースルーが豊富に用意されているので、爽快感もあります。
前作まであった不自然な打球もなくなり、総じてバッティングは楽しく遊べると思います。
○ピッチング
ブレポイントは賛否あるところだと思いますが、思い通りにコーナーにピンポイントで決める事なんてそうそうできる事ではない、と思っていたので、これくらいの難しさで丁度良いと思いますし、この導入によって、考えて投げるという楽しみも大きくなったと思います。
細かいところを言えば、球種によって握りや球の回転が変わるのが好印象でした。
○スピリッツ
前作と変わりはありませんが、余計な事をされるよりは、よっぽど良いかと。
○リプレイ
スロー効果を使っていたり、見逃し三振もリプレイできるようになっていたり、ようやくちゃんと作ってくれたか、という感じです。
○実況・解説
新しい実況なので新鮮味がある。
解説は２人（小宮山・仁志）に減りましたが、その分、内容のあるコメントが多いので、改善と言えると思います。
BAD/REQUEST
●フィールディング
過去の作品で遊んだ事のある人なら、ほとんどの人が不満に思うでしょう。
・走り出す１歩目が遅い
・無駄な動きが多い（特にセカンド）
・クッションボールを呆然と待って、球の動きが止まってからようやく捕球に行く
・ダイビングの出が遅く、距離が短い、速度も遅い
・送球速度が全体的に遅い
これらの影響で、ゲッツーが取れない、三塁打が出やすい、内野安打が異常に多い、バントシフトの意味がない・・・など、守備の爽快感がまるでありません。
確かに前作は鬼のような打球反応でしたが、ここまでもっさりされると、バランスもクソもあったモンじゃありません。
過去の作品で何度か失敗しているところなのに、前作でマシになったと思ったらまた同じ失敗を繰り返しています。
●ピッチング
テンポよく投げようとすると、投球動作が整っていないという判定なのか、投球ポイントの表示がなかなか出てきません（特にセットポジションからの投球）。
全くもって理解できないシステムです。個人的には、これが最もイライラします。
ブレポイントを導入したのなら、それに関する特殊能力も新しく考えて欲しかったところです。
パワプロでいう「低め○」や「奪三振」みたいな物があっても良かったんじゃないかと思います。
●マネジメント
内容は難しすぎず、退屈すぎない。新しい試みとしては好感が持てます。
要は単純に「５年は短いだろう」って事です。
１０年にするか、せめて２回目からデータの引継ぎができる、とかして欲しかったですね。
●選手の動き
走っているフォームが、まるでスプリンターのように姿勢良く走ります。
魔界村のアーサーのように、バタバタと走る姿は、どうにも滑稽です。
開発魂には「ダイナミックにしたい」とありましたが、どう見てもそうは思えません。
●サウンド
打った瞬間に「ファールです」とか、いわゆる神実況ではありませんが、ポールギリギリのきわどい打球に対し、球場内のファールを警戒するように知らせる笛が神になってしまっています。
思わぬ伏兵に楽しみを奪われてしまっています。細かいトコですが何とかしてほしいですね。
COMMENT
これまた恒例の事ですが、改善と改悪が極端です。
もうわざとやってるとしか思えません。
１番の改悪は、やっぱり守備の動きですね。
送球を間に合わせる気が全くありませんし、素直に捕球すれば良いものを、わざわざつんのめって捕球するから送球が遅れる・・・とてもプロの動きとは思えません。
「やっとシッカリ作ってくれたか」と思う所もあれば
「何故同じ失敗を繰り返す・・・」と思う所も多分にあります。
もうスピリッツはこのままで良いので、基本的なバランスと、マネジメントのような新しいコンテンツを作るなら、ユーザーの望んでいる事をシッカリ考えて欲しいトコです。
一言でまとめると
「詰めが甘すぎる！」と言ったところです。
Amazonレビュー
レビュー者： 鳥居勝志 レビュー日： 2014-11-23アクセスランキング
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GOOD!
選手の顔や投球モーションなど、シミュレート率が高い。
監督の選手を激励する動きや選手が三振や失点の際にくやしがったりする等、
とにかく芸が細かい。
マネジメントモードが搭載されてゲームの幅が広がった。
もっと作りこんであればなお良かった。
BAD/REQUEST
以下はグランプリモードのみのレビューです。
監督モードは理不尽。こちらは打力がＳやミートがＳでもまるでヒットが出ないのに、
相手チームは下のゲージに関係なくバカスカ打つ。☆の数が低い、明らかに格下でも関係ない。
打力Ａ以上の選手が出てきた場合、どのコマンドを選択しようとも、高い確率で本塁打される。
（なるべく調子が良く、スタミナが減っていない投手に替えないとダメ）
プロスピグランプリ以降から特にそれが顕著になる。監督モードで全大会を制覇するのは至難の業。
この辺り、２０１２年版とは違い、明らかに仕様を変えてきていると思う。
「ここは勝負だ！」やコーチコマンドは相手も使ってくるので、
こういう理不尽さがあると不公平さがあり、やる気を損なう。
先述のプロスピグランプリにバグがあった。
３戦目の相手の☆合計は２６００程度なのに、４戦目では☆２０００となった。
武田勝（☆８３）→外国人投手（☆５４）→星野大地（☆２１）と段々とピッチャーが劣化していった。
当然、３戦目より楽に勝ててしまった。致命的なバグと言える。
以下はゲーム全般。
実況で、これは抜けそう→アウトなど、シーンに合わないことが多い。
野手がエラーした時にその野手がフリーズというケースも結構遭遇した。
COMMENT
プレイ時間は５０時間程度だと思いますが、そこそこは楽しめました。
せっかく実況を一新させたのに劣化された部分が多々見受けられます。
バグも多く、残念なデキだと思います。
処理落ちがひどいことが多いのも大きなマイナス。雨が降った時はかなり気になります。