英雄伝説 碧の軌跡 Evolution
中央値: 74 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 7.97 (難易度) 2.22 mk2レビュー数 9ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
90pt
GOOD!
【前置き】
本作は2011年発売のPSP版のリメイクで、12年発売の零の軌跡evolutionの続編。どうしても続き物のリメイクという評価になってしまいますので、ご了承ください。
・最大の売りたるメインストーリー、そのフルボイス化
イベントシーンで声優たちによる熱演が聞けるのは嬉しい限りです。PSPの時はボイスが入ったり入らなかったりでしたが、今回のフルボイスのお陰でよりイベントに没入できるようになりました。そして、この作品はストーリーが最大の売りです。前作で明らかにされなかった数々の謎に決着が付き、その過程で主人公たちが多くの試練に立ち向かい、乗り越えようと行動します。個人的にはこのストーリーこそがこのゲームをオススメする最大のポイントです
・楽曲のアレンジ
零Evoの時は誰がアレンジしたのかわからないですが、微妙なアレンジが多くてガッカリしたのですが、今作はFalcom JDK bandによるフルアレンジなので、雰囲気をそのまま、あるいはより合わせつつ音が豪勢になりました。サントラ単品でも他の人に薦められます。ただまぁ、PSPの時と比べて、どれもこれも完璧に向上した、とはいかず、個人個人の嗜好差が出やすい部分でもあるのは否定できません。興味を持ったらアレンジの前後とで聴き比べてみるのも面白いかもしれません。
・ユーザビリティの向上
PSPの時から実装されていますが、戦闘中のアーツ・Sクラフト・チームラッシュのスキップ、イベントの早送りが実装されています。また、零evo同様タッチパネルにも対応し、マップ表示を開きやすいのも使いやすさ向上につながっています。
・やりこみ要素
釣りや料理、車のカスタマイズなど、本筋に関係ないものではありますが、コレクションしていく楽しみがあります。ヒントなどがなく、収集をミスりやすい物もありますが、多くの物はマラソンしていれば発見できるので、街の人達の会話を聞きながら、アイテム収集できて面白いです。また、町の人との会話もかなり作りこんであり、章ごとに会話内容が違うのはもちろん、それぞれに背景となるストーリーがあるので、街を隅から隅まで探索するのも楽しみです。
BAD/REQUEST
・追加要素の蛇足感
他のレビュアの方もおっしゃっていますが、追加の支援要請・一枚絵は完全に蛇足。正直、雰囲気や物語の流れをぶち壊しにしてしまっています。また、ED後の1枚絵は余韻をぶち壊しにするものだったので残念でした。
・CVの音量設定
ボイスの音量、個別で設定できません。おそらく効果音に含まれてしまっているのですが、キャラによっては声が小さいので、効果音やBGMに負けます。上記の蛇足追加要素をつけるより、環境設定の見直しをすべきでした。
・BGM選曲が微妙なものあり
ジオフロントの楽曲が新しくなっていません。また、Get Over the Barrierの使い方はPSPよりも悪くなっています。SAVのsilent devotionをそのままで構わないので使って欲しかったです。パテルマテルやメルカバ伍号機の戦闘シーンには、あんな明るい雰囲気は合いません。それに、「壁を乗り越える」の通り、アリオスとの戦闘の時だけに使われるという演出が素晴らしかったので、今回のEVOLUTION版の連用にはがっかりしました。
COMMENT
軌跡シリーズは空から閃2まで全てプレイ済み。トロフィーがあるものはトロコン済。
零・碧ともにPSP,PSV版両方コンプ。
全体としては大いに満足です。
ただし、クオリティそのものはPSP→PSVという環境変化に沿ったクオリティ上昇が大半。
グラフィック・音楽のクオリティアップを、新規要素のゴリ押しが帳消しにしている、という感想です。
ただし、この視点は昔から軌跡シリーズをプレイしてきた人の視点です。零evoから入る人にとっては、全く問題なく没頭できる作品だとは思いますので、オススメであることに変わりはありません。
空の軌跡Evolutionが2015年に発売予定ですが、制作側の無駄なアレンジを変に挟み込み過ぎないことを期待したいです。
Amazonレビュー
レビュー者: アリス レビュー日: 2015-09-09閃の軌跡のあとにプレイしたからかもしれませんが、本作はしっかりまとめて終わってくれたなというのが率直な感想です。
もちろん恒例の謎や伏線は残ってますが本筋自体はきれいな終わり方ですっきりしました。
またシステムやUIも心地よくストレスになることがありませんでした。
キャラは主人公の青年の演技がかった声が少し苦手でしたが、男女問わずみな個性があり、ストーリーにもしっかり絡んできてよかったです。
2週目以降のやりこみ要素が豊富な点もいいですね。
絆システムは本当に賛否両論。
個人的には空の軌跡のような濃厚なドラマを期待できなくなるというのは悲しいです。
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GOOD!
軌跡シリーズは、空fc→sc→the3rd→零/零evo→碧→閃→閃II(途中)プレイしました
この作品は碧の軌跡のリメイク版ということなんですが、零evoよりも良い進化をしています。
・システム
零evoのときにteamrashでスキップが無かったのに対し、碧evoではスキップができていたりして、前作よりも快適になったと思います。
・BGM
碧の軌跡は熱い展開が多く、それにあわせてBGMも、より展開を熱くしてくれるので、とても物語に浸ることができます。碧evoではサウンドを全てアレンジしているのでプレイしていて飽きませんでした。
・声優
一応フルボイス?ということなんですが、前作よりも、演技がキャラクターらしくなっているのでとても好感が持てました。
BAD/REQUEST
・挿し絵
これは個人的な意見なのですが、たまに出てくる挿し絵がどうにもレベルを低くさせてるように思えます。
・ランディの声
作中でランディの声の音量がとても小さい。聞こえないレベルです。これは完全に音響ミス
COMMENT
碧の軌跡evolutionをやる前に前作(零の軌跡/零の軌跡evolution)のプレイを推奨します。
個人的な願望ですが、閃の軌跡/閃の軌跡IIとのつながりがもっとあってもよかった気がしました。