東亰ザナドゥ

中央値: 62 Amazon点数: 3.2
スコアーボード
ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt |
72pt
GOOD!
同会社のゲーム、閃の軌跡とよく似ているのでそれと比較しつつ評価したいと思います。
・ストーリー、世界観
とある事象により力を手にした主人公(男)とその力を良く知る第2の主人公(女)←というよりは主人公(男)の相棒ポジションかも…。を中心とした日常と異常がうまく混ざり合ったストーリーです。人と人との絆や成長する強さなど青臭いけど感動するストーリーでした。あと、モブキャラも力が入っており、ストーリーが進むと会話が変わるのでメインストーリーとは別に楽しめました。
・システム
閃の軌跡プレイした人ならよく分かると思いますが、仲間とのいわゆる絆イベントをおこしながら街を散策するパートがあります。ミニゲームをやり込んだり、依頼を解決したり、隠しイベントがあったりと出来る事が多く、上記のとおりモブの会話もあるので楽しく散策できました。
あと、目的地がマップに詳しく載るので進めやすくてよかったです。
・戦闘
閃の軌跡で言うとフィールドアタックを改良した感じです。ステージを進みながら敵を倒したり、仕掛けを解きながらゴールを目指します。アクションです。キャラそれぞれが持ってる遠距離攻撃、溜め攻撃、滑空攻撃を駆使し、敵の攻撃を回避して攻撃を差し込むのは中々爽快感があります。後敵味方必ず属性があり、仲間は制限がありつつも属性を変えられる(主人公は無制限)ステージ開始前に敵の属性を見ながら適正のキャラや属性を選んで進むと効率よく行けます。(ステージ始まると変えられないので注意)軌跡シリーズで言うSクラフトに近いシステムもあります。(いわゆる必殺技)
・グラフィック
閃の軌跡より頭身がやや上がっており、イラストの再現率が上がってる印象。街並みも綺麗で東京の街並みはよくわかりませんがのめり込めました。
・BGM
流石にファルコム。良曲揃いでした。テーマBGMが一番お気に入りです(タイトル画面で流れるやつ)
・その他
世界観の随所に閃の軌跡の要素がありました(閃の軌跡と書かれたマンガ等)ファンには嬉しい工夫。料理のレシピ、本、人物図鑑集め、主人公のパラメーター強化などやり込みの工夫も良かったです。後はopですが個人的には最高でした。それゆえに不満が少し・・・。
BAD/REQUEST
・ストーリーに関して
全体的には良かったんですが所々に不満が。言動で凄み、あるいは成長を感じさせる主人公に対し相棒ポジの女の子は不必要、説明不足の持ち上げで凄い子ってやるので正直受け付けない。特に印象が悪かったのがとある場面で「俺達が手こずった相手を一撃で…」と評価するシーンがありますがこれ別の個体を一撃で倒したならともかく直前まで主人公達が戦っていた敵にとどめを刺しただけなので「俺達が戦っていたのにおいしいとこだけもらっていった…」としか感じませんでした。その上後でまるで私が倒したんだ!とでも言わんばかりの上から目線をしてくるので余計に腹が立ちました。(一応この辺りを起点に微妙に改心しますが)他にもとあるキャラが随所で「やはり、そうでしたか。」と事態が起こってから発言するのがやたら多く、「じゃあ最初に言っとけ」としか思えません。(一応反省しますが)閃の軌跡でもちょっと思いましたがキャラの凄みの伝え方がワンパターン。「流石は○○」って台詞はこのゲームだけで十数回は発言します。「この威圧感…」「このオーラは…」ゲーム画面越しの俺達プレイヤーには残念ながら伝わりません…。その他も一部閃の軌跡と演出が似てるので「またこのパターンか…。」と感じる事もしばしば。
・戦闘の不満
敵は基本アーマー持ちなので攻撃してもお構いなしに攻撃してきます。たまに怯みますが。回避しかできず、防御が無いので全体攻撃を持つボスには打つ手なし。と思いきや実は接近すれば当たらないエリアがあるという場合も。なんじゃそりゃ。ジャンプしてかわすのもあるのでまぁありと言えばありですが。後属性に関して、ステージにいける仲間は3人まで、なのでステージの敵属性が4つ以上あると補えない属性が必ずでる。しかも基本そのパターンのステージばかり。何がしたかったのか意味不明です。弱点ばかり突くなとでも言いたいんでしょうか。あといわゆる必殺技はスキップできないので若干冗長、しかも連携できる関係上どのキャラも小技で攻める→とどめの大技と演出もワンパターン。
・その他
マップに目的地を載せるのはやりやすくていいんですが、依頼とかで「○○を探そう」ってなっても目的地表示のある場所に向かえばいいだけなので捜索要素が息してません。個人的には楽でいいんですが。
・OPムービーの問題
なぜか新しい章に入るたびに流れます。なのにタイトル画面前では流れません。何故この仕様にしたのか。見たい時に見れるのがOPの良さだと思うんですが。
COMMENT
BADに書き忘れたんですが閃の軌跡で登場したとあるキャラがまんまコピーして登場します。さすがにどうかと…。メインキャラなので嫌でも食い込んでくるし、嫌いなキャラではないですが別世界のゲームにまで出張しないでください。
と、不満も多いですが全体的には中々面白く、クリアまでスムーズに進められました。少なくとも買って後悔はしてません。
人を選ぶ要素はありますが、学校生活、手軽なアクション、気ままな探索を楽しみたい人は手にとってみる価値はあるかな、と思います。
余談ですがここぞという時にOP曲流すのって反則ですよね。感動しちゃいます。
Amazonレビュー
レビュー者: アビスシャークドレイク レビュー日: 2016-08-03ファルコムのゲームは今回が初めてですので軌跡シリーズなどの他作品との比較なしでの評価となります。
以下、良いところと悪いところです。
良いところ
BGMはかっこいい音楽が多くまた、ダンジョンにも合っている物が多かった
料理、スケボー、カードゲームなどやりこみが多い
キャラクターも個性的な人物が多く最後まで愛着を持ってプレイできた
悪いところ
ダンジョンでの戦闘アクションが単調
ストーリーがご都合主義すぎてキャラの思いが台無しになるシーンもしばしば(特にトゥルーエンド)
ロードが多い、そのうえイベントの間にもロードが入る
こんな感じでしょうか?
ミニゲームのスケボーやゲーセンなどのやりこみも多く感じ結構はまりました。
特にマスターコアの収集、料理の収集、依頼の達成などやれることは多かったです。
BGMもその場面で合っている曲が多くどの曲も素晴らしいです。
それだけに後述するストーリーが微妙な出来なので余計に勿体ない気がします。
キャラクターも少しテンプレ的ですが仲間キャラは魅力的なキャラが多く、
最後まで愛着をもってプレイ出来ました。そのためダンジョンでどの仲間を連れて行くのか非常に迷いました。
ですが、これらのキャラを持ったとしてもストーリーやダンジョンでの戦闘などの問題点が全て台無しにしています。
まず、戦闘システムですが一応、アクションバトルをモチーフにしていますが攻撃方法が通常攻撃、空中攻撃、溜め攻撃、遠距離攻撃、
超必殺の5つくらいしかない事でしょうか・・
確かに仲間、それぞれのアクションは違いがあり個性が出ているためある程度はそれで補えるかもしれませんが、
どうしても戦闘が単調になりがちになってしまいます。
また、ストーリーも正直、よくあるラノベのようなご都合主義な展開が続くためあれだけキャラが個性的でも、
ことあるごとによくあるクサいセリフをそのまま喋らせたり大した苦労もしないで実はこうだった!的なイベントが起きて謎に迫って一気に解決みたいな感じがしていまいち盛り上がりません・・
また、結局は怪異や異界の正体も分からないままだし思わせぶりな設定や付箋もほぼ未回収のまま終わります・・
さらにノーマルエンド後に見られるトゥルーエンドはこのゲームのラストを簡単に覆し結果、台無しにしてしまいかねない結末です。
そもそも分岐が何でラストのノーマルエンド直前なのでしょうか?あのようなハッピーエンドにしたいなら、
本編のどこかでフラグを立てなきゃいけないと思うのですが・・あれでは感動もなにもあったものじゃありません。
また、ご都合主義な展開のためかイベントシーンもどこか冗長な感じがし、
その冗長なイベントシーンの間にも何回もロードに入ることも多く場面によってはかなりストレスを感じました。
総合的に言えばRPGとしてはそれなりに遊べるのかもしれませんが、
ストーリーがご都合主義な展開が多く謎も多く残りモヤモヤした感じが多くせめてもう少しストーリーの中で、
設定などに説得力を持たせた内容にして欲しかったですね。
それでもキャラクターは好きなキャラが多くそれなりにやり込めたのでこの評価になりました。
アクセスランキング
-
-
フリーダムウォーズ
■ ジャンル:“奪還”マルチプレイアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック:1〜4人)
■価格:6264
■発売日:2014-06-26
-
-
討鬼伝
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1~4人
■価格:6090
■発売日:2013-06-27
-
-
ペルソナ4 ザ・ゴールデン
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,980円
■価格:7329
■発売日:2012-06-14
-
-
GOD EATER 2(ゴッドイーター2)
■ ジャンル:ドラマティック討伐アクション ■ プレイ人数:1~4人
■価格:5980
■発売日:2013-11-14
-
-
英雄伝説 閃の軌跡
■ ジャンル:ストーリーRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:6,200円 ■ 限定ドラマCD同梱版:8,190円
■価格:7140
■発売日:2013-09-26
-
-
GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動
■ ジャンル:重力アクション・アドベンチャー ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,900円
■価格:5980
■発売日:2012-02-09
-
-
SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1~4人
■価格:5980
■発売日:2013-03-07
-
-
KILLZONE: MERCENARY(キルゾーン マーセナリー)
■ ジャンル:FPS ■ プレイ人数:1人(オンライン時:1?8人)
■価格:4980
■発売日:2013-09-05
-
-
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人
■価格:7690
■発売日:2014-04-10
-
-
ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド
■ ジャンル:レース
■価格:5980
■発売日:2012-11-15
GOOD!
空の軌跡からのファルコム作品をやり続けています。
一言で言えば、ファルコムさん頑張ったなって感じです。本作では、ファルコム特有の矛盾が、かなり少なくなったように感じます。(他のゲームに比べて少ないとは言ってない)そして、ファルコムの得意とする終盤の盛り上がりは流石です。閃、閃2のときにはファルコムはもう終わったと酷く落胆したものですが、盛り返した気がします。この調子で頑張ってください!
具体的なよかったポイントを挙げます
まずはアクションです。私はファルコム作品の難易度を知っていたので、1周目からnightmare、異界でのアイテム禁止縛りをしてやっていましたが、この難易度がちょうどよく、全てのキャラが持ち味を活かして戦えるようになります。新しく始める人は強くこれをやることを勧めます。例えば、シオは対多数に最強、雑魚とのタイマンでは実はミツキの剛撃がめちゃくちゃ強い、リオンはカーソルを合わせず飛翔でヒット&アウェイ、どの距離でも強いアスカなど、使いこなすと多彩な戦術を楽しむことができます。アイテム使って永遠ドライブ&ユウキの弾幕とか、自らゲームをつまらなくするスタイルはやめましょう笑
次にキャラです。リオンやばい。本当にストライクゾーン。あんな風な男を勘違いさせちゃうようなキャラって本当に可愛いですよね!リオンだけでこのゲームをやる価値があるけど、零碧の軌跡のリーシャがファルコムで一番好きなので5点はあげません笑 ですが、下手にくっつけなくて主人公のルートは固定されてるのは良かったです。この方がストーリーが一本化するし、逆にメンバーみんなのキャラを立たせることができたのでgoodです!
ストーリーのノーマルエンドとトゥルーエンド構成は良かったです!ユウキが言うように、トゥルーエンドはボーナスステージのご都合主義のハッピーエンドです。ノーマルエンドなしにいきなりこれ見せられたら流石に違うだろってなりますが、ノーマルエンドを見せてからなので、ハッピーエンドを望む人用だとはっきりしてgood。FFのX-Ⅱみたいなものですね。
最後に音楽。これはもう流石ですね。どの他社の追随も許さないクオリティです。盛り上げる音楽、日常音楽は聴くだけでゲームに入ったような臨場感です!サントラは絶対買いです。
BAD/REQUEST
Goodでべた褒めしましたが、もちろん不満点もあります。グラフィックはもう諦めてるので、それ以外で笑
まず難易度ですね。nightmareアイテム使用禁止縛りをしても、キャラが戦闘不能に陥ることすらありませんでした…これ、難易度ハード以下でチートみたいな性能のアイテム使っちゃったら、そりゃあ楽しくないですよね笑
nightmareを、ノーマルレベル、アイテムの使用回数制限は設けなきゃダメだと思います。ファルコムのゲームは、基本的に難易度は一番難しいもの、戦闘中アイテム使用禁止がちょうどいいバランス(軌跡シリーズもそうだけど)ですので、これを間違えると一気につまらなくなりますよね…これからファルコムのゲームやる人は気をつけてください。
それから、ストーリーがワンパターンなことです。最後のキャラを除いて、キャラの加入までの流れが全部同じなのはどうかなと。また、ファルコムのゲームの面白味は正義の複雑性だと個人的には思っていました。特に軌跡シリーズは、色々なしがらみがあって、痛いことも経験して、色々な正義がある中でそれでも自分の正義を信じて前に進んでいくところが好きだったところです。東京ザナドゥでは、ネメシス、ゾディアック、オルデンの目的や敵対関係が見えてこずに、特に何もなくみんな仲間になってしまったのは残念でした。そこを見せてくれれば、背後の組織を超えたXRCの絆に共感したのかなと思います。また、ラストのコウがちょっと残念でした。というのは、私は碧の軌跡のロイド達の選択がとても好きだったんですよね…これだけ言えばファフコムファンにはわかってもらえると思います笑
最後にキャラです。個人的には、トワちゃんはいてよかったと思います。トワがこの世界観に来たら本当にこんな感じなんだろうなぁ〜と微笑ましかったです。ただ、コウの厨二すぎるのが痛すぎたなぁというのはあります。ネメシスとかゾディアックとかオルデンとかはかっこいいと思いましたが、ああいう悪い意味で真っ直ぐすぎるのは共感が持てませんでした。変に真っ直ぐすぎる癖に、変に現実の若者を意識したような謎なキャラになってしまったように感じます。リオンやユウキ、シオなど魅力的なメンバーがいたのに、コウの変なキャラで台無しになった感は正直ありました
COMMENT
総評としては、かなり面白かったと思います。日常シーンもアクションも楽しめました!本当に買って良かったです!
ただ、難易度は気をつけないと、一気に面白くなくなると思います。あと、アイテムも使っちゃダメです笑 あんなの使ったらゲームになりませんし。
ということで、うまく遊べば物凄く面白いゲームでした!非常にオススメです!ぜひやってください!