フリーダムウォーズ
中央値: 46 Amazon点数: 2.5
スコアーボード
標準偏差 15.7 (難易度) 3.38 mk2レビュー数 63ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 0pt | 4pt |
32pt
GOOD!
【ビジュアル】
好みは分かれると思いますが、ビジュアルデザインやキャラデザイン、コンセプトは非常に良いです。「5歩歩けば罰則」「横になって休めば罰則」など、ディストピアな雰囲気をプレイヤー自身が直接体験する事が出来ますし、画面UIもオシャレにまとまっていて、PVやデモ画面からはとても優れたゲームのように感じ取れます。
BAD/REQUEST
【操作性】
とにかくストレスを感じさせる設計です。「動きが遅い」「照準を合わせにくい」「モデリングが不自然」「キーコンフィグが出来ない」「ボタン配置の関係上、数ある動作のうち何れか1つは切り捨てなければならない」など、いくら挙げても切りが無いほど酷い操作性です。このゲームの目玉とも言える茨システム(ワイヤーアクションのようなものです)を際立たせるため徒歩及びダッシュ移動の速度を落としているのでしょうが、その茨システムがとにかく扱いにくく、ヘタに茨システムを利用しようとすれば雑魚敵から蜂の巣にされてしまうほどです。
【ストーリー】
中盤以降、設定が破綻しはじめます。
まず、このゲームのコンセプトであるディストピアな雰囲気はゲーム開始2時間ほどで全て解決されます。「5歩歩けば罰則」「横になって休めば罰則」など、プレイヤーに課せられた制限は速攻で解除され、更には「全ての制限が一切排除されたマップ」が主な活動拠点となる始末です。また、設定上で困った事があればデスノートのジェバンニ的存在が全てそれらを解決し、何もかも台無しにしてくれます。そのため、プレイヤーは移動速度の遅さ以外、何不自由する事無くフリーダムウォーズの世界を満喫する事が可能です。
【おつかいクエスト】
無駄な要素が多いです。
プレイヤーは主に「セーブなど各種設定を行う事が可能な独房」「クエスト受注の大半を占める活動制限無しのモザイク街」「スニーキングミッションを行うセルゲート」の3つを主な活動拠点とします。が、とにかくこの3つを行き交うのが「面倒」の一言で、例えば独房からモザイク街に移動しようとした場合「独房→NPCに話しかけ外へ出る→6〜8秒のロード時間→外に出る→ショートカットメニューを選択する→6から8秒のロード時間→モザイク街へ移動」と、最低でも2回はロード画面を見る事となります。また、無事モザイク街に着いたとしても、次は○○へ行けだの、次は××へ行けだの、1つのクエストを終わらせるのに何度もロード画面を眺める必要があります。
【戦闘/対雑魚敵】
このゲーム、最大の癌かと思われます。
まず、無限に沸き続ける雑魚敵が平気でハメ技を使ってきます。具体的に言いますと、ヒット硬直の際の無敵時間が時間差でしか発生しないため「攻撃が当たる→ヒット硬直が発生する→再度別の攻撃が当たる」でプレイヤーは死にます。この理不尽な展開は中盤以降が特に顕著で、一度劣勢に立たされると「プレイヤーが復活→雑魚敵が一斉にプレイヤーへ向かってくる→数の暴力でリスキルされる」が永遠と発生する始末です。結果、最終的に多くのユーザーが「自分は戦わず、仲間のNPCに雑魚敵の処理を任せる」という、戦略シミュレーションゲームに近い形の戦法を行う事でゲームを進めています。
【戦闘/対ボス敵】
こちらも中盤以降、とにかくシビアです。
まず、多くのステージで上記の雑魚敵が同時に出現します。プレイヤーは雑魚敵の攻撃を回避しながらボス敵と戦う事になるのですが、地上で戦うと雑魚敵から蜂の巣にされてしまうため、結局は安全地帯へ逃げ、終始遠距離からの攻撃に徹しつつ、仲間のNPCに適時指示を飛ばすのがメインとなります。仲間のNPCが雑魚敵を一掃すると一分間だけ雑魚敵が出現しないクールタイムが発生するため、その間は近接攻撃で攻撃する事が可能ですが、ボス敵の移動速度がプレイヤーの数倍にも及ぶため、多くの場合は追いかけ回る内に雑魚敵が復活します。
【バグ】
結論から言いますと、あります。
まず、大剣のチャージ攻撃後に何らかの条件が重なると、プレイヤーはタケコプターの如く永遠と上空に飛び続け、ステージのリタイアを余儀なくされます。また、ラスボスの一部パーツがオブジェクトに引っ掛かってそのパーツが脱出不能になったり、仲間のNPCがあり得ない位置で死んだり、ボスが別のボスの背中に飛び乗って空中浮遊したり、敵の増援が来た際に必ず発生する処理落ちしそうなラグだったり、味方のNPCがゲーム開始地点の雑魚敵を永遠と狩り続けボスの所まで移動しない、など、バグなのか仕様なのか分からない次元のものが多数存在します。
COMMENT
初期出荷本数はとても好調のようですが、それらは全てデザイナー班、広告担当、及びにウェブデザイナーの功績かと思います。PVやデモ画面を見る限りでは、とてもクソゲーとは思えませんし、何よりSCEが関わっているという事もあり、それで安心して購入したユーザーも多いのでは無いでしょうか。
しかし、蓋を開けてみれば全てが中途半端なゲームです。辛うじてゲームとしての形を保っているためクソゲーと呼ぶにも中途半端で、クソゲーと並ゲーの境界線ギリギリに位置するようなゲームです。あれだけ大々的に広告を打たなければ、クソゲーを一本掴まされたと思ってまだ納得できたかもしれませんし、クソゲーならクソゲーらしく笑えるぐらいクソならまだネタにもなったかもしれませんが、それすら許してくれないこのゲームはある意味、奇跡の一本と呼ぶに相応しい存在かもしれません。
Amazonレビュー
レビュー者: LB ciel. レビュー日: 2016-12-17良い点
・キャラメイクが楽しい
・「アクセサリ」が痒いところに手は届かないが優秀
NPCを操作してここまで楽しめたのはこの作品が初めて。プレイヤーが倒れたときに蘇生しに来てくれたり、”市民を運べ”、”フィールド資源を回収しろ”、”制御システムを占拠しろ” など、プレイヤーから離れて自ら行動することに非常に驚きました。
悪い点
・「セーブ」
オートセーブがほぼ役立たず。ボランティア(ミッションみたいなもの)を失敗したらまた会話を聞き直し・・・
・「難易度」
ここはちょっと評価が難しいところですが・・・ある程度ゲーム慣れしているかやりこまないと”第7情報位階権限 取得考試”とラストに躓くと思います・・・
そこに加えてセルガーデン関連が正直面倒くさいです。人によっては最初に辞めるポイントかもしれません。
・「操作性」
vitaということもあり、ボタンの数が足りないのもあるのか配置がすごく悪いです。ボタンが足らないので直しようもない・・・
悪い点の方が目立ちますが、そこを除いても「アクセサリ」含めNPCの動きや「キャラメイク」が素晴らしすぎて最後まで楽しみました。
悪い部分を全部直して続編か新しい作品を期待したいところです。
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フリーダムウォーズ
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GOOD!
荊システムでの立体的な行動がとても新鮮。大型にマウントをとったりもできる。
まず武装を剥がすとか、この武装ヤベエなってとこからやったりと色々考えることもある。
咎人と排他的な世界観がとてもいい。機械のメガテン?とか思ってしまいましたがw
キャラクリはわりと色々できるし、1つの服で3種類ほどコーディネートできる。
わりと高めの難易度。理不尽なのかそうでないのかよく判らないが、慣れるまで難しいといったとこでしょうか?
BAD/REQUEST
1 ボリュームが少ない。言ってしまえば某狩猟ゲームの村クエだけで終わってしまう感じ。
まぁこれは今後のバージョンアップで追加されていくのかもしれませんが、正直消化不足です。
長いスパンで更新をしていく、いわゆるネトゲのような要領で開発側が考えているなら、これはBADにならないです。現状ということで。
2 オンラインマルチに対応してない、これは非常に痛いです。何故実装して売らなかったとしかおもえない。ま、これも次回で導入ということで現状はBADです。
3 ストーリーがペラい。まぁこの手のゲームではお話はオマケみたいなものなのでそこまで気にすることはないと思いますが。もうちょいメンバーキャラとの個人的な話とかサイドストーリーがあったらなぁ、とおもいました。
4 基本的に近接より銃が強いというか使える状況が多い。
防御は上げれるのですが、アクセサリー的な要素であって防具がないので必然的に攻撃は食らえないから射撃がメインになりがち。
COMMENT
実はここのレビューがあまりに低くて、じゃあ俺が検証してやるよ。とゲーム屋で購入。正直なとこ言うほどクソではないです。同ジャンルの他狩りゲーが簡単で、むしろこの難易度がクセになる。しかし「蘇生禁止縛りね。」といわれるとちょっとキツイです。
NPCが馬鹿とかいわれてますがしっかり強化すれば本当で強いし、正直いてもらわないと困る。難しいといってる人は用兵をもうちょい勉強するべきです。自分1りの火力より7人が射撃してるほうが圧倒的に強い。
無限沸きも最初は理不尽かなとおもったけど、こっち8人だし、、ねぇ?
ただ「大型2匹同時と無限沸き」「1りと無限3人沸き」はきつい。これはそういう状況にならないようにMAP移動や敵を移動させたりと試行錯誤すればなんとかなるクエばかりです。そうなったら、、頑張ろう、、、
銃火器が強いといいましたが後半近接武器の火力がしっかりしてくるとわりとボコれたりするし、散々敵の銃持ちが強いと書かれてますが正直近接武器で中距離から突進攻撃当てれば即死かもしくは、ほぼ死んでます。CPUは所詮CPU、食らってくれるもんはちゃんとくらってくれます。
総評
最初は難しいなこれ、とおもって試行錯誤していくうちに面白くなって難しくてクリアできなかったクエがクリアできると嬉しかったりと、この手のゲームで勝って当たり前じゃない難易度は私としては非常に良好。ちゃんと武器強化やブースターを揃え、MAPと敵の配置を理解すればなんとでもなる事が多いです。逆にいえば腕と火力がないのにゴリ押しすると当たり前で負けやすいいうことです。武具作成や強化に時間がかかりますが、他に素材さがしに行ってれば完成してたりと、これはそこまで苦じゃなかったです、むしろその時間は色々武器ためしてみたりする時間かなと。
未完成出荷で問題アリアリですが、素材はいいし、色々梃入れすれば化ける素材はしっかりそろってる。更新でボリュームを現状の4割ほど増やしてマルチ対応して、少々バランス整えれば十二分な作品になれるポテンシャルがあります。次回作を出すならここに注意かな?やれる事が多くないとこの手のゲームは長生きしないですし。