東亰ザナドゥ

発売元: 日本ファルコムオフィシャルサイト 発売日: 2015-09-30 価格: 6998(税込) レーティング: 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 犯罪 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 62 Amazon点数: 3.2

スコアーボード

東亰ザナドゥレビューチャート 標準偏差 15.44 (難易度) 1.47 mk2レビュー数 19
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ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
521人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
2pt 3pt 4pt 4pt 4pt 4pt 2pt
総合点
74pt

GOOD!

日本ファルコムのゲームでイースと軌跡をプレイしてきた者です。ファルコムの3番目の看板作品と言っただけあって、なかなか期待したゲームでした。

・ARPG
同社の那由多の軌跡がARPGでしたが、東京ザナドゥはアクション・シナリオともに進化していました。
アクションでは豊富な操作性やそれを活かすダンジョンそしてボス戦、なかなか評価したい出来でした。
そしてシナリオも徐々に盛り上がりをみせて、飽きが来ませんでした。

・サウンド
ファルコム作品のサウンドは言うまでもなく素晴らしい。
特に今回は現代劇なので、それに合うBGMばかりです

・移動
杜宮市という架空の街が舞台で、クエストであちこち走り回るが、マップ移動ができるので苦ではありませんでした。また、ロード時間も気なりませんでした。

BAD/REQUEST

・オリジナリティ
システムやモンスター、イベントといったもののオリジナリティに欠けます。まあ、良く言えば同社の軌跡シリーズとイースシリーズ。他社ア◯ラスのペ◯ソナなどの良いとこ取りなのだろうが、目新しさ皆無です。看板作品にするにあたって、まずいんでは…

・ストーリー
最近のファルコムの作品に言えるのですが、ストーリーが後一歩で物足りない。悪くはないが、凡作止まり。
もう一度空の軌跡や、イース7の感動を味わいたい。
そろそろ学生はやめてもらいたい。シナリオ上無理があったり、矛盾を感じずにはいられない。

・グラフィック
技術力のない会社だからしかたないけど、あのモーションで例えば戦闘シーンのムービーを見せられても、全く迫力が伝わらない。ムービー以外は許すとして、せめて重要なムービーだけは、迫力あるものを届けてもらいたい。今回のOPの出来は良いのだから、アニメーションを使ったり工夫してもらいたい。

COMMENT

・総合
まあ、悪くはないです。むしろ初の現代劇にしてはよく出来ています。しかし、オリジナリティやグラフィックといった面でファルコムの進化が無くて寂しく思います。しかし、丁寧に作り込まれていることは確かです。しっかりとしたRPGがやりたい人にオススメできます。
次回作には、唯一無二のゲーム性と技術力向上を目指して欲しいです。

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(済)
實さん[2015-10-18 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

508人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
1pt 2pt 4pt 3pt 2pt 3pt 0pt
総合点
50pt

GOOD!

○杜宮に生きる多くのキャラクターたち
 ファルコム作品で相変わらず舌をまく思いなのが、登場するキャラクターがモブキャラ含め、その世界にちゃんと生きているんだということを感じさせてくれることです。ストーリーごとはもちろん、同一話数内でもタイミングやイベントの前後で会話内容が変化するのは素晴らしい。特に、今作は現代が舞台ということもあり、実際に生きる私たちと近い価値観の人もおり、今までの作品以上に共感できるキャラクターの声が多かった

○安定のBGM
 こちらも相変わらずのファルコム作品特有、熱いBGM。特に「魔女の荊城」はPVでも用いられた楽曲ゆえ期待値が高かったですが、場面の盛り上がりに合わせて効果的に使われていたように感じます。後半のダンジョン曲も怒涛の勢いでプレイを盛り上げてくれるものばかりでした。サントラが楽しみです。

○プレイの爽快感
 難易度があまり高くないため、雑魚キャラをバッサバッサと倒してダンジョンを進めることができます。Sグリードなどは若干の戦術性があれば突破できます(無論ゴリ押しも可能)ので、割と爽快です。難易度をノーマルorイージーにすると、射撃スキル一択になりかねないですが、途中で出てくる射撃バリア持ちのグリードのおかげで射撃だけで突破できるわけではなくなります。

○やり込み要素
 キャラクターの会話が変わるのも含みますが、料理・本・戦闘手帳・フレンドと相変わらずのやり込み要素の多さです。これらをコンプしようと思えばそこそこのボリュームで(飽きなければ)楽しめること請け合いです。トロコン自体もそこまで難しくなく、適度にやり込み様があるゲームに仕上がっています。(トロコンは10月中旬時点でバグ存在のためできていませんが、バグ修正が入れば即座にトロコン可能までやりこんであります)

BAD/REQUEST

○エピローグのストーリーの一貫性のなさ
 本作のストーリーですが、一言で言って「デウス・エクス・マキナ」です。
 最終話まではやり込み要素中に伏線をちりばめつつ、異界・怪異がらみの不可思議な現象を主人公たちが一つずつ解決させていく、王道的、青臭さの残る青春活劇です。ところが、エピローグになると、怪異とはまた違う「神様」を出現させ、作中キャラも言う通りの「ご都合主義」でめでたくハッピーエンド。
 せっかく最終話まででうまいこと伏線回収もしながらストーリーが構築されていたのに、エピローグで全て台無しです。あまりにもがっかりした状態で全クリを迎えてしまったため、今までのストーリーはなんだったのかとあきれ返るほどでした。ハッピーエンドで終わらせたいのはわかりますが、それならそれでハッピーエンドへの持って行き方があるでしょう。この一貫性のなさは本作最大のBAD要素です。

○作中キャラクターに多くを語らせすぎ
 スターカメラの子供、イベント時のユウキの一言など、制作スタッフにそのような意図がないにせよ、スタッフの「言い訳」をキャラクターに代弁させるのが気持ち悪かったです。
 百歩譲ってスターカメラの子供は、ゲーム観を語るだけなので、そういう解釈や意見もあるよね、でスルーできますが、ユウキの「ご都合主義」、「ボーナスステージをやらない手はない」などの発言はストーリーにどうしても関わってくるため、見るたびイラっとしながらボイスをスキップしました。メタ発言を全く入れるなとは言いませんが、ここまで言い訳じみたメタ発言はふざけるなとしか言いようがありませんでした。

○発展途上?のグラフィック
 閃の軌跡以来、360度3Dグラフィックを採用して3作目。もうそろそろグラフィックになんらかの成長が見られると1ファンとしては安心できるのですが、今作は全くです。モーションももしかしたら閃の軌跡IIの方が良かったのではないかと思わせるものが多いです。閃の軌跡ならあくまでストーリーRPGとしてモーションなどにそこまで気は取られませんが、今作はアクションRPG。アクションを前面に押し出してきた以上、このグラフィックでこのレベルのモーションというのはどうなのかと。10年ぐらい前のアクションゲーをプレイしている感覚に陥りました。
 イース新作がPS4で、と発表されていますが、このグラフィックレベルでPS4は持て余すだけでしょう。

○オリジナリティ皆無の作品
 この作品の独自の要素はどこにあるのか、と考えると、どこにもないとしか言いようがないです。那由多の軌跡・閃の軌跡II・イース セルセタの樹海などからシステムを借りて、現代RPGものとして例えばペルソナの設定を借りれば本作が出来上がります。これは偶然でしょうが(そう信じたい)、格闘系女子、アイドル、見た目ヤンキーながら実はいい奴というあたりもどこぞのRPGの主要キャラを彷彿とさせます。

COMMENT

ファルコム作品は軌跡シリーズ全て(那由多含む)・PSPとして出ているイース作品は既プレイ。ほかレトロ系も何作か。
グラフィック・システムで閃の軌跡IIのものを多く踏襲しているため、そちらとの対比が多くなりましたが、ご容赦ください。


上述の通り、バグが修正されればすぐにトロコン出来るまでやりこみましたが、残念ながら満足度は本当に「普通」としか言えない状態です。
全クリ時に達成感がなかったのですが、上述の通りストーリーにがっかりして終えてしまったのが根本の原因だと思います。
ファルコムの新作ということで、少し期待値が高すぎたのかもしれませんがそれを差し引いてもやはり、普通としか言えない満足感です。期待値も含めて評価は微妙とさせていただきました。

そして、今後の危惧として、あれほどストーリーが良かったファルコム作品でこんな雑なストーリーを展開されると、今後の別作品にも同じようなことが起こるのではないか不安になります。(特に、死者の蘇り系)

総括として、ファルコム初の現代RPGということもありましたが、全体的に物足りない1作になりました。
PS4のイース、軌跡シリーズの続編ではこれらの問題点がうまいこと改善された作品になっていることを願ってレビューの締めとさせていただきます。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(済)
philipさん[2015-10-15 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: アビスシャークドレイク レビュー日: 2016-08-03
字は違いますが東京をモデルにしているのとキャラクターに惹かれて購入しました。
ファルコムのゲームは今回が初めてですので軌跡シリーズなどの他作品との比較なしでの評価となります。
以下、良いところと悪いところです。

良いところ

BGMはかっこいい音楽が多くまた、ダンジョンにも合っている物が多かった

料理、スケボー、カードゲームなどやりこみが多い

キャラクターも個性的な人物が多く最後まで愛着を持ってプレイできた

悪いところ

ダンジョンでの戦闘アクションが単調

ストーリーがご都合主義すぎてキャラの思いが台無しになるシーンもしばしば(特にトゥルーエンド)

ロードが多い、そのうえイベントの間にもロードが入る

こんな感じでしょうか?

ミニゲームのスケボーやゲーセンなどのやりこみも多く感じ結構はまりました。
特にマスターコアの収集、料理の収集、依頼の達成などやれることは多かったです。

BGMもその場面で合っている曲が多くどの曲も素晴らしいです。
それだけに後述するストーリーが微妙な出来なので余計に勿体ない気がします。

キャラクターも少しテンプレ的ですが仲間キャラは魅力的なキャラが多く、
最後まで愛着をもってプレイ出来ました。そのためダンジョンでどの仲間を連れて行くのか非常に迷いました。

ですが、これらのキャラを持ったとしてもストーリーやダンジョンでの戦闘などの問題点が全て台無しにしています。
まず、戦闘システムですが一応、アクションバトルをモチーフにしていますが攻撃方法が通常攻撃、空中攻撃、溜め攻撃、遠距離攻撃、
超必殺の5つくらいしかない事でしょうか・・
確かに仲間、それぞれのアクションは違いがあり個性が出ているためある程度はそれで補えるかもしれませんが、
どうしても戦闘が単調になりがちになってしまいます。

また、ストーリーも正直、よくあるラノベのようなご都合主義な展開が続くためあれだけキャラが個性的でも、
ことあるごとによくあるクサいセリフをそのまま喋らせたり大した苦労もしないで実はこうだった!的なイベントが起きて謎に迫って一気に解決みたいな感じがしていまいち盛り上がりません・・
また、結局は怪異や異界の正体も分からないままだし思わせぶりな設定や付箋もほぼ未回収のまま終わります・・
さらにノーマルエンド後に見られるトゥルーエンドはこのゲームのラストを簡単に覆し結果、台無しにしてしまいかねない結末です。
そもそも分岐が何でラストのノーマルエンド直前なのでしょうか?あのようなハッピーエンドにしたいなら、
本編のどこかでフラグを立てなきゃいけないと思うのですが・・あれでは感動もなにもあったものじゃありません。

また、ご都合主義な展開のためかイベントシーンもどこか冗長な感じがし、
その冗長なイベントシーンの間にも何回もロードに入ることも多く場面によってはかなりストレスを感じました。

総合的に言えばRPGとしてはそれなりに遊べるのかもしれませんが、
ストーリーがご都合主義な展開が多く謎も多く残りモヤモヤした感じが多くせめてもう少しストーリーの中で、
設定などに説得力を持たせた内容にして欲しかったですね。
それでもキャラクターは好きなキャラが多くそれなりにやり込めたのでこの評価になりました。
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