迷宮クロスブラッド インフィニティ
タイトル概要
中央値: 65 Amazon点数: 3.4
スコアーボード
ユーザーレビュー
505人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者： いち レビュー日： 2013-12-04
……最近、ぬるいRPGばかりしていたんだな。
ああ、こうだった。昔はこうだったよ！ と、久々RPGの楽しさに気付かせてくれた作品です。
開始直後は序盤にもいきなり強い敵が出てきて殺される状況に「パワーバランスがオカシイ」と投げ出しかけ、投げ打つ直前にハタと気付いたのです。ああ、昔はこうだったな。だからこっちもムキになって頑張ったっけな、と。
序盤だろうがナンだろうが、ナメて挑むとすぐ死んで、あっという間にゲームオーバー。戦略考えて職種選ばないと、ボスキャラどころか雑魚戦にまで苦戦。世界観の細かい説明や状況の細かい説明はナーンもナイが、能力の細かい説明や細かいカスタムとかはターンとある。前列と後列ってこういうものだったな、一応分けてある、とかじゃないんだな。前は盾で後ろは支援で、後ろからは遠距離武器じゃないと通常攻撃出来ないんだな。魔法じゃないと傷つけらんない敵がいる、ダンジョン内ではセーブ出来ない（セーブ専用アイテムはあるが、使い捨てである）、職種によって装備出来ない武器・防具がある（というかそればっかある）、中々レベルが上がらない（←これがぬるゲーとの最大の違いじゃないだろーか）、など、など、など……。
……と、古き良きゲームが好きだった方やTRPGの経験がある方、そして今のゲームはツマンナイよと思う方に、ぜひ再びゲーム機を手にして頂きたい。そしてコレをプレイして頂きたい。（その際はパーティーメンバーが一人少ないインフィニティモードでのプレイをオススメします） それ以外の人にも勿論オススメ。例えるなら、「セブンスドラゴン」のムッチャキツイ・マジバージョンみたいなゲームですよハイ。
惜しむらくは絵。メインキャラたちは元より、キャラメイクでのアバター絵の悪さときたら、こればかりは最近のぬるゲーの方が数倍やる気になるのによう、と涙ものです。この絵が、敷居を上げている要因な気がしてなりません。ブラッド（プレイヤー達が戦う為の力。ペルソナみたく別に出現しない、シンボル的なモノ）の絵はイイ（一部だが）のに、メインキャラやプレイヤーキャラがアレってどうなんだ。ホント、どうにかしてくれ。
とにかくビジュアルで取っつき難さ倍増だしグチャグチャスプラッタ系CG多いしハナシ重いし中々先に進めない（強さ的問題で）しと、ぬるゲーに慣れてる方にはとんでもなく敷居が高いシロモノですが、面白いです。久々ハマってます。手元に残しとくゲームの１本になりました。（大抵、攻略終えたら売るか人にあげるかしてしまうので）
来年続編が出るらしいですが、そっちはもっと絵をどうにかしてくれてるといいなあ。
ああ、こうだった。昔はこうだったよ！ と、久々RPGの楽しさに気付かせてくれた作品です。
開始直後は序盤にもいきなり強い敵が出てきて殺される状況に「パワーバランスがオカシイ」と投げ出しかけ、投げ打つ直前にハタと気付いたのです。ああ、昔はこうだったな。だからこっちもムキになって頑張ったっけな、と。
序盤だろうがナンだろうが、ナメて挑むとすぐ死んで、あっという間にゲームオーバー。戦略考えて職種選ばないと、ボスキャラどころか雑魚戦にまで苦戦。世界観の細かい説明や状況の細かい説明はナーンもナイが、能力の細かい説明や細かいカスタムとかはターンとある。前列と後列ってこういうものだったな、一応分けてある、とかじゃないんだな。前は盾で後ろは支援で、後ろからは遠距離武器じゃないと通常攻撃出来ないんだな。魔法じゃないと傷つけらんない敵がいる、ダンジョン内ではセーブ出来ない（セーブ専用アイテムはあるが、使い捨てである）、職種によって装備出来ない武器・防具がある（というかそればっかある）、中々レベルが上がらない（←これがぬるゲーとの最大の違いじゃないだろーか）、など、など、など……。
……と、古き良きゲームが好きだった方やTRPGの経験がある方、そして今のゲームはツマンナイよと思う方に、ぜひ再びゲーム機を手にして頂きたい。そしてコレをプレイして頂きたい。（その際はパーティーメンバーが一人少ないインフィニティモードでのプレイをオススメします） それ以外の人にも勿論オススメ。例えるなら、「セブンスドラゴン」のムッチャキツイ・マジバージョンみたいなゲームですよハイ。
惜しむらくは絵。メインキャラたちは元より、キャラメイクでのアバター絵の悪さときたら、こればかりは最近のぬるゲーの方が数倍やる気になるのによう、と涙ものです。この絵が、敷居を上げている要因な気がしてなりません。ブラッド（プレイヤー達が戦う為の力。ペルソナみたく別に出現しない、シンボル的なモノ）の絵はイイ（一部だが）のに、メインキャラやプレイヤーキャラがアレってどうなんだ。ホント、どうにかしてくれ。
とにかくビジュアルで取っつき難さ倍増だしグチャグチャスプラッタ系CG多いしハナシ重いし中々先に進めない（強さ的問題で）しと、ぬるゲーに慣れてる方にはとんでもなく敷居が高いシロモノですが、面白いです。久々ハマってます。手元に残しとくゲームの１本になりました。（大抵、攻略終えたら売るか人にあげるかしてしまうので）
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GOOD!
同社のジェネレーションエクス、デモンゲイズなどは未プレイでのレビューです。
■キャラメイク
顔のパーツを組み合わせて好みのアバターを作成できる３Ｄポリゴンでなく２Ｄの立ち絵でこの仕様は珍しいと思う。装備品のグラフィックもしっかり反映してくれるので、装備集めのモチベーションに繋がる。
ただし絵にかなりクセがあり（顔と体のバランスが悪かったりと、お世辞にも見栄えが良いとは言えない）人を選ぶ。
■クロスブラッドシステム
一人のキャラに、メインとサブ二つのブラッド（職業）を設定でき、転職などの手間をかけずとも個性的なキャラを育成できる。
■サウンド
ＢＧＭは全体的に良質だと思う。通常戦闘曲が複数あるので聞き飽きにくい。
しかし、効果音は全体的に迫力不足。
BAD/REQUEST
■ＵＩ（ユーザーインターフェース）
本作の致命的な問題点（快適さ０の理由）。ダンジョンＲＰＧの醍醐味ともいえる戦闘・アイテム関連のＵＩが非常に悪い。
◇戦闘関連
ワンボタンでのオート戦闘やログの自動送りがない。決定ボタン長押しでスキップ機能があるが、携帯機の小さなボタンを常に長押しするのは非常に疲れる。
特にログに関してが酷く、例えば４体の敵に全体攻撃した場合→１体にあたる毎にログ送り１
回→二刀流ならそれが×２→敵を倒したらさらに１回ずつ→この間常にボタン長押し、こんなのがパーティ６人＋敵ターン分、とてもやってられない。
バックログ確認なんて珍しい機能が付いているのだからサクサク自動送りしてほしい。
◇アイテム関連
本作はＷＩＺやエルミナージュと同じく、キャラクターが個々にアイテムを所持し、加えてサブディスクという倉庫のようなものを常に利用できる。この仕様に非常に難がある。
拾ったり鑑定したアイテムは、勝手にサブディスクに送られ勝手にソートされる。このため手に入れたばかりの装備がどれなのかわからなくなる。取得順ソートなどは存在しない。
アイテムを装備するためには、サブディスクから装備をキャラに渡さないといけない。さらに渡す画面と装備画面が別なので、渡してすぐには装備できない。また装備中のアイテムを渡すこともできない。
装備→渡す→装備と、決定・キャンセルを繰り返し、リストを行き来してようやく装備できる。
アイテムの強化・開発、付与などが行えるのだが、アイテム関連のリストがサブディスクに一本化されているため尽くやりにくい。
強化や付与にまるで関係ない消耗品、ジャンク品、キーアイテムもズラリと表示。カテゴリ分けはできるが、そもそもカテゴリが非常に多く、世界観の都合でカタカナ表記が多く、閲覧性と操作性も悪い。
しかし、戦闘はこれらのアイテム強化を駆使しないと厳しいバランスなので、無視するわけにもいかず。
とにかくＵＩ自体が一つの迷宮といっても過言ではないほど煩雑で複雑で不親切。新規プレイヤーは悶絶必至。
■レベルキャップ・装備レベル制限
本作には装備品にレベル制限があり、せっかく入手した強力装備もレベルが足りなければガラクタも同じ。ハクスラのキモであるアイテム集めの楽しさに水を差すような仕様。
レベル制限を無視するアイテムもあるが、かなりの貴重品。結局ほとんどのキャラは代わり映えしない装備で悶々とレベル上げ。
また、一定以上レベルを上げるのにクエストをこなしてレベルキャップを解放する必要があるが、こちらはそこまでカツカツな制限ではないので気にならなかった。
■その他
ダンジョン内でスペルやアイテムへのショートカットがない。また、メニューを一発で閉じるコマンドもない。毎度５回６回決定を押して開き、同じ回数キャンセルを押して閉じる。嫌がらせのごとくメニューの階層は深い。
どうやら移植元の作品ではショートカットが存在したようだが、携帯機への移植でボタン数が減ったので削除されたようだ。なるほど、タッチ機能を活用する気は最初からなかったらしい。
COMMENT
本作の開発担当は過去に何作もダンジョンＲＰＧを制作しており、ネットで調べる限りそれらの評価は良好、ＶＩＴＡタイトルのデモンゲイズもユーザーフレンドリーと評判で、本作を購入する際に期待はあれど不満は無かった。
しかし、期待は見事に裏切られた。確かに基本システムはオーソッドクスなＤＲＰＧであり、目新しさは無いが遊べないほど酷くは無い。それ故にＵＩ関連の出来の悪さが浮き彫りになってしまっている。今後は移植だからと手を抜かず、もっとユーザー目線に立って開発していただきたい。
最後になりましたが、長文駄文にお付き合いいただきありがとうございました。