俺の屍を越えてゆけ2

発売元: ソニー・コンピュータエンタテインメントオフィシャルサイト 発売日: 2014-07-17 価格: 6264(税込) レーティング: 【C】15才以上対象 セクシャル 暴力 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 50 Amazon点数: 2.0

スコアーボード

俺の屍を越えてゆけ2レビューチャート 標準偏差 16.43 (難易度) 2.30 mk2レビュー数 10
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ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
483人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 2pt 4pt 3pt 3pt 2pt 3pt
総合点
59pt

GOOD!

・育成システム
1ですでに完成されていましたが、ひたすら戦って死に、得たものを後へと継いでいくというハクスラ的な要素はそのままです。オリジナリティーのあるシステムですし、それゆえにはまる人もいれば、作業感が強く合わない人もいるでしょう。

・難易度
これも1と同様ですが、早く進めたいプレイヤーへの配慮から様々な難易度が用意されており、純粋なバランス調整のためだけの存在であるのは、大変好感が持てます。
ただ、簡単なゲームに慣れていると、「あっさり」(いわゆる「イージー」)にしていても、なかなか進むことができず難しく感じられるところもあります。

・お祭り感
ストーリーも失われた祭具を集めることが最初の目的となるわけですが、全体的にお祭り感があっていいです。
赤い火と呼ばれる状態になると、シンボルモンスターがおまつり騒ぎをしだすところや、音楽もテンションが上がってとてもよいです。
また、術の併せでは、複数のパーティメンバーが同じ術を利用することで威力が倍化しますが、掛け声の「わっしょい!」もよかったです。

BAD/REQUEST

・ストーリーに合わさるシステムのゆがみ
夜鳥子という新キャラクターが今作登場するようになりましたが、それに合わせてのシステム調整がよくありません。
自分の一族が脈々と次世代へと思いをつないでゆくゲームで、一族史も用意されており、一族のランキングもあります。
夜鳥子というキャラは実際に一族の一員となって戦いに参加するわけですが、これがしばしば強引に一族の中にねじ込まれるような形になっており、衣装も独自衣装で、一族の中で浮いて異物感が強く愛着を持ちにくいです。そしてこのキャラのおかげで家系図に乱れが生じ、人によってはかなりの拒否感を抱きます。1のシステムを作って、どうして今回このような無理のある改悪が行われたのか理解しがたい点です。

・神様の性格
中ボスの神様と戦う際に、会話がありますが、夜鳥子と晴明がいかにすごいか語る神様が多く、若干しつこいです。
そもそも大半の神様は1の時点で登場しており、両者とも新キャラなわけで、前回はそのような話は出てき得なかったわけですが、今回は2人の話ばかりしてくれます。中には設定が明確に変わっているじゃないかと思える神様までいます。またそんな2人に恋愛感情を持つ神様も多く、一部に関しては会うのも嫌になるほど気持ちが悪いです。
前作ではそれほど多くが語られる内容ではなかっただけに、今回の性格付けでひどく思える神様が増えたという印象です。

・神様の下天
条件を満たしていくことで、地上の神様を天界に戻し、そうすることで、一族は神様と交神をし、子供を作れるようになります。ところが、一度は天界に戻したと思った神様が特に理由もなく、地上へと降りてきます。こうなるとまた神様を探して討伐しなければなりません。かなり面倒なことになります。しかもこの降りる確率というのがものすごく高いです。いくら地上の神様を天界に戻しても、一向に天界の神様のストックが増えません。確かに交神する相手はたくさんいますが、遺伝子の弱い神様から強い神様までいるわけで、後半になればなるほど、交神する相手がいないという事態に悩まされがちです。ストーリーが進むと神様も一緒に強くなっているので、進行を著しく阻害してくることもあり、邪魔です。一度返した神様は降りてこないでほしいです。もし経験値稼ぎに必要であれば、その場所で戦うか戦わないか選択できるようにして、その瞬間だけ降りてくる設定にすべきです。

・ダンジョン
不便に感じることは多いですが、不親切さは、まあ前作もこんなものじゃなかったかな、と。ただ鍵に関しては本当にうっとうしいです。ここは「は」の札をとることで完全解決しましたが、やっぱり最初から鍵なんかいらなかったんじゃないかと。水門だとかショートカットの関係はありますが、それも鍵を使わなくても、今だって特定の方向からじゃなければあかないようになっているのだから、開くという動作だけで十分じゃないかと思いました。

COMMENT

ゲームとしては悪くはありません。ただ前作がありながらどうして今回このようなシステム、ストーリーになったのかは甚だ疑問が残ります。このゲームは前作から15年の歳月を経ており、宣伝用のコマーシャルにも非常に力が入っています。そのコマーシャルは、15年の中で、3回も同じキャストで「俺屍」のメッセージを伝えていきました。こんなに良いCMが作れたのに、どうしてこんなシステムになってしまったのかが理解できませんでした。それらは「俺屍」の中に込めるべきメッセージはみんなが共有できていると感じさせる感動的なものでした。

ゲームとしては悪くなかった。でもなぜこうなっでしまったの?
あまりに不可解な変更が加えられてしまったことが、今回多くのファンを失望させたことは想像に難くありません。

 
プレイ時間:30時間以上60時間未満(未)
muraさん[2014-07-29 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

515人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 1pt 3pt 2pt 2pt 1pt 3pt
総合点
41pt

GOOD!

15年ロングランヒットした知る人ぞ知る名作RPG「俺の屍を超えてゆけ」の続編?で、プレイヤーの一族に再びかけられた寿命約2年の「短命の呪い」と子孫を残せない「種絶の呪い」から解放すべく、一族を育成・強化していくことになる。

・「短命の呪い」と「種絶の呪い」

オリジナル版から大きな変更点は無いものの、わずか2年たらずでアッサリ死んでしまうキャラクターたち。次代により良い素質を残すために、限られた時間で出来るだけの事をしなければいけない。程よい緊張感と焦燥感が味わえるのはこのシリーズならではの醍醐味。

・当主のキャラメイク

パーツ自体は決して多くは無いが、ヘンテコな顔にするとしばらくその傾向を継承してくれるので面白い。地〇のミサワみたいな顔の双子が来た時は笑い死ぬかと思った。

・コーちん可愛いよ、コーちん

モーションパターンが膨大でよく動く、よく喋る。
中の人(福園美里)さんの声が非常に可愛らしく、マッチしている。

・ラスボスの曲

作品と全くあってないクサメロだけど、カッコイイ!

BAD/REQUEST

・3D化によるさまざまな弊害

とにかく処理が重い。可変30fpsだと思われるが、頻繁にパフォーマンスが低下。
しかも、フリーズ連発。セーブ中にフリーズしようものならセーブデータが破損する。
読み込みも遅くはないものの、頻繁に入るため煩わしい。
見栄えも悪く貧相なグラフィックは見ていて悲しくなる。技術力が低いなら無理して3Dにしなけりゃいいのに。

・自動生成ダンジョン

負荷軽減のためか、非常に視野が狭い。自動生成ゆえに各フロアの繋がりが不自然。
移動速度の上がる術を使用してダッシュしようものなら当然のようにプレイヤーは画面外に消える。

・錠前と木札

ダンジョン攻略に必須なアイテムなのだが、ダンジョン内にランダムで配置されるため、運が悪いとほぼ見つからない。他のプレイヤーの国で見つけるか、高い金を払って買うしかない。

ダンジョン攻略

・夜鳥子(ぬえこ)様のためのストーリー

桝田省治氏の著書「鬼切り夜鳥子」シリーズからのゲストキャラクター「夜鳥子」を中心にした展開がエンドロールまで終始続く。我々プレイヤー一族は彼女を助けるための添え物でしかなく、天界の神々も彼女にまつわる話しかしないので、冗談抜きに「我が鵺子を見よ 俺屍外伝」。
彼女に対する選択肢で否定的なものを選ぼうものなら、プレイヤーの人格否定までされる始末である。ちっちゃ。

・特注武器システム

制作時に特殊効果が決まっているらしく、ハズレを引いていてもい結果がわかるのは数世代後。
打ち直しにはPSストアで300円のアイテムを買わなければいけない。

・後半の戦闘バランス

ラスボスが初見殺し、行動不能を使ってきます。対策とって再戦してねって事なのでしょうが。

・屋敷内でのセーブデータのロード削除

ランダム要素が多い作品なので必須。でも削除!

・ダンジョン攻略中のモード選択削除

どっさりモードが追加されたのは、この件に対する救済措置なんだろうなぁ

・ムービー、イベントのスキップ不可

OPムービーは×ボタンでスキップ可能。オリジナル版は出来たような・・・

COMMENT

PS版プレイ済み。どっさりモードでエンドロールまでは見ました。VITATV使用。

前作に思い入れのプレイヤーに目の敵にされている本作ですが、ここ数年よく見る「名作の名を借りたガッカリゲー」であって決してクソゲーではない。
全体的に雑で手抜き感が凄まじいけど、遊べるポテンシャルは十分あります。

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(済)
NCさん[2014-07-26 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2016-01-26
最悪としか言いようがありません。
2回目の祭りまでは楽しめました。
そこからが最悪。
私はRPGを投げ出すことはしないのですが、これは別。ストーリーは悪くない。BGMも、交信なども良い。コーちんは可愛『かった』。
何が悪いって、皆さん書いてますが夜鳥子というキャラです。
正直夜鳥子が出てくるのは最初だけでよかった。
夜鳥子のせいで宿敵晴明すら気の毒に見えてくる始末。しかもプレイヤーであるはずの一族に蚊帳の外って…こんな仕打ちある?
普通はプレイヤーに気に入ってもらうためのストーリーを作るでしょうよ。なぜわざわざ不快感を感じさせることばかり設定に組み込むのか謎過ぎます。
しかも一族反映のため必要な交信を夜鳥子はしない…もう、はぁ?ですよ。何をお高く止まってらっしゃるのか?
ボス戦には必ず夜鳥子が必要ですが、交信のための奉納点まで持っていかれます。しかも夜鳥子は奉納点で強くなって出てくる。一族は交信を繰り返し強くなっていっているというのに、全くもって納得いきません。
15年も待ち続けた前作からのファンに申し訳ないと思わないのか疑問です。
夜鳥子のせいで『命の尊さ』が半減されます。

ネタバレ含む※
宿敵晴明の親である夜鳥子を一族に加えること自体が深いです。しかも、夜鳥子はなぜあんなにも神様たちに愛されているのか??後半ほぼ一族は蚊帳の外。夜鳥子のためのストーリーかいなと思います。そもそも一族が悲願を果たすためにという設定なのになんか変わっていませんか??
最悪です。
もっとよく考えてゲームを作って欲しかったです。
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