フリーダムウォーズ
中央値: 46 Amazon点数: 2.5
スコアーボード
標準偏差 15.7 (難易度) 3.38 mk2レビュー数 63ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt | 4pt |
40pt
GOOD!
荒廃した世界観は雰囲気が出ていて良かったです。
横になって休息したり、5歩以上走ったりするために「申請」が必要だったり、息苦しい世界の演出も効いていました。
「アクセサリ」という監視者兼パートナーとの距離感も面白く感じました。
あくまで無機質なのですが、主人公が社会に貢献していくにつれ、徐々に台詞が変わっていくところなど、細かい作り込みも良かったと思います。
茨を使用しての空中機動は中々爽快で、スパイダーマンの気分が味わえます。
これを利用し、大型の敵に取り付いて溶断する、という戦闘は新鮮でした。
近接、射撃ともに武装の種類が豊富で、プレイスタイルの自由度は高いです。
BAD/REQUEST
中盤以降、無限沸きする敵咎人の飽和攻撃に悩まされます。
敵のエイムが正確な上に執拗なので、被弾-のけぞり-再被弾でしばしばハメ殺されます。
敵増援の出現についても、突如フィールド上にテレポートしてくるので、いきなり包囲されて集中攻撃を受けることが多々あります。
これの繰り返しで、戦闘がきついというより、理不尽で苦痛に感じるようになってきました。
結果、NPC頼りになっていき、アクションなのに「自分が上手くなっていく」実感は感じられませんでした。
武器のカスタマイズの際「改良」という項目でパラメータを増やしていくのですが、付加されるパラメータはランダム性が高く、それまで付いていた長所が消える、短所が追加される、意味のない項目(射撃武器に近接武器専用の項目が付加、あるいはその逆)等で、メインで使っていた武器がいきなり産廃と化すことがあります。
「改良」結果は事前には分からないので、対策の取りようがありません。
COMMENT
やり込みの要素は高く、始めてしばらくは楽しく遊んでいました。
ですが進めていくにつれ、数の暴力にさらされるだけの戦闘、育てては台無しになってやり直す武器のカスタマイズに疲れてしまいました。
頑張ってコード6まで進めたのですが「なんでこんな苦行を続けているんだろうか」と我に返ってしまい、クリアをあきらめました。
結構前から楽しみにしていたゲームでしたが、残念です。
Amazonレビュー
レビュー者: LB ciel. レビュー日: 2016-12-17良い点
・キャラメイクが楽しい
・「アクセサリ」が痒いところに手は届かないが優秀
NPCを操作してここまで楽しめたのはこの作品が初めて。プレイヤーが倒れたときに蘇生しに来てくれたり、”市民を運べ”、”フィールド資源を回収しろ”、”制御システムを占拠しろ” など、プレイヤーから離れて自ら行動することに非常に驚きました。
悪い点
・「セーブ」
オートセーブがほぼ役立たず。ボランティア(ミッションみたいなもの)を失敗したらまた会話を聞き直し・・・
・「難易度」
ここはちょっと評価が難しいところですが・・・ある程度ゲーム慣れしているかやりこまないと”第7情報位階権限 取得考試”とラストに躓くと思います・・・
そこに加えてセルガーデン関連が正直面倒くさいです。人によっては最初に辞めるポイントかもしれません。
・「操作性」
vitaということもあり、ボタンの数が足りないのもあるのか配置がすごく悪いです。ボタンが足らないので直しようもない・・・
悪い点の方が目立ちますが、そこを除いても「アクセサリ」含めNPCの動きや「キャラメイク」が素晴らしすぎて最後まで楽しみました。
悪い部分を全部直して続編か新しい作品を期待したいところです。
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GOOD!
・ディストピアな世界観
荒廃した世界に枯渇した資源。人々は生き残る為に徹底した管理社会を作り上げ、資源の奪い合いを行っている…。
個人的にディストピア物は大好きなので、そういった世界を『役に立たない人間は生きている事が罪なので100万年の懲役』とか『常に監視されており、些細な行動で刑期加算』といった具合に表現されているのは凄くワクワクしました。
・荊を使ったアクション
これは非常に素晴らしかったと思います。今までありそうでなかったと言うか。慣れるのに少し時間はかかりますが、うまくやれば映画のワイヤーアクションみたいに軽快に飛び回れますし、アイテム回収や味方の蘇生に使えるというのも便利で重宝しました。
BAD/REQUEST
・ストーリー
結末が投げっぱなし、というのは最近の続き物を予定して出されるゲームとしては珍しくもないので別段気にならないのですが、せっかくのディストピアの雰囲気をまったく活かせていないのは流石に問題だと思います。
主人公が囚人として不当に扱われていたのは最初だけ。中盤以降は周囲から一目置かれ、後半においては完全にPTの主力戦士としてヒーロー扱い。仲間NPCともしっかり絆が形成されていたり、とても残り90万年(自分のクリア当初は、ですが)の刑期を控えた囚人の扱いには思えませんでした。
大活躍の主人公が皆にチヤホヤされる話なら、そもそもディストピアを舞台にする必要はありません。
そういった点はディストピア好きな自分としては凄く不満でした。
・バランス崩壊
既にレビューで様々な方が書かれているとは思いますが、超性能エイムの敵咎人が無限にリスポンする仕様。
対してこちらは小さな的に照準を合わせるのに手間取り、仮に合わせられてもマシンガン系の武器では弾がブレて至近距離でもないとまともに当たりません。一応、集弾性能を上げるモジュールという物もありますが、敵はほぼ全員、照準さえ合えば全弾フルヒットするレベルの性能なので不条理に感じます。
近接武器で応戦しようにも、近接武器の微妙な当て辛さによって結構苦戦します。荊を付けた相手に突進して斬りかかる攻撃もありますが、荊自体も相手が横に走られるだけで簡単に回避される始末……。
近接に関しては慣れでどうにかなるレベルですが、GEシリーズをプレイしていた一ファンとしては、あれだけ軽快にプレイできるモーションが作れる会社が開発に携わって、どうしてこの程度なんだろう、と不満が残りました。
無限湧きについても、『出現ポイントを制圧する事でリスポンを暫く禁止にできる』などの対応策が一つでも用意されているだけで大分マシだったろうに、と思います。
現状では異様に硬いアブダクターを処理する間、延々四方八方から襲い来る咎人に悩まされ続けるという、一種の苦行じみたゲームになっています。
正直、これはもう難易度云々の話ではなく、明らかにデザインミスとしか思えません。
・ランダム過ぎるやり込み要素
ゲームを長く遊べるようにするには、ある程度のランダム要素は不可欠だとは思いますが、このゲームはそれが行き過ぎているように思います。
武器に付加するモジュールは、素材にした武器から受け継がれますが、なぜか約半数の枠には関係ないモジュールがランダムで配置されます。
そのくせ素材からは受け継がれない場合もあるので、最悪、重要なモジュールが消えて不要なモジュールばかりが付く事もあります。
特定の素材を合成する際に使う事で継承をある程度操作する事も可能ですが、それでも良い武器を作るにはかなり運の要素が絡みます。
自分はそういうやり込みが苦手なので既に投げ出し気味なのですが、やり込み万歳っていう人でも少し敬遠するレベルじゃないのかなぁ? と思ってます。
簡単に強い武器が作れたら困るというのは分かりますが、もっとしっかりした規則性が欲しかったというのが正直な所です。
COMMENT
一言で言ってしまえば、有料のβ版。
一度通してテストプレイすればすぐに分かる様な問題点が山積み過ぎて、開発は何を考えてゴーサインを出したのか? と疑問に思わずにはいられません。
素材としては凄く面白いだけに、肝心の調理が雑過ぎて……残念でなりません。
GEシリーズも無印時代が『素材は良いけど荒削り過ぎ』なゲームだった辺り、進歩がない、なんて思ってしまったりもしています。
とは言え、彼方は許容できる範囲で、後のバースト、2とどんどん改善されて良くなっていきましたが……。
こちらはそもそもアプデや2で改善されるまで客が離れないか……と不安になるレベルでした。
と、散々扱き下ろしましたが、前述の通り、素材自体は凄く良いと思うので、アップデート次第では良ゲーになるんじゃないかと期待しています。
開発次第ですが、半年後くらいには大絶賛!……なんて淡い期待を抱いてみたり。
まぁそもそもこんなレベルで売りに出す事自体がどうかとは思いますが……。