東亰ザナドゥ
タイトル概要
中央値: 62 Amazon点数: 3.2
スコアーボード
標準偏差 15.44 (難易度) 1.47 mk2レビュー数 19ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
587人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
579人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
総合点
62pt
62pt
GOOD!
ストーリーは分かりやすくて、なかなか面白かったです。
難易度が選べるので、結構快適に戦闘をこなせました。
自分はそういったアクションが苦手なので助かりました。
キャラクターは冴えてて良かったです。
親切設計なのでクエストも進めやすかった。
BAD/REQUEST
絆イベントは邪魔くさかった。
頑張って深めても、見合った見返りもないし。なんの必要があったの?
アクションは簡単なんですが、単調なので深みがないです。
グラフィックは今一歩というレベルです。
COMMENT
やり終えた知り合いから安値で譲ってもらいプレイしました。
そんな特筆するほど優れた部分も感じなかったけど、普通に楽しく攻略していけました。
今はトロフィーコンプを目指してやっております。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: アビスシャークドレイク レビュー日: 2016-08-03
字は違いますが東京をモデルにしているのとキャラクターに惹かれて購入しました。
ファルコムのゲームは今回が初めてですので軌跡シリーズなどの他作品との比較なしでの評価となります。
以下、良いところと悪いところです。
良いところ
BGMはかっこいい音楽が多くまた、ダンジョンにも合っている物が多かった
料理、スケボー、カードゲームなどやりこみが多い
キャラクターも個性的な人物が多く最後まで愛着を持ってプレイできた
悪いところ
ダンジョンでの戦闘アクションが単調
ストーリーがご都合主義すぎてキャラの思いが台無しになるシーンもしばしば(特にトゥルーエンド)
ロードが多い、そのうえイベントの間にもロードが入る
こんな感じでしょうか?
ミニゲームのスケボーやゲーセンなどのやりこみも多く感じ結構はまりました。
特にマスターコアの収集、料理の収集、依頼の達成などやれることは多かったです。
BGMもその場面で合っている曲が多くどの曲も素晴らしいです。
それだけに後述するストーリーが微妙な出来なので余計に勿体ない気がします。
キャラクターも少しテンプレ的ですが仲間キャラは魅力的なキャラが多く、
最後まで愛着をもってプレイ出来ました。そのためダンジョンでどの仲間を連れて行くのか非常に迷いました。
ですが、これらのキャラを持ったとしてもストーリーやダンジョンでの戦闘などの問題点が全て台無しにしています。
まず、戦闘システムですが一応、アクションバトルをモチーフにしていますが攻撃方法が通常攻撃、空中攻撃、溜め攻撃、遠距離攻撃、
超必殺の5つくらいしかない事でしょうか・・
確かに仲間、それぞれのアクションは違いがあり個性が出ているためある程度はそれで補えるかもしれませんが、
どうしても戦闘が単調になりがちになってしまいます。
また、ストーリーも正直、よくあるラノベのようなご都合主義な展開が続くためあれだけキャラが個性的でも、
ことあるごとによくあるクサいセリフをそのまま喋らせたり大した苦労もしないで実はこうだった!的なイベントが起きて謎に迫って一気に解決みたいな感じがしていまいち盛り上がりません・・
また、結局は怪異や異界の正体も分からないままだし思わせぶりな設定や付箋もほぼ未回収のまま終わります・・
さらにノーマルエンド後に見られるトゥルーエンドはこのゲームのラストを簡単に覆し結果、台無しにしてしまいかねない結末です。
そもそも分岐が何でラストのノーマルエンド直前なのでしょうか?あのようなハッピーエンドにしたいなら、
本編のどこかでフラグを立てなきゃいけないと思うのですが・・あれでは感動もなにもあったものじゃありません。
また、ご都合主義な展開のためかイベントシーンもどこか冗長な感じがし、
その冗長なイベントシーンの間にも何回もロードに入ることも多く場面によってはかなりストレスを感じました。
総合的に言えばRPGとしてはそれなりに遊べるのかもしれませんが、
ストーリーがご都合主義な展開が多く謎も多く残りモヤモヤした感じが多くせめてもう少しストーリーの中で、
設定などに説得力を持たせた内容にして欲しかったですね。
それでもキャラクターは好きなキャラが多くそれなりにやり込めたのでこの評価になりました。
ファルコムのゲームは今回が初めてですので軌跡シリーズなどの他作品との比較なしでの評価となります。
以下、良いところと悪いところです。
良いところ
BGMはかっこいい音楽が多くまた、ダンジョンにも合っている物が多かった
料理、スケボー、カードゲームなどやりこみが多い
キャラクターも個性的な人物が多く最後まで愛着を持ってプレイできた
悪いところ
ダンジョンでの戦闘アクションが単調
ストーリーがご都合主義すぎてキャラの思いが台無しになるシーンもしばしば(特にトゥルーエンド)
ロードが多い、そのうえイベントの間にもロードが入る
こんな感じでしょうか?
ミニゲームのスケボーやゲーセンなどのやりこみも多く感じ結構はまりました。
特にマスターコアの収集、料理の収集、依頼の達成などやれることは多かったです。
BGMもその場面で合っている曲が多くどの曲も素晴らしいです。
それだけに後述するストーリーが微妙な出来なので余計に勿体ない気がします。
キャラクターも少しテンプレ的ですが仲間キャラは魅力的なキャラが多く、
最後まで愛着をもってプレイ出来ました。そのためダンジョンでどの仲間を連れて行くのか非常に迷いました。
ですが、これらのキャラを持ったとしてもストーリーやダンジョンでの戦闘などの問題点が全て台無しにしています。
まず、戦闘システムですが一応、アクションバトルをモチーフにしていますが攻撃方法が通常攻撃、空中攻撃、溜め攻撃、遠距離攻撃、
超必殺の5つくらいしかない事でしょうか・・
確かに仲間、それぞれのアクションは違いがあり個性が出ているためある程度はそれで補えるかもしれませんが、
どうしても戦闘が単調になりがちになってしまいます。
また、ストーリーも正直、よくあるラノベのようなご都合主義な展開が続くためあれだけキャラが個性的でも、
ことあるごとによくあるクサいセリフをそのまま喋らせたり大した苦労もしないで実はこうだった!的なイベントが起きて謎に迫って一気に解決みたいな感じがしていまいち盛り上がりません・・
また、結局は怪異や異界の正体も分からないままだし思わせぶりな設定や付箋もほぼ未回収のまま終わります・・
さらにノーマルエンド後に見られるトゥルーエンドはこのゲームのラストを簡単に覆し結果、台無しにしてしまいかねない結末です。
そもそも分岐が何でラストのノーマルエンド直前なのでしょうか?あのようなハッピーエンドにしたいなら、
本編のどこかでフラグを立てなきゃいけないと思うのですが・・あれでは感動もなにもあったものじゃありません。
また、ご都合主義な展開のためかイベントシーンもどこか冗長な感じがし、
その冗長なイベントシーンの間にも何回もロードに入ることも多く場面によってはかなりストレスを感じました。
総合的に言えばRPGとしてはそれなりに遊べるのかもしれませんが、
ストーリーがご都合主義な展開が多く謎も多く残りモヤモヤした感じが多くせめてもう少しストーリーの中で、
設定などに説得力を持たせた内容にして欲しかったですね。
それでもキャラクターは好きなキャラが多くそれなりにやり込めたのでこの評価になりました。
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GOOD!
PSP版の空の軌跡FCからの軌跡シリーズファンです。なお、那由多の軌跡はやっておりません。
本作については、ファルコム初の現代ものということでちょっと物珍しさを感じて手をだしてみたというスタンスです。
イージーモードで、戦闘はそんなに気合入れてやっておりません。
また、後述しますが本作は閃の軌跡に非常によく似ていますので比較対象として頻繁に名前を出していきます。
まずは良い点から。
・音楽はさすがのクオリティー
現代ものだからか、軌跡シリーズよりはメロディラインをおさえた控えめな感じだったかな?
そのぶん異界関連の曲はバラエティーに富んでいて印象的な曲が多かったですね。
特にサントラで言うと「Possibility Flaps」「Hazy Moon」「Immemorial Sanctuary」あたりはとても好きです。
・住民一人ひとりにドラマがある
軌跡シリーズもそうでしたが、本作も学生たちや杜宮の住人の皆さんとの会話が楽しいです。
フレンドのリストに載らない人達も、話が進むにつれてだんだん状況が変わっていく。
この人達は杜宮でちゃんと生きてるんだなって思えます。
終盤になると大変な状況だけどあの人は今どうしてるんだろう?という気持ちになりましたね。
・キャラの見た目が綺麗になった
閃に比べてかなりイラストに近い感じになりましたね。
特に女性キャラは本当に可愛いです。
閃のときには大人の男性の顔が下膨れな感じで今ひとつだったのですが、今作ではだいぶ解消されています。
とはいえ、それゆえに悪いところも目立つわけですが……。
これは後述する悪いところで。
・戦闘時のアクション操作はごく簡単
アクションは苦手なのですが、それほど複雑な操作を要求されるわけでもないし、ダンジョンも複雑な作りではないのであまり苦労はしていません。
若干高低差のあるダンジョンだと距離の目測がとりづらいというくらいかな?
私はコンボはあまり考えず、弱点の属性で攻撃することを重視していましたが、その属性が苦手なグリードがいるとちゃんとキャラが「自分に任せろ」と言ってくれるのはわかりやすくて良かったですね。
BAD/REQUEST
残念なことに悪い点は非常にたくさんあります。
・閃の軌跡からの流用が多すぎる
オリジナリティーを0点とした理由がここです。
レシピ集め、本集め、敵の造形、びっくりしたときに頭の上に飛び出るマーク、ミニゲーム、はては人物の動作まで。
見た目からシステムからありとあらゆる要素が閃の使い回しで、東亰ザナドゥの独自性を感じることはできません。
閃Ⅱの出来が悪かったことを考えると、こんなもの作ってたから閃Ⅱがあの体たらくだったんじゃないか?なんて疑うほど嫌な気持ちになりました。
おかげで序盤からテンションが急降下してしまいました。
・ボイスがついたりつかなかったり
イベントシーンでモブキャラには声がついているのに、何故か主人公側にはついていない、その逆のケースもあったりで聞いていて落ち着かないです。
中途半端な作りはこれもまた閃と同様でした。
・キャラの動きが不自然かつワンパターン
キャラの見た目は確かに綺麗になりましたが、そのぶん動きの不自然さや稚拙さがより目立つようになってしまっている。
3Dキャラになった閃から数えて3作目でこの進歩のなさはどうなんでしょうか?
こちらに歩み寄ってくるシーンでしばらく目を閉じたまま歩いてきたり、店員さんに話しかけると一瞬変な風に身体を揺らしたり……、人間の動きとして不自然なんですよね。
また、動きのバリエーションも少ないです。
例えばゲーム開始から1時間程度で、トワとシオリとソラ、それぞれ別のシーンにも関わらず、慌てて何かを否定する時に3人とも「軽くのけぞりながら両手を前につきだして激しく振る」という仕草をとる。
要するにかわいい系の少しおとなしめの女性キャラはひとまとめにそういう動きをするものだと設定されてしまっているんですね。
驚くなど激しい感情が表れるときには最もそのキャラの個性が現れそうなものなんですけどね……。
あとこれは非常に細かいんですが、和服を着ているキャラが洋服を着ているキャラと全く同じ動きをしているのはどうかと。
和服がまるでゴムのスカートを履いてるようにみえて不自然です。
・バトルで防御がない
イージーでやっていますので特にそこまで大変ではなかったんですが、回避だけじゃなくて防御もほしかったなあ。
あとロックオンしたらカメラも追従するとかキャラがそっち向くとかしてほしかったです。
特に周囲を大量のグリードに囲まれるとカメラワークのせいで、画面外の敵に攻撃しなきゃいけなかったり自分の位置がわからなくなったりしてやりづらかった。
必殺技の演出がカットできないのも地味に辛い……。
・ミツキのS衣装が閃Ⅱのエマとそっくり
ダウンロードコンテンツで入手できるそれぞれのキャラのS衣装はどれも素敵で気に入っているのですが、何故かミツキだけ閃ⅡのエマのS衣装と同じくニットワンピースにベレー帽です。
確かに両方魔法使い系のキャラではありますが、別のゲームなんだからちゃんと別の衣装を用意してほしかった。
ただでさえ閃に似すぎてあまりいい印象を持っていなかったのに、とてもガッカリしました。
・自分ツッコミ、言い訳が多すぎる
キャラが熱い台詞のあとに「ちょっとくさかったかしら」「青春ドラマかっての」とか自分でツッコミ入れるシーンが多くて辟易しました。
終盤になるにつれて「せっかく良い台詞いってるんだから頼むからここで余計な自分ツッコミを入れるのはやめてくれよ……」と祈ってしまうほど。
ベタで熱い勢いまかせの青春ドラマを描きたいなら、変に言い訳しないで貫き通せばまだ清々しいのに、見ていて興ざめです。
・新キャラが出る度に声優さんの名前を一緒に表示する
閃のときからなんですが、一気に現実に引き戻されるんでこれはやめてほしいですね。
・台詞に癖がありすぎる
既にレビューであげてくださってる方がいますけども、「○○っていうか」とか、「○○するとしよう」とか、男女区別なく似たような台詞いうんですよね。
各々のキャラの個性を無視している感じがしてあまりいい気持ちではなかったですね。
軌跡シリーズでもそうでしたけど、さすがに今回は気になりました。
・主人公(と真ヒロイン)に感情移入しにくい
主人公が何故あんな性格なのか種明かしされるのは終盤のため、それまでは彼の挫折や葛藤があまり描写されない。
このため、主人公に親近感が抱きにくいし感情移入がしづらい。
絆エピソードでわかるのは相手の事情であって、主人公についてはわからないし。
今ひとつ主人公に共感できないまま序盤から中盤まで似たような展開が続くので、単調で薄っぺらな話という印象が強くなってしまう。
終盤彼が自身の問題に必死さを見せたとき、ようやく彼の人間らしさを感じることができました。
それは真のヒロインにしても同じことがいえます。
ゲーム、特にRPGは何十時間も特定のキャラと過ごすわけで、一緒の時間が長ければ長いほどどんな微妙なキャラでもそれなりに愛着がわくものです。
でも、本作はこの時間がもたらす効果を考慮していない。
思い入れがあまりない人物が実は超重要でしたと言われても「えっ、いまさら!?」って感じだし、画面の向こうだけで盛り上がられても感動も何もあったものじゃないです。
アニメやラノベならあのくらいの描写でいいとは思いますが、何十時間もプレイするだろうゲームであれば見せ方をもっと工夫するべきだったのでは?
トゥルーエンディング自体は、ノーマルエンディングを見た後であれば、まああっても良かったかなと思いますが……。
COMMENT
ファルコム初の現代もので新シリーズと銘打たれた本作ですが、残念ながら閃の悪いところがそっくりそのまま引き継がれてしまっていました。
良い点もあるんですが、それは既に閃でも言われていたことであって、「東亰ザナドゥだからこその良さ」というものを挙げにくいのです。
特に私が残念だと感じたのは、ゲームの世界への没入感を妨げる要素があちこちに見られるというところです。
あの名作、空の軌跡を作った会社と同じとは思えないほど雑な見せ方をしているのです。
一番の問題点は、中心になって動く主人公たちキャラクターの描写が粗雑であることではないかと思います。
ファルコムらしくやたらにハイスペックな学生ばかりというのは置いておくとして、彼らだからこそこの物語なのだという説得力がないんですね。
そのキャラクター自身が考えて行動しているのではなく、まず決まったストーリーの流れがあってそれに従ってただ動かされているだけという印象を受けるのです。
もちろん本作も杜宮市という世界をリアルなものにするしかけはたくさんありました。本しかり、住民や学生たちとの会話しかり、クエストしかりです。
でも、現代ものならリアルさを出すための工夫はもっと丁寧に、慎重に、念を入れてするべきだったと思うのです。
本作をやっていると、プレイヤー側にもある程度世界に関する知識があるために、余計な疑問がどんどん湧いてきてしまうんですよね。
「別の手段がまだ残っているはずなのに何でそうしないの?」
「こういう可能性もあるのに何でそういう結論になるの?」
「そこもっと突っこんで考えないの?」……等々。
そういう疑問をねじふせるくらいキャラが魅力的なら良かったのですが、悪いところでもあげたようにキャラの個性を潰してしまうような演出がちょくちょく入るわけです。
この結果いまいちこの世界に入りこめなくなってしまっているのです。
閃と違ってゲーム1本でお話がちゃんと完結しているのですが、ファルコムに求めているのはその程度のレベルではなありません。
こんなものじゃない、もっと面白いゲームを作れるはずだろう!と歯がゆくてならないのです。
開発する時間も、人材も、予算も足りないんだろうな……とやっていて切ない気持ちになります。
足りないなら足りないなりにどこが重要なのかをきちんと見極めて作って欲しいのです。
リアル☆SPiKAだのDLCだの予約特典だの、力を入れるところが間違っているのではないでしょうか?
これ、閃Ⅱのときにも同じようなこと書いたはずなんですけどね……。
かなり厳しく評価しましたが、解明されていない謎もいくつか存在するので、もしかすると続編ではいい方向に進化するのかもしれません。
その際にはまた買うだろうと思います。
ということで、本作は軌跡シリーズ、特に閃の軌跡をやったことがある方にはおすすめできないです。
逆にやったことがない方は、ファルコムのゲームのとっかかりとしてプレイしても良いのではないかと思います。
ただ、これ一本だけで印象を決められてしまうのも悔しいところではあるのですが。