WHITE ALBUM2 幸せの向こう側
タイトル概要
中央値: 66 Amazon点数: 4.7
スコアーボード
標準偏差 6.18 (難易度) 1.50 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
497人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
528人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 1pt | 4pt | 2pt |
総合点
64pt
64pt
GOOD!
何年後かにいきなり頭に浮かぶような心に刻まれる音楽が一つはあるはず。
自分の例では何のメロディか思い出せずに具体的に調べたら「街」「マザー」のあるメロディ-だった。
一通りツボを押さえたシステム周り。快適。
このソフトが出た時点での特典関係はほとんど収録済み。ありがとう
BAD/REQUEST
しょうがない。ストーリーに関してだけどしょうがない。
このソフトが出た後にもう一つエピソードが出た。詳細は分からないけどそこまで含めてくれたらこの作品は完結してたと思う。でも入ってない。だからしょうがないけど満足度は低い。
メインヒロインの好き嫌い。1部2部3部に分けるとして
1部 A 2部 B 3部 AかB だとして
1部でAに惚れたのに2部でBしか結べないのは苦痛。いや、仕方ないんだけど苦痛。
3部ありきだから2部のとある選択肢が選べない仕様にしてんだとしたら傲慢。
そこで終わってもいいじゃん。選択肢は「人それぞれ」なんだし
アニメも二期、作りづらいでしょ、これは。
心に葛藤を抱えながらBを選ぶって流れでも、全然その後の罪と罰は描けるでしょ。
心の底から惚れるなよ。
COMMENT
全部収録された完成版が出たら予約購入します。
それでようやく一つの作品として「あぁ、やっぱりこれでいいんだ」と思えるようになるかも、です
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: 孔明 レビュー日: 2015-01-22
高校時代の三角関係のもつれから卒業後も苦しみが続き、5年後の社会人時代に決着を付ける。
以下、ネタバレはあります。
こういったゲームに珍しく主人公に音声があります。だから本当に会話を交わしているような演出になります。
物語の構成上、主人公は「北原春希」となっていますが、実際の主人公は「小木曽雪菜」です。
なぜなら、物語開始以前から春希とヒロインの一人、パッケージの中央にいる「冬馬かずさ」は両想いにあり、
そこに雪菜が介入して来なければこの物語自体が成り立ちません。
逆に言えば雪菜の介入なければ「春希⇔かずさ」で時間は掛かってもまとまった話かと思います。
両想いでありながら告白して付き合うまで至っていなかった二人の間に「仲間はずれにされることを恐れる」小木曽雪菜が介入。
なんとかずさよりも先に春希に告白して「彼女」となってしまいました。
普通ならそこからは「春希⇔雪菜」の物語になるはずですが、雪菜はかずさが離れていくことを嫌い、三人が今まで通り一緒にいることを望みました。
けれどそんな状態はかずさには辛すぎる。高校卒業と同時にドイツに留学しピアニストとして修行を積むことに。
本当は両想いだったのに別れることを強いられた春希は絶望します。かくてその後に至る苦しみの幕が上がる。
第2部では大学生になった春希と雪菜が描かれる。春希は彼女であるはずの雪菜を避けるようになり、雪菜は自分が犯した罪に苛まれるようになる。高校時代のアイドル的な明るさは影を潜め、自分自身の罪に押しつぶされそうになる雪菜が痛々しい。
自業自得である面も大きいのですが、好きな人がいたのに雪菜の告白を受け入れた春希にも罪はあり、またそんな状況に耐えられず日本を逃げ出したかずさもまた然り。
「雪菜6、春希3、かずさ1」
くらいで罪を背負うことになる。
雪菜は心身共に疲弊しており、高校時代は周囲にうまく隠せていた「寂しがりで泣き虫な本性」が隠せなくなっている。
感情の起伏が激しくなり、家族には春希との関係を取り繕おうとするため矛盾が生じて、そのことを指摘されたら感情が爆発してしまう。
そんな雪菜と春希の関係修復が大学時代になります。
雪菜は春希と関係を修復してようやく高校時代の明るさを取り戻します。
そして最終章は大学を卒業して社会人となった春希と雪菜が描かれます。
辛い経験を乗り越えて婚約寸前の二人の前に「かずさの帰国」という事件が持ち上がり、
5年前に決着が付いていなかった三角関係の精算を迫られるのが「最終章」です。
ここにきてようやく「かずさ」「雪菜」の二大ヒロインが一騎打ちの激突になります。
雪菜もかずさも「お互いをどれだけ羨み、嫉妬してきたか」を告白し、ビンタを応酬しての取っ組み合いにまで発展。
雪菜は「春希が決して自分をかずさより上位には置いてくれない」ことを思い知らされており、それを承知の上で春希と添い遂げる道を選ぶ。そもそも両想いであることを知っていて割り込んだのは雪菜だった。結果的には「略奪愛」であったのだ。
そのため雪菜は終生「その罰」を受けねばならなくなる。
自分が本当に愛している男性は世界中で春希ひとりであるのに、相手の春希は決してかずさを忘れない。
春希と結ばれた雪菜は子供を儲け、自身の育った家庭に負けない温かい家庭を築いただろう。
最終章では雪菜を捨ててかずさを選ぶことも出来る。
だが、それは春希がそれまで築いた世界を全て捨てる選択であり「有り得ないファンタジー」である。
確かに春希はかずさを好きで、かずさも春希が好きだった。
けれど二人が結ばれるタイミングはもう過去のもので、二度と訪れないものになってしまっていた。
雪菜とて決して楽に幸せを得たわけではなかった。自業自得とはいえ苦しみ、春希が自分を1番に置いてくれないことさえ自身に納得させた。積極的に動いて関係を良い方向に持っていこうとした雪菜と、外界との接触を拒み終始受身であったかずさ。
最後に軍配は雪菜に上がったのだ。
以下、ネタバレはあります。
こういったゲームに珍しく主人公に音声があります。だから本当に会話を交わしているような演出になります。
物語の構成上、主人公は「北原春希」となっていますが、実際の主人公は「小木曽雪菜」です。
なぜなら、物語開始以前から春希とヒロインの一人、パッケージの中央にいる「冬馬かずさ」は両想いにあり、
そこに雪菜が介入して来なければこの物語自体が成り立ちません。
逆に言えば雪菜の介入なければ「春希⇔かずさ」で時間は掛かってもまとまった話かと思います。
両想いでありながら告白して付き合うまで至っていなかった二人の間に「仲間はずれにされることを恐れる」小木曽雪菜が介入。
なんとかずさよりも先に春希に告白して「彼女」となってしまいました。
普通ならそこからは「春希⇔雪菜」の物語になるはずですが、雪菜はかずさが離れていくことを嫌い、三人が今まで通り一緒にいることを望みました。
けれどそんな状態はかずさには辛すぎる。高校卒業と同時にドイツに留学しピアニストとして修行を積むことに。
本当は両想いだったのに別れることを強いられた春希は絶望します。かくてその後に至る苦しみの幕が上がる。
第2部では大学生になった春希と雪菜が描かれる。春希は彼女であるはずの雪菜を避けるようになり、雪菜は自分が犯した罪に苛まれるようになる。高校時代のアイドル的な明るさは影を潜め、自分自身の罪に押しつぶされそうになる雪菜が痛々しい。
自業自得である面も大きいのですが、好きな人がいたのに雪菜の告白を受け入れた春希にも罪はあり、またそんな状況に耐えられず日本を逃げ出したかずさもまた然り。
「雪菜6、春希3、かずさ1」
くらいで罪を背負うことになる。
雪菜は心身共に疲弊しており、高校時代は周囲にうまく隠せていた「寂しがりで泣き虫な本性」が隠せなくなっている。
感情の起伏が激しくなり、家族には春希との関係を取り繕おうとするため矛盾が生じて、そのことを指摘されたら感情が爆発してしまう。
そんな雪菜と春希の関係修復が大学時代になります。
雪菜は春希と関係を修復してようやく高校時代の明るさを取り戻します。
そして最終章は大学を卒業して社会人となった春希と雪菜が描かれます。
辛い経験を乗り越えて婚約寸前の二人の前に「かずさの帰国」という事件が持ち上がり、
5年前に決着が付いていなかった三角関係の精算を迫られるのが「最終章」です。
ここにきてようやく「かずさ」「雪菜」の二大ヒロインが一騎打ちの激突になります。
雪菜もかずさも「お互いをどれだけ羨み、嫉妬してきたか」を告白し、ビンタを応酬しての取っ組み合いにまで発展。
雪菜は「春希が決して自分をかずさより上位には置いてくれない」ことを思い知らされており、それを承知の上で春希と添い遂げる道を選ぶ。そもそも両想いであることを知っていて割り込んだのは雪菜だった。結果的には「略奪愛」であったのだ。
そのため雪菜は終生「その罰」を受けねばならなくなる。
自分が本当に愛している男性は世界中で春希ひとりであるのに、相手の春希は決してかずさを忘れない。
春希と結ばれた雪菜は子供を儲け、自身の育った家庭に負けない温かい家庭を築いただろう。
最終章では雪菜を捨ててかずさを選ぶことも出来る。
だが、それは春希がそれまで築いた世界を全て捨てる選択であり「有り得ないファンタジー」である。
確かに春希はかずさを好きで、かずさも春希が好きだった。
けれど二人が結ばれるタイミングはもう過去のもので、二度と訪れないものになってしまっていた。
雪菜とて決して楽に幸せを得たわけではなかった。自業自得とはいえ苦しみ、春希が自分を1番に置いてくれないことさえ自身に納得させた。積極的に動いて関係を良い方向に持っていこうとした雪菜と、外界との接触を拒み終始受身であったかずさ。
最後に軍配は雪菜に上がったのだ。
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GOOD!
現在、放送中のアニメを観て購入しましたので、PS3版・前作・PC版・未playです。
・シナリオ
序章はアニメのストーリーをおさらいですので、この作品からでも安心してplayできます。
まあ、序盤の高校時代は「選択肢なし」なので画面タッチばかりでダルいですが「話の先を知りたい欲」を擽ぐるので飽きないのは間違いありません。
全般的に、ライトノベルズなので「選択肢を戻る機能」があるのでトロフィー コンプも容易です。
ゲームのキャッチ コピー通り、「結末を見届けずにはいられない」通り、ダブルヒロインの結末を知りたくなるのは間違いありませんでしたよ。
・グラフィック
キャラの画質が、PSP画質位とは言いませんが位粗いです。背景が綺麗過ぎて浮いてます。
静止画は、イベントCGが綺麗です。
SD画質にしては、いまいちですね。。
・サウンド
常に流れる、曲やイベント時の曲は「playerの心情を揺さぶる」ので最高ですね。
正直、サウンドトラックが欲しくなりましたので満点です。
・熱中度、満足度
特に知りたい欲望に駆られて、クリアするまで没頭したので生活に支障が出ましたw。
特典のミュージックモードで、クリア後余韻に浸っていましたよ。
BAD/REQUEST
ゲームと呼べるには一方通行過ぎるほどの選択肢の数ですので、バランスとしては残念です。
ダブルヒロインが全てと言っても良い程のストーリーなので、大学・社会人のサブヒロインが心に響かない程に薄い印象を受けたのが残念です。
COMMENT
ゲームとしてはどうかと思いますが、現代風「デジタル ライトノベルズ」と呼ぶのに相応しい作品でした。
グラフィック・難易度を除いた、オリジナリティ・熱中度・快適度・サウンドは合格点です。
あと、ストーリークリアして得たトロフィーで開放される特典が充実してるので、60時間以上は楽しめる内容です。
ちなみに私は総play時間70時間超でした。
アニメ(ゲームPV)を観て、興味を持った人は是非購入をお勧めします。
値段相応の作品ですので、後悔しないでしょう。