GOD EATER RESURRECTION(ゴッドイーター リザレクション)
中央値: 58 Amazon点数: 3.4
スコアーボード
標準偏差 7.97 (難易度) 2.17 mk2レビュー数 6ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt |
54pt
GOOD!
ゴッドイーターはGEB、GE2、GE2RBをプレイ、GE2とGE2RBをトロフィーコンプ済み。
GERはトロフィーコンプ済み、バージョン1.2まで全ミッションクリアしました。
総プレイ時間はおおよそ1000時間以上、今作は現在140時間プレイ程になります。
この様にプレイ時間は長い為、新規の方には参考になり難いレビューかもしれません。
新規の方の場合、自分の感覚では点数的に音楽と満足度にそれぞれ+1で62点になると思います。
・オリジナリティ
プレイヤーキャラが近距離攻撃と遠距離攻撃をデフォで持ち合わせている事から敵との距離に関係なく常に攻め続けられるその戦闘スタイルは今作でも健在です。所謂無印時代という事でブラッドアーツやブラッドレイジは使えませんが新捕食行動により機動力そのものは従来より上がっているので手数の少なさを感じる事はないでしょう。
・ストーリー
それぞれの要素に関してプレイを続ける内に評価が割と移ろったのですかこの部分に関しては最後まで高評価のままでした。
人類の終末とも言える時代に相応しい荒廃具合とそこに渦巻く陰謀、そしてその苦難を乗り越え集う若者たち。王道とも言える流れで、人によっては陳腐だと思う方もいるかもしれませんが自分的には好きな話です。
追加シナリオも短いながらそれまでの流れと勢いを殺さないまま一気に駆け抜けた感があって楽しかったです。思えば旧第一部隊の若手に焦点が当たったシナリオはGE無印以来で、彼らがこの後にGE2の時代までどの様に成長していったのかを補完する意味で納得がいく質の話でした。
・プレデタースタイル(後はPSと略します)
アクションゲーム面で追加された要素としては今作最大の売りになる部分です。捕食を行う為に神機が様々な変形を行い多種多様なアクションが可能になるものでアニメや漫画で見てきた空中からの強襲捕食や遠距離からの捕食、更にはブーストからの高速移動捕食、相手を飛び越えながらの捕食等々、多種多様なアクションが可能になりました。これにより今までにないハイスピードアクションが可能で、ゲームスピードは更に上がりそれを御する爽快感は他の狩りゲーにはないものかと。
ただ、捕食すると付与されるスキルや能力がゲームバランスを一部破壊している面があったのは残念です。
・グラフィック
実質GE2からの使い回しに次ぐ使い回しであり、GE編とGEB編のムービーのキャラの動きはPSP時代のモーションをほぼ完全に使い回していて正直なところ評価は2が相応しいかと思っていたのですが、追加シナリオ部分のムービーの出来はシリーズ最高の出来で実機でここまで出来るのかと驚くほどにアクション、演出共に素晴らしかったです。主人公キャラが画面を飛び回りながら活躍する様は見ていて素直に楽しめました。
・サウンド
相変らず素晴らしい出来でした。ただ旧来のファンからすれば耳にタコが出来るほど聞いてきたもので、また追加曲も殆どなかった為にこの評価になりました。とは言えED曲の出来も素晴らしいので新規の方なら4点は付けられる部分だと思います。
・新ピター
気持ち悪いぐらいヌルヌルと自然に動きます。旧ピターの使い回しと思っていただけに結構な不意打ちでその動きの細かさにこのシリーズのアラガミに対して初めて脱PSPという感覚を抱きました。事前情報通りに翼が生えた後のモーションも強敵感があり、それでいて肉質的にも戦いやすく自分的には好みのアラガミです
他に属性要素の改善や遺された神機の必要性の低下などがGOODの項目として挙げられると思います。
まあ相変らず面倒な要素には変わりありませんけどね、のこじんは。
BAD/REQUEST
・骨格とマップの少なさ
様々な難点のある今作ですが、結局のところ全ての問題はここに集約されると思います。
新骨格一つ以外はGE+GEB+GEBのDLCで存在した骨格のみに限られていて2時代に追加された骨格は一切追加されていません。GEの原種と亜種の違いは属性と色ぐらいであり最上位種のみ強力な攻撃方法が加えられている程度で、この様な特徴から実質的なボリュームの低さが元々存在している為に難易度も新シナリオの為に追加したので何らかのテコ入れはあるだろうと思っていたのですが実際は何もありませんでした。
一応それぞれの骨格に新技が追加されていますがそれも大半が従来のモーションを変化させたものか2時代に原種以外が持っていたモーションの使い回しという手抜きっぷり。また何体かのアラガミはシナリオの都合で登場が遅れるという仕様。これを難易度10+α分プレイする事になる訳ですから同じアラガミを何度も何度も相手にする破目になり新規の方でもうんざりするでしょうし、旧来のプレイヤーの方は最早忍耐力が試されるレベルでしょう。
マップもアラガミ同様に基本的にはGEBまでのものに限られており、PSP時代特有の狭いマップしかありません。
少ないアラガミと少ないマップ、元の素材が少ない為に先に行っても既視感に囚われるミッションが多く満足度は正直低かったです。
・銃一強のバランス
これについて細かく解説するとただでさえ冗長なこのレビューが更に冗長になるので省略するのですが普通の近接攻撃と銃攻撃の能力を比率にすると1:1、強い銃を使うと1:2、これにスタミナを消費してエネルギーを節約するスキルを付けると1:4といったところになります。
更にはスナイパー用に射程内でトリガーを引けば敵に外れる事無く命中するバレットが開発され、またver1.2よりスキル次第では一回の捕食で銃撃を行う為に必要なエネルギーをほぼ全回復出来るものが追加されDPSを突き詰めるなら刀身は最早不要となり果てました。
何をもって良バランスと思うかは人によって異なるでしょうがここまで遠近のバランスがおかしいのは正直どうかと。
オンラインでも自分的には正直面白みに欠ける展開になる場合が多いです。あくまでも自分的には、ですが。
・使い回し、もしくは出し惜しみ
インフラのシステムはGE2から一切進化していません。招待機能なるものが一応は追加されましたがゲーム機本体側にメッセージという便利なアプリがある以上は意味がないシステムで無駄としか言い様がないです。今時途中入退室なしの狩りゲーをこれ以外に自分は知りません。
キャラクリエイトも2からの使い回しで新パーツはデフォだとアニメ版主人公再現パーツのみ、ver1.2で漸くGEBに存在していた旧髪型が追加されたぐらいです。服はフェンリル制服がPS4やVita基準に作り直されたもののGE2シリーズで追加された服は収録されていません。また2の大きな要素であったキャラクターエピソードも存在せず支援効果イベントもサバイバル用は用意されていません。ここら辺はキャラクターゲームとしてもGEを評価していた人間としては不満です。
COMMENT
キャッチコピーは原点にして最新だそうですが自分的には最新という単語に見合った内容とはとても思えないというのが本音です。
モンスターハンターのヒット以後、雨後の筍の様に出てきた数々の狩りゲーの中で一時代を築いたシリーズの一作であるだけに内容はやはり優れていると思うのですが所詮はPSP時代のものであり敵の数も少なく行動パターンも目新しさはなくマップもこじんまりとした作り、今の時代に見合ったものとは言えない気がします。何と言うか、新規の方はともかくシリーズ経験者であればあるほど辛い作りの様に思えました。
やはりGE2RBから僅か八ヶ月後に発売というのはスケジュール的に無理があったのではないでしょうか。商売は門外漢には分からないものがあるのでしょうが出来れば一年は作り込んでから発売してほしいところです。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2017-07-07アップデートがあまりないのがたまに傷かと。
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GOOD!
シリーズ全部プレイ済み。好きなタイトルの一つだが、冒頭に一発、これだけは言いたい。
そろそろ、新作をお願いします。
クオリティとしては全てにおいて向上しており、完成度は高い。
設定、雰囲気、ゲーム性、グラフィック、音楽など、何れも及第点以上は従来通り。
追加のプレデタースタイルは、若干煩わしかった空中戦の幅を広げ、視点が開放的になった点は○
RBと違って、プレイが大雑把にならない点も良い。
BAD/REQUEST
後半の難易度にも関係あるが、最強バレットはゲームバランスよりも狩ゲーとして
つまらなくなるので、ここは限度を考えて欲しい。
リメイクはこれで終わりにして欲しい。
世界観を壊さない程度のストーリー、キャラ設定にして欲しい。緩い感じが多すぎる。
※ストーリー上の後編にあたるRBは、世界観がガラガラ崩れ落ちて、とかく残念だった。
COMMENT
本作は後編のRBに矛盾しない様、変に弄くり回していないところは、いちファンとして理解も
納得できるが、それよリメイクを出すとこが釈然としない。
真っ先にレビューしたかったが結局、購入に二の足を踏み、今ごろになってしまった。
中身は想像の範囲で、追加のアフターストーリーはボリューム的にも過不足。
これでは焼き回しやリサイクルと評価されてもしょうがなく、新規ユーザーにしか受けないだろう。
兎に角、秀逸な狩ゲーの次回作を期待したい。