第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇
中央値: 52 Amazon点数: 3.0
スコアーボード
標準偏差 16.62 (難易度) 1.67 mk2レビュー数 15ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
80pt
GOOD!
・ストーリー
前作である第2次スーパーロボット大戦Z、特に同じく2部作の前編である破界編と比較して、後編に持ち越す要素や伏線などもあるものの、本作だけでも十分に楽しめる内容となっている。
また、全体的なストーリーや作品間のクロスオーバーには過去作のオマージュや原作を知っていると思わずニヤリとする要素も数多く盛り込まれており、とても面白い。
・戦闘デモ
本作でも出来が良い戦闘デモは本当に見応え十分であり、何度でも見たくなること間違いなしと言っても過言ではない出来。
・終了メッセージ
声付きスパロボの楽しみの一つ。
原作の名台詞などのパロディをはじめ、中の人繋がりのキャラが競演するなど、ここでしか見れないやり取りなども多く、ついつい中断セーブからのゲーム終了を繰り返して色々と見てみたくなること間違いなし。
・BGM
ゲームに収録されているBGMの中にも出来のいいものは多く、更にカスタムサントラにも対応しているので収録されているBGMの原曲や、自分の好きなBGMを流すことも出来る。
・Dトレーダー
ゲーム中に入手できるZチップと呼ばれるポイントで様々なアイテムなど入手できるショップだが、ステージクリア後に最初に覗いた時には前後のシナリオに関わるキャラやエースになったキャラなどに関するショートコントを見ることが出来る。
また、直前のシナリオが非常に暗い展開で終わったり、休まずに連戦をする展開で終わった場合にはキチンと空気を読んでショートコントを自粛するのも好評価。
・DLC
DLCで短編シナリオを購入してプレイすることが出来る上にクリアすればレアな強化パーツなども獲得できる。
お値段は安めだしレアな強化パーツが手に入ると言ってもあくまでおまけ的な要素である面が強いので購入するか否かはプレイヤー次第。
BAD/REQUEST
・戦闘デモの出来の差が酷い
出来のいい戦闘デモは本当にいいのだが、その一方で演出面やユニットの動きといった面でどうしても見劣りしてしまうユニットも複数ある。
特に、アーバレストやM9など、出来の良い戦闘デモのユニットと比較すると、戦闘デモが大きく見劣りするユニットが主役級ユニットまでに及んでいると言うのは流石に閉口してしまう・・・。
加えて、アーバレストやM9の出典作品であるフルメタルパニック!シリーズはシナリオ面やボス級の敵ユニットの戦闘デモではけっこう優遇されているだけに尚更戦闘デモの残念さが際立っている・・・。
・一部ユーザーインターフェースが扱い辛い
特に戦闘開始時の行動確認で出る画面のユーザーインターフェースがショートカットコマンドがろくに無く、一々手動で戦闘デモのオン/オフやサブのユニットの行動選択などを手動でやらなければならないので面倒くさい。
COMMENT
・PSvita版のみをプレイ
一週目をクリア
・感想
待ちに待ったシリーズ最終章・・・、なのだが、シナリオ自体はほぼ文句なしで楽しめたのものの、戦闘デモの出来の差や、近作のUXやOEがシナリオや参戦作品の面でかなりのインパクトがあったことから相対的に今一地味な感が否めない所もあるのが悩み所・・・。
とは言え、待ちに待ったスパロボ参戦作品も多いし、本作のシナリオも決して面白くないわけではなく、むしろ原作のエピソードにスパロボならではのクロスオーバーやオリジナル要素を盛り込んだシナリオはやり応え十分であり、また、ギャグ主体のエピソードはこれまたスパロボならではのクロスオーバーなどが加わって抱腹絶倒間違い無しの面白さがあり、プレイして損することは無いだろう。
また、2部作の前編とは言え、本作の中で多くのストーリーに一通りの決着を付けたことなどもあって、後編への期待を持ちつつ、単体でも十分に満足できる作品に仕上がっていることはかなり評価できる。
とりあえず、後編にはシリーズ完結編として本作以上のシナリオの出来と、出来の差が酷かった戦闘デモの平均点の底上げに大いに期待すると共にもっともっとプレイヤーを唸らせるものになることを切に願う。
ちなみにゲームとしての難易度は、傷ついたユニットを優先して攻撃してくる傾向などもあって中々歯ごたえがあった。
Amazonレビュー
レビュー者: ニック レビュー日: 2017-01-26スパロボZシリーズの最終章に繋がる作品であり、次回作の天獄篇へ様々な謎を残して終わります。
システム:今回は2つの機体をタッグにし、メインとサブを切り替えて戦ったり、タッグコマンドと呼ばれる機能を使って有利に戦闘を進めることができます。
ただ、今までのスパロボと比べると操作してて凄く煩わしい感覚があった為、人によっては合わないかもです。
機体の動き:一部機体の武装は手抜き感があるものがありますが、動くものはかなり動きます。次回作では様々な機体が強化や新たな力を手に入れて参戦する為、この作品上ではこれぐらいで抑えていても仕方がないか…?
感想:Zシリーズ完結に向けて購入してプレイしましたが、シリーズありきの作品であり、単体で楽しめるようには出来ていないかなと感じました。購入するのであれば、天獄篇と合わせて購入するのがいいです。
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GOOD!
グラフィック
戦闘グラフィックは、作品によって優劣があるものの概ねスパロボとしての水準は越えています。特に目を引いたのは、ALL攻撃の場合、きちんと複数を攻撃するように作成されている事で、どの武器も、なるほど!と唸らされる事請け合いのアニメーションを、楽しませていただきました。
また、νガンダム、ガンダムハルートなどの、いわゆる「アリオスの人」のアニメーションは特に、今作でも楽しませていただきました。
サウンド
何と言ってもカスタムサウンドを導入していただけたことに強い満足感を覚えています。
このロボットのBGMにはこれを使いたい!という願望は、古くのスパロボからずっと心の底に根付いていたもので、今作では晴れてそれが現実のものとなり、情報を聞くや否や、100曲近くを収集し、実際に使用しています。
もちろん既存の曲も悪いものではなく、カスサン導入を考えていたものの見送った、という者も数多くありました。
シナリオ
何と言っても目を引いたものは逆襲のシャア関連。
初代、第2次と自軍で活躍していたクワトロなのに、結局そうなるのか…という失望や、アクシズなんて落とされても、グレンラガンや真ドラゴンがいれば余裕だろという達観、いずれもいい意味で大きく裏切られました。
ネタバレになりますので詳しいことは書けませんが、逆襲のシャアとZ、SEEDDESTINY、UCの共演は、過去作以上に満足できる出来栄えです。
BAD/REQUEST
グラフィック、シナリオ、両方に言えることなのですが、
フルメタル・パニック関連に、プレイしてからクリアするまで、疑問を捨てきることができませんでした。
どこか硬いモーションが目立つグラフィックや、どこか原作と違うキャラクター描写など、終始目についてしまっています。
原作と違うのはシャアも同じなのですが、こちらはいい意味で違っているのに対し、ゲイツ、ガウルンなどは、個人的には悪い意味で改変されているという印象です。
Wがよすぎた、というのもあるのですが…。
後編では原作小説版が再現されるはずなので、巻き返しを期待したいところです。
COMMENT
Zシリーズは個人的に無印、αシリーズを上回る手ごたえを得ており、今作もその流れで自然に購入するに至りました。PSVを選択したのは、単純に携帯機ユーザーだからです。
ダウンロード販売限定に留まらなかった点については、正直ホッとしています。
今作はグラフィック、シナリオはいい所と悪いところが割と極端で、「これはいい!」と言う部分と「これはないだろ…」と言う部分、両方見受けられました。
個人的な感触といたしましては、序盤から中盤においてはそこまで楽しめなかったのですが、終盤、特にGOODの点にも記載した通り逆襲のシャアやガンダムUC関連については非常に満足させていただきました。
次回作で遂に完結となるZシリーズですが、ここまでくればもう見届けるしかありません。
再世篇以上に期待させていただこうと、今より考えております。