真 流行り神
中央値: 43 Amazon点数: 2.1
スコアーボード
標準偏差 10.38 (難易度) 1.75 mk2レビュー数 8ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 1pt | 3pt | 2pt | 2pt | 4pt | 2pt |
47pt
GOOD!
・オリジナリティ
安易に声優を使わないのは好感が持て、シリーズとして独特の雰囲気はある。
今作からのライアーズアートは制限時間付に選択肢を選ぶもので思った以上に緊迫感がある。
・システム、快適性
ADVとしてはよくできており、チャートで分岐もわかりやすく
気軽に好きなシーンにいつでも飛べる、今までの選択ルートも把握できる。
この点は申し分なく素晴しい。
・効果音、音楽
気持ち悪さ不気味さの効果音は一応きっちり表現できている。
音楽も一部除いて邪魔にならず雰囲気をよく伝えられている。
BAD/REQUEST
・ストーリー
世にも奇妙な物語なら佳作、流行り神なら駄作。
流行り神のタイトルを冠する必要性が感じられない。猟奇的な事件の裏側に潜む都市伝説による怪異、複雑な人間ドラマの真相を究明していくという独自のスタイルがさっぱりなくなった。
和風ホラーミステリーが、なんだかよくわからない変質者が出てくるグロテスクパニックになったと言えばわかりやすい。とにかく安っぽく、他媒体で既出のネタを延々見せられるだけで推理なんてさせてはくれない(主人公は警察なのに…)。ネタ自体もひねりがなく、事件と複雑に絡ませてというより単体で突き出してくるだけ。結末は悲惨ネタが多く投げっぱなしも多い、バッドエンドは死亡ネタばかりで辟易する。
・キャラクター
分岐によってキャラクターの性格や犯人がころころ変わるのでさっぱり愛着がわかない。3つほどストーリーをやれば、もはや人ではなくただの舞台装置としか認識できない。前作まではキャラの個性とコメディタッチなやりとりが話に緩急をもたらしていて魅力の1つだったが、今作にはそんなものは存在せず、キャラが例え良い行動をしても胡散臭いばかり。仲間である警察サイドすらどのストーリーでもろくでもない状態で常識に欠いておりストレスばかり募る。
・グラフィック
イベント絵が大変お粗末でメインキャラですら誰が誰だかわからない。怖いよりもただグロいだけで大して何も感じない。
・システム、音楽
ライアーズアートについては欠点のほうが多い。選択肢からは想像もつかない展開になるものが多く、結局どれを選べばいいのかわからずやり直すパターンが圧倒的に多い。音楽も浮いていて、変質者を前にノリノリなので今までの雰囲気がぶち壊しになる。
COMMENT
これを何故流行り神と称して発売したのか理解に苦しむ。
スタッフは1~3のどこが受けていたのかまるで理解できていないように思われて仕方がない。
安易なグロのドーンバーンに走るのでなく、じわじわくるような恐怖、推理していくおもしろさ、事件の哀愁等をちゃんと表現してほしい。
Amazonレビュー
レビュー者: ソギュウ レビュー日: 2014-08-31気持ち悪い描写ばっかりで、ストーリーも、バッドエンドばっかり・・・。
それでこの値段は高い。
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GOOD!
流行神123クリア済み
・システム面
バックログやスキップ等のはもちろん、ログから過去の会話に飛べたり選択肢会話まで戻れたりできる機能があるので非常に快適です。
一度読んだテキストならほぼすべて戻ることができるので選択肢まえでセーブしてまちがったらロードという作業がなくスムーズにゲームを進めれました。
BAD/REQUEST
正直悪いところばかりが目立ちました
・ゲームの方向性
まずはじめに前作までと仕様が大きく違っています。
前作までは事件ごとに話が区切られており、その中でオカルト・科学の2ルートに話が分岐していましたが今作はかまいたちの夜のように1つの話の中で選択肢により別のルートに分かれる形に変わっています。
そのため一つ一つのエピソードのテキスト量が激減し、全ルートがただのサブルートのような薄っぺらいないようになっています。
前作のように1つの事件にオカルト・科学2つ面から事件の真相を知るという楽しみがなくなっています。
・都市伝説と関係ない
流行神はこっくりさんなどの都市伝説に係わる事件を解明するゲームですが、そのシリーズの大前提の都市伝説がまったくといっていいほど出てきません。なぜ流行神の名を冠したのか理解できません。
・恐怖表現
流行神はいわゆるジャパニーズホラーのような静かな恐怖演出が主でしたが、この作品は「とりあえず人を殺して血ながしてればいい」という安易な恐怖表現しかありません。B級ホラーを見ている感覚が常に付きまといます。
・グラフィックの劣化
立ち絵もイベント絵もひどいです。
登場人物はほぼ同じ服同じ体勢です。潜入操作で着替えた言っているのに同じ服だったときはあきれました。
イベント絵も立ち絵の人相とまったく違う顔ばかりで、今映ってるのはどのキャラ?と混乱するほどです。この絵に関しても前作のような静かな恐怖はなく「とりあえずなスプラッタ」ばかりでうんざりしました。
・キャラクターへの感情移入
ルートが変わるたびにキャラークターの設定性格がかわるの結局このキャラはどんなキャラなのか?と思うばかりで感情移入できず、まったく魅力を感じませんでした。
・キャラクターの使いまわし
ルートが変わってもキャラクターが増えることはなく同じキャラが立場を変えて使いまわされています。そのため新しいルートでも新鮮さが皆無です。
・ライアーズアート
今作から加わった新要素で、短い時間で正しい選択肢を選ぶというものなんですが、選択肢がなぜが短い単語で作られており、そこから会話を予想しなくてはいけません。
しかし単語から主人公がどんな会話につなげるかなどわかるわけもないので結局なんどもやり直す運に左右されるシステムになっています。
・ボリュームの少なさ
全体的にボリュームが少ないです。テキスト量も既存のノベルゲームより明らかに少ないですし、
おなじみのデータベースも今までは200項目だったのが半分の100になっています。
COMMENT
相当ひどい内容です。
少なくともシリーズファンの購入はお勧めできません。
ノベルゲームとしてもボリュームの少なさやシナリオの稚拙さが目立ち到底お勧めはできません。
流行神は3で完結したと思ったほうがいいです。