俺の屍を越えてゆけ2
中央値: 50 Amazon点数: 2.0
スコアーボード
標準偏差 16.43 (難易度) 2.30 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 2pt | 4pt |
58pt
GOOD!
■システム■
2年弱しか生きられないという呪いをかけられた一族を、育成、交神することで強化し、呪いをかけた敵を退治するという育成RPG。
キャラクターを育てるのではなく、一族全体を鍛えるゲームというコンセプトは、第1作目から引き継がれており大変面白い。
「体力は満タンにして動け」や「敵の動きを止めてでも敵の背後から当たれ」といった細かなこの世界で生き抜くためのルールも前作と変わらず存在し、「そうそう、こういう世界だった」と懐かしい気持ちでプレイすることができた。
■音楽■
赤い火状態で流れるの曲やエンドロール時の祭囃子など純和風テイストである作品によくあった音楽で、大変聞いていて心地よい。
■難易度■
雑魚敵でさえ先制されると、大変苦しい戦いとなったり、後半のボスは通常ステータスでは歯が立たずステータス強化の術を限界まで重ねがけしてようやく対等に戦えるバランス設定であり、他のゲームと比べても難易度は高い部類で非常に歯ごたえがある。
また、難易度は五種類から選べゲーム中変更可能なため幅広いユーザに対応できている。
BAD/REQUEST
■参加強制キャラクターの存在■
ゲーム中盤以降、特定のキャラクターを連れて行かないと、物語が進行しなくなるが成長速度が一族と異なること一族の育成スケジュールを調整しなくてはいけないことからプレイしていてストレスがたまる。
育成型RPGには相容れない存在なのではないかと感じた。
■シナリオ■
物語が進むにつれて真実を思い出す形で登場人物の関係性や事件の真実が明らかになっていくのだが、思い出し方が一枚絵何枚かを断片的に見せることと数行のテキストだけであるため、伝えたいことが伝わってこずプレイしていてもあまり引き込まれなかった。全体的に説明不足に感じた。
COMMENT
1.05パッチ導入後プレイ。どっぷりモードでクリア済。
パッチ適用後は、神様がよく下天して交神相手がいない、参加強制キャラクターの奉納点が高いといった進行に関わる大きな問題は解決できている。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2016-01-262回目の祭りまでは楽しめました。
そこからが最悪。
私はRPGを投げ出すことはしないのですが、これは別。ストーリーは悪くない。BGMも、交信なども良い。コーちんは可愛『かった』。
何が悪いって、皆さん書いてますが夜鳥子というキャラです。
正直夜鳥子が出てくるのは最初だけでよかった。
夜鳥子のせいで宿敵晴明すら気の毒に見えてくる始末。しかもプレイヤーであるはずの一族に蚊帳の外って…こんな仕打ちある?
普通はプレイヤーに気に入ってもらうためのストーリーを作るでしょうよ。なぜわざわざ不快感を感じさせることばかり設定に組み込むのか謎過ぎます。
しかも一族反映のため必要な交信を夜鳥子はしない…もう、はぁ?ですよ。何をお高く止まってらっしゃるのか?
ボス戦には必ず夜鳥子が必要ですが、交信のための奉納点まで持っていかれます。しかも夜鳥子は奉納点で強くなって出てくる。一族は交信を繰り返し強くなっていっているというのに、全くもって納得いきません。
15年も待ち続けた前作からのファンに申し訳ないと思わないのか疑問です。
夜鳥子のせいで『命の尊さ』が半減されます。
ネタバレ含む※
宿敵晴明の親である夜鳥子を一族に加えること自体が深いです。しかも、夜鳥子はなぜあんなにも神様たちに愛されているのか??後半ほぼ一族は蚊帳の外。夜鳥子のためのストーリーかいなと思います。そもそも一族が悲願を果たすためにという設定なのになんか変わっていませんか??
最悪です。
もっとよく考えてゲームを作って欲しかったです。
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GOOD!
>サウンド面
音楽は非常に良いです。声優さんの演技も申し分なし。
百鬼祭りという特別なステージの時の音楽は特にお勧めです。
>オリジナリティ
俺屍らしいおどろおどろとした毒のある和風テイスト。
ハマればくせになるタイプのやりこみゲーだと思います。ハマれば。
>熱中度
自分の場合ですと好きな神様を選び、一族とともに神様も育てていく楽しさを感じました。
また、最強の特注武器をつくろう!や一世一代の傾国の美人をつくろう!鬼録を埋めよう!
誰にも負けない最強の一族に育てあげよう!といった千差万別の楽しみ方があるので
ハマれば寝食を忘れてやり込むことも珍しくはないでしょう。ハマれば。
BAD/REQUEST
>グラフィック
頑張って3Dにしたんだなあという意気込みは感じられますが
クオリティはなんとも前時代的、といった印象を受けました。
頑張れば初代PSでも再現できるのではないか?というクオリティです。
また、売りにしていた一族の顔グラフィックも突然ハゲたり太ったり基本的にドヤ顔角度だったりと
「おもてたんと違う…」という印象を受けました。体験版よりはマシでしたが。
>快適度
本当は0点を付けたいレベルでした。とにかくフリーズ。
過ぎた話ですがフリーズ改善パッチを当てると今度はセーブデータが破損する。
振動でデータの飛ぶカセットロムじゃあるまいし。0%0%0%。(今はデータ飛ばないパッチあります)
また、一部の神様の逃亡率が凄い。(これも一応パッチで改善はされてます)
神様をお祀りして加護を受けるという要素があるのですが
神様が逃げれば当然その加護は消えます。(今はパッチで加護は残るようです)
そして神様を天界に戻すまでに3回その神様を倒さないと戻ってくれない。
その神様は大変複雑かつ無駄に長大なダンジョンのどこに隠れてるか探し出さないといけない。
そしてそのダンジョンも様々なギミックのせいで無駄に足止めされて…
2年弱しか生きられぬ一族の貴重な一月が無為に終わることもしばしば。
言葉は悪いですが俺屍はいうなれば人間ダビスタ。
このボスをこの月に倒したいからその前の月にこの神様との子を成して…
といった思考を巡らせるのが前作からの売りであったのに
スッカスカになる神様のリストと後述する要因のせいでそのプランは全くアテになりません。
>夜鳥子の存在
他の方もおっしゃられておられますがやはり彼女の存在が何よりもネックです。
ストーリーは完全に彼女のもの、神様の殆どは彼女に心を奪われている、
それ故プレイヤーの写し身である一族には神様は見向きもしてくれません。
口を開けば夜鳥子と縁のあるとある男神のことばかり。
一族は都を追われ、晴明からかけられた呪いを解くために戦ってはいるのですが
一向にストーリーに関わることはなくストーリーを追えば追うほど
「これは復讐を望まず素直に骸を曝すべきだったのでは」と思わずにはいられません。
また、彼女がいないと一部ボスとは戦えません。
故に天界にいる彼女を転生させて育ててボスの元へと連れて行く必要があります。
しかしこの彼女は一族として転生してくるので2年弱しか生きられず
また、転生させるのに神様と契るのと同じく奉納点なるものを消費します。
さらに、彼女は一族と肩を並べ戦う必要がある故にキャラ枠をひとつ消化します。
故に先述したスカスカの神様リストに加え彼女をいつ転生させ
一年に一月しか開かれないストーリーボスの元へ運ぶかというのが最優先になるため
プレイヤーの写し身の一族を自らも脇に追いやらざるを得なくなります。
あとこれは前作をプレイした人にしか伝わらない苦痛ですが
とある神様の設定がガラッと変わりました。
さらに、また別のとある神様はもっと凄いこと(悪い意味で)になります。
前作の…人気だった神様が好きな一族の方は覚悟をする必要があります。
>場外乱闘
これはある意味ゲームとは関係ないんですが
製作者のTwitterは見ない、遡らないことをおすすめします。
今作に不満があればあるほど彼らへの憤りを募らせることになるでしょう。
最新情報がほしいなら公式サイトで得る情報のみに留めるべきです。強く推奨します。
COMMENT
初代クリア、リメイクは裏京都まで、今作は表シナリオクリアまでやりました。
本当はせめて全部クリアしてから書きたかったんですが
私もBADの方に書いたセーブデータ破損パッチに一族を消された身です。
一応今配布されているパッチではデータ破損はないようですが…
破損したデータは戻った人と戻らなかった人がいるようで…
BAD側がつらつらと長くなりましたがGOOD側に書いたように
「うまくハマれば」謳い文句通り20年遊べるゲームになることでしょう。
新しい楽しみ方はいくらでも見つかるのが俺の屍を越えてゆけシリーズです。
強大な敵に対したった一人、一子相伝で鍛え、育てて立ち向かうやりこみもあります。
また、強制クリア扱いになる一族歴代合計千人(!)を目指すのもありでしょう。
ハマれば楽しいゲームになると、思います。
要である夜鳥子を受け入れられるかどうか。
前作プレイヤーの一族の方は神様の変貌を受け入れられるかどうか。
そして、相変わらず残る処理落ちやフリーズ等の細かいストレスに耐えられるかどうか。
これらを乗り越えることが出来れば楽しいゲームになる……といいなあ。的な。