ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 1pt | 2pt | 4pt | 2pt |
51pt
GOOD!
■戦闘システム
テンポがいい。慣れれば慌てることもない。
Xの仲間全員のローテーション作業に比べればかなり楽。
色々なジョブを試す楽しさもあり、戦略性もある。
戦闘バランスも個人的には○
■ストーリー・展開
前作と打って変わった軽い雰囲気は批判されることが多いが
前作と差別化する意味でいいと思う。方向性自体は。
また、「シンがいなくなった後の解放された世界」を表現していると
思われ、理由づけもしっかりしている。
■新要素
クリ・クリなどの新要素もあり、ボリュームは十分すぎる。
その他、隠しダンジョン、クリア後のラストミッションなど。
BAD/REQUEST
■ストーリー
如何せん、盛り上がりに欠ける。この一言。
このため、それぞれのミッションの作業感がいつまでも拭えず
序盤のお笑い要素やお祭り要素だけが目に付いてしまう。
結果的に「軽いだけのストーリーだった」という印象になりがち。
■エンディング
前作のエンディングを覆すともいえる結果は、ファンサービスとも取れるし
前作の良い終わり方を壊したともいえる。
ただ、マルチエンディングでプレイヤーが選べる形となっていて
配慮はされており、それ自体が欠点とはいえない。
しかし、どうしても最後の結末だけを取って付けた感が否めない。
要するに、これも物語自体の盛り上がり不足による。
■戦闘システム
魔法などのエフェクトでwaitモードになることが多く
折角のテンポのいい戦闘の勢いを殺しているのが非常に残念。
COMMENT
前作のストーリーが完全に完結しており、次作につながる要素もほとんどないため
本作は取って付けた様なストーリーに落ち着いてしまった。
物語の主要な登場人物も、ユウナ達以外はほぼ新キャラ。
Xではどこに居たんだ、あなた達は。
前作と違う事をしようという意図は至る所に見られ、意欲作と言えなくもない。
でも、伝統的なFFの雰囲気を壊してしまった(特に前作のX)と取られかねない
挑戦は結果的に失敗だったと思われる。
コスプレの様な批判されやすい要素が入っていたのも冒険が過ぎた。
前作が名作だけに批判されるのは仕方ないが、このゲーム単体で見れば
システムなどは丁寧な作りこみがされており、ボリュームも多い。
クソゲーの類ではないと思う。
ぼくはRPGはストーリー重視なので、面白くはなかったですが。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazonのお客様 レビュー日: 2017-07-06アクセスランキング
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GOOD!
X/X-2のツインパックでプレイ
・音楽(への加点要素)
FFXから全曲差し替えである。
タイトル画面の音楽、ビサイド島の音楽、ナギ平原の曲、ガガゼト山の曲は
改めてHD版をプレイして良いと感じ、意外と良曲もあるのだと感じた。
・満足感(への加点要素)
条件を満たすと、報われる形でEDが変化する。
コンプ率を100パーセントにするとEDが更に追加される。
・満足感(への加点要素その2)
このHDリマスターでもDLCにより
原作のインターナショナルと同じくクリーチャークリエイトが可能です。
これにより収集やカスタマイズ等の楽しさに加点。
・快適さ
再びATBに戻ったバトル形式であるが、
PS1のVIII、IX(アーカイブス含)に比べるとロードの遅さにおいて改善されている。
BAD/REQUEST
・シナリオ(オリジナリティー、熱中度)
つまらないうえ、同じところをぐるぐるまわってミッションをただ作業的にこなしていくだけ。ストーリーが、軽すぎる。ストーリーのつながりがない。
このユウナという女の後先考えない行動は理解し難い。本当にこの女は、大召喚士なのだろうか? キャラクターも魅力がないが、発言がダサく本気でこれをプログラムしてる人の感性を心配する。
そもそも、なんであんなにアイドル化しているのか?そのアイドルが歌を歌ったぐらいで、一国の姫のように民衆の支持を集めたり、そんなことってありえますか?
別に、FF10で良い味を出してたキャラクターや、重要な意味を持つ土地、人物が軽々しくお笑い物になっているのが悪いというのではない。
単に、イベントの質も量も足りていないため、薄っぺらく説得力のない描写になっているだけ。
下らない上に捻りも独自性もないミニゲームが延々と続く。当然、モチベーションを保つのは困難。
・グラフィックス
前作の焼き増しのクセに、登場人物も顔も衣装もふざけてんのかと思うくらい似つかわしく無い。
特にいくら「自分の道を」って言ったからといって、あのセンス無いドレスアップにはかなり呆れてしまう。
女ばかりで露出度が高くてオタク向けの萌え狙い仕様になってるっていうコメントがよくあるけどそれは違う。
まともな感覚を失ってないプレイヤーならオタクでもこんなわけのわからないソフトくそ食らえですよ。
・サウンド
耳に残らないを通りこして耳障りにさえなる楽曲が非常に多く、
取り分けゲームの大半の時間を過ごす戦闘音楽に至っては一度聴いたら盛り上がりの無さにショックを受ける事間違いなし。
・満足感
はっきりいって、当時FFX-2をフルプライスで掴まされたプレイヤーはどう感じたのだろうか、、、
フリーシナリオと思わせといてその正体は「適当にいれとけ」感の強いミニゲームの寄せ集めイベント。
マルチエンディング以前に本編を何とかして欲しい。
・戦闘(熱中度、快適さ)
この作品はハッキリ言って全箇所平易といっても過言ではない。1回もゲームオーバーにならずに全クリしたプレイヤーも数多くいたと思われる。
特にメインたるアクティブリンクのボス戦はただ撃ったり斬ったりしているだけでケリが付く攻略のしがい皆無のバランスだし、ラスボスもVII以下の最弱。
やっとサブイベントをクリアして、いざアクティブリンクを進めてみるとあまりの弱さに目が点になるだろう。
V以降常に「年々内容が初等的になってきている」と感じていたが、X-2はその傾向が極まったともいうべき弱敵のオンパレードであった。
少なくともドレス(ジョブ)チェンジ等のシステムやシナリオの進め方は何も考えずほとんど手付かずでも問題なく進むことは、難易度が易しいとは言わないと思います。
それはゲームデザイン上の不備であって難易度が易しいからではないでしょう。
インターから加わったクリーチャークリエイトにより、更にバランス崩壊が加速。
ちなみに、サブイベントというのはストリーに並行して進める要素を指しており、裏ボス等のやりこみ要素のことではないのであしからず。
COMMENT
VIIIでその名は地に落ち、Xで何とか這い上がったこのシリーズにとってもスクエニにとっても転落を決定付けることになった分水嶺。
話が進むにつれ、つじつまが合わないばかりか、一体Xでのシーンや台詞は何だったのか?と思うことばかり。場当たり的に制作したとしか思えない。このゲームの制作者は何を描きたかったのかも全く伝わらない。
キャラクターや半ポルノ的な部分を前面に出し、FFという名前で世間に公表されたこの作品は、ただ単に企業商売の道具になるためだけに創られたのだろうか。
それまで公表された数々のFFは、いかなる作品にも信念と情熱、それにFFという誇りが確かに感じられた。
X-2がやっていることはプレイヤーを完全に馬鹿にしているし、特にXのファンに対する裏切りだと思う。