フォトカノ Kiss
中央値: 68 Amazon点数: 4.6
スコアーボード
標準偏差 4.12 (難易度) 1.60 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 3pt | 3pt | 5pt | 3pt | 2pt |
75pt
GOOD!
キャラクターそれぞれに個性があり、どのキャラクターも魅力的です。
その上、サブキャラクター達も非常にいい味を出しています。
グラフィックはとても綺麗だと思います。
写真を撮るゲームなので、とても満足しています。
H(写真部)ルートは、楽しく恋愛をしていき、
L(フォト部)ルートは、ヒロインや主人公の問題や課題について深く掘り下げていきます。
キャラクターそれぞれにしっかりとストーリーがあるので、どちらも面白いです。
なお、この部分についてコメントに補足してあります。
恋愛レベルアップイベントや、バイオリズム会話に至るまで、
それまでこなしてきたフリーイベントの内容が会話に反映されます。
会話スキップしても未読部分で止まるため、2周目以降でもこんな会話あったのか!と驚かされることがあります。
個人的に嬉しかったのは、撮影方法の追加です。
ファインダーモードのみだったPSP版から、3種類に増えました。
プレイし始めの頃はファインダーモードでしたが、
今ではジャイロモードばかり使っています。リアリティがあり、かなり気に入っています。
システム面では、写真をバックグラウンドで保存するので、ためらいなく選べるようになったのが嬉しいです。
うさパワーが最初からガンガン使えるところもよかったです。
BAD/REQUEST
まずは、バグについてです。
特に私が気になったのは、成田と内田がフリーフォトセッションに登場しないことです。
5/8に公式よりバグと発表がありました。
流石にこのバグを見逃すのはどうかと・・・
システムが複雑化しているとは言え、これについてはチェックが甘いと言わざるを得ません。
登場するかどうかすらも確認していないのですから。
私は発生していませんが、進行に影響を与えるバグもあるので、
公式ホームページをチェックすることをお勧めします。
次にラブラブデイズについてです。
これはフォト部を選ぼうが写真部を選ぼうが、ヒロインのストーリーにほぼ影響を与えません。
違いは、本編のストーリーに絡めた部分がイベントにつき2?3行くらいあることぐらいでしょうか。
本編でルートをせっかく分けたのにもったいないです。
本編で結ばれたからラブラブデイズはどっちの部でも一緒でしょ、みたいな感じになっています。
ラブラブデイズで部活を変えるのは、サブキャラクターのイベントを集めるためと割り切ってください。
しかも、ストーリーはどのキャラクターも流れが大して変わりません。
期間が1週間と短いせいでしょうか?
本編の流れを汲んではいますが、メインストーリーほどキャラクター間の差別化はできていません。
ストーリーはおまけで、あくまでラブラブ&写真撮影がメインならばありなのでしょうが、私は肩透かしをくらいました。
BADほどではありませんが、
イベント回収をしようと思ったらメッセージスキップでは足りないので、
イベントスキップが欲しい!とも思います。
しかし、今まで撮ったことのない場所での写真撮影や下校デートをしながら
少しずつやろうと考えると、そこまででもないかなと思います。
COMMENT
PSP版プレイ済み。
本編、ラブラブデイズ共にL/Hストーリークリア済みです。
BAD項目を長々と書きましたが、評価はGOOD項目が上回っています。
GOODにも書きましたが、フォト部ルートは深く掘り下げているため、
先にプレイしてしまうと、写真部ルートがとんとん拍子すぎて
面白みがかなり薄れると思います。
写真部ルートはキャラクター、ストーリー共にフォト部ルートにない楽しさがあるので、
写真部ルート→フォト部ルートをお勧めします。
PSP版がグレードアップして帰ってきた!と言うのが全体の印象です。
DLCもあるので、まだまだ楽しめそうです。
Amazonレビュー
レビュー者: Yutatti レビュー日: 2017-05-04キャラクターも可愛いですし、ストーリーのボリュームもあり楽しめました。
このゲームをやるのCanonの一眼レフで写真を撮りたくなります!
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GOOD!
【キャラクター】
ギャルゲーですのでここは肝要です。
仕草と表情が豊かで声の演技もよくどのキャラクターも可愛らしい。
水着や髪が水に浸かって濡れる前と後で表現が違ったりと拘りを感じる。
程よく揺れる胸も眼福(※揺れない方もいらっしゃいます)。
写真部ルートに現れる男性キャラ達も個性的、かつ煩さ過ぎずグッド。
【カメラ(撮影)】
ヒロイン達はとても可愛く綺麗です。
そんなキャラクターを時間を気にせず撮影出来るのはいいですね。
特にジャイロモードは実際に撮影している気分になれ没入感を高めてくれます。
DLCを使用しなくても使える衣装がそこそこあり飽きが来にくい。
【ストーリー】
フォト部(割と真面目)か写真部(ラブコメ)によって大きく2ルートに分かれます。
メインとなる各ストーリー自体には目新しさはあまりないのですが、イベントや
遭遇時にした会話がそのまま次の会話に繋がっているのが驚きました。
連続している時間の中で関係を深めている感があるのがいいですね。
イベントに頼らない、時間を共有することで深まる自然な関係にグっときました。
【システム】
PSP版で酷評だった写真のセーブがバックグラウンドで処理されるようになり、
ストレスを感じることなく写真を撮ることが出来ます。
「バイオリズムマッチング会話」というシステムによって、会話選択自体が
ちょっとしたミニゲームとなっておりダレずに会話を楽しめる。
BAD/REQUEST
【キャラクター】
いわゆる「乳袋」ですか。どうにも個人的にコレがダメなんです。
胸元が開きすぎな制服やスク水もちょっと狙い過ぎな感がして引きました。
「エロスとはそういうことではない!」と九堂部長なら言うんじゃないかなと。
【カメラ(撮影)】
実原(カメラに詳しいフォト部後輩)の話を聞いていても、デジイチってもっと
色んなことが出来るのでは?と思ったのですが使える機能が割と少ないです。
カメラをコンデジとデジイチの二種類にして、デジイチの方はもっと凝った撮影が
出来るとよかったのですが。
【ストーリー】
ラブラブデイズでルートを二つに分ける意味がほとんどない。
それぞれに異なる部活ミッションがあるが、部活ミッション攻略の報酬は一人の
キャラで終えれば全キャラ分が開放されるのでキャラ別にやる必要はない。
一人のキャラで両ルートの報酬を取ればミッションをやる必要がなくなる。
部活ミッション以外の話の違いもごく僅か。
二つに分けるのならば本編のように独立して欲しかった。
【システム】
アルバムモードでどの写真がどこにあるかわかり辛い。
セーブデータの表記が実際の日時と簡略化されたキャラの好感度だけなので
ゲーム進行の内容がぱっと見でわかり辛い。
複数のセーブデータを作るジャンルだと思うんですよね、こういうゲームは。
セーブデータにコメントを入れられたら便利だったと思います。
後半になって好感度が上がるとバイオリズムマッチング会話でどのネタを拾っても
ぐーんとゲージが伸びるので緊張感がない。
キャラ毎に殆ど伸びないネタやイベントの前後で伸びが極端に変化するものなど、
もうちょっと変化が欲しかった。
【その他】
背景がたまに「えっ」って思うほど酷い時がある。
屋上花壇の花のポリゴン(?)とかPS1かよ!みたいな残念過ぎるのがまま、ある。
キャラが可愛くて綺麗なだけに背景にももっと頑張って欲しかった。
主人公の「ちょ、おまっ」が少し鼻に付く。
COMMENT
【DLC】
初回特典・店舗特典・ファミ通5/30号・PSストアでDLCが配信されています。
アニメ版のDVDとBRにも特典として付くようです。
PSストアの物は衣装以外に撮影場所も追加。
【総評】
写真を撮ることに主眼を置いていると思っていたので正直あまりストーリーには
期待していませんでしたが、いい意味で裏切られました。
VITAの美麗な画像で見る表情豊かなキャラクター達はそれだけで魅力的なのですが、
前述した会話の繋がりもストーリーの幅を広げるのに一役かっていて、物語としても
きちんとお話が楽しめるレベルと感じました。
ギャルゲーと言えばノベルタイプのものが主流となって久しいですが、カメラという
アイテムによりビジュアル面を能動的に楽しむことが出来る点、バイオリズムマッチング
会話による話題を選ぶこと自体の楽しさなど、「ゲーム」として十分に楽しいです。
イベントコンプを考えなければ難易度は高くなく、このジャンルが嫌いでなければ
あとはキャラクターの見た目が気に入れば楽しめる良作だと思います。
私自身は久しぶりにギャルゲーらしいギャルゲーとしてフォトカノkissを楽しんでいます。
【最後に】
効率的なプレイをしたい方でも出来れば1?2キャラに絞ってのプレイを推奨します。
DLCのデートイベントを消化するには好感度が6で週の木曜と金曜を使っての放課後
デートが必須なのですが、同時攻略人数が多いほどスケジュールがタイトになります。
プレイに慣れるまでは攻略対象を最大で二人に絞り好感度をレベル6まで上げ、最終日
までの日数に十分余裕のあるセーブデータを残しておくとその後のプレイが楽になると思います。
ご参考までに。