ネットハイ
中央値: 66 Amazon点数: 4.3
スコアーボード
標準偏差 14.56 (難易度) 0.71 mk2レビュー数 7ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 0pt |
45pt
GOOD!
・グレンラガンとかキルラキル的なキャラデザ
これは好みの問題だが好意的にみれた。アニメ
的な雰囲気。オープニングアニメの出来も良い
・ネットを題材とした独自の世界観
・たまに笑えるネットネタとツッコミ。ただ字幕でのメタツッコミは寒い
・逆転裁判と酷似と言えばそうだが、ゲームシステム自体は
悪くない
・音楽もまずまず
・助手のシルがかわいい。声優陣は好演している
BAD/REQUEST
・主要人物はしっかりしているのに、モブ役は顔なし人形で雑
すぎる
・難易度が簡単。完全に読みゲーになっているレベルなのが
調査の時点で真相が丸分かり、議論でもどの証言が問題か
マーカーが引いてあり、提示品まで先に絞ってくれている状態
酷似している逆転裁判をさらに難易度落としたような感じ
・そのせいで論戦の意味があるのかってほど体感テンポは悪く
感じる。もともとが人死が絡むとか緊張感のない舞台で
これは大きくマイナス
・上記に関連するがシナリオの舞台設定は悪くないのに、展開
がまるで捻りがなく凡庸なのが惜しい。逆転裁判やダンガンロンパ
より劣ってしまう部分
・討論の時に流れるコメントが変化がほとんどないため、せっかくの
ネット議論感が薄い。せっかくとある動画サイト風のコメントが
流れる対決なのに全然違うってほどコメの再現性がない
・世界観的にネットの嘘が現実にも影響を与えて、外見が
変化してしまう模様だが、この理由を不明として引っ張るために、
すっきりしないで話に集中出来ない。この部分はすぐに説明すべきところ
で上手くないなあと思ってしまった
COMMENT
発想は悪くないのに難易度とシナリオレベルの低さが痛い作品
ボリュームは推理系は他作品もそう多いとは思わないのでマイナス
点にはしなかったが、この作品は上記のせいで悪い意味でボリューム
を感じせていると思われるのが。
システムが独自性が乏しいのは別にして、上記レベルが改善
されれば良作になる可能性はあった作品。推理ゲームが枯渇しつつ
ある悲しい現状で応援したかったが、それでも粗さや肝心部分が弱い以上
佳作とも認められない。せいぜい凡作。続編や次回作があるなら
悪い点で指摘した部分を改善した作品を出して欲しいところ。
Amazonレビュー
レビュー者: q レビュー日: 2017-02-03ダンガンロンパっぽいのはバトル中のミニゲーム
面白いところは推理ものであっても殺人などは起きないところ
システムはにていながらも中身は全く違う
一番良いところは全編に渡って共感できる要素があり前に進む事の大切さを教えてくれるゲームでありながら得るものがある
最近発売されたダンガンロンパv3と比べるとv3にたりない部分はここだったのかと言うことがわかる
ネットハイは素晴らしく王道で真っ直ぐなゲームでやっていてほんとに楽しかった
フリープレイで入手したのがもったいないゲーム
作中にもちらちら出てくるようにvitaでマーベラスはカグラのイメージが強く当時お色気ゲーをひねくれてネット要素を入れてカッコをつけたゲームと思ってしまったひとも多くいるのでは?
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GOOD!
□シナリオ・世界観
ネット上でやりとりされる様々な文化を元に作られた、疑似現代風の世界観です。
導入を簡単に書き出すと、非リア充な主人公がある目的と野心の為にリア充を蹴落とす戦いに挑んで行く、というものです。
詳細は公式サイトなどや、他の方のレビュー通りという事でこちらでは割愛させていただきます。
雰囲気とかテキストが独特です、この点は人によって合う合わないは極端にわかれます。
ネット文化をシナリオの潤滑剤にしているので、そちらに造詣が深い且つ受け入れられる人にはお勧めできます。
が、悪い所もありますのでバッドで後述。
□BGM
アドベンチャーと言えば普通の読み物と違って動くキャラクターに加え、場面に合わせた音楽も醍醐味ですが、ネットハイの曲は秀逸だと感じました。
場面ごとに合わせた且つ邪魔にならない曲を要所要所で挟んできます。
このゲームのサントラが店舗特典やキャンペーンの応募商品だというのは残念。
そう思うぐらい、プレイしていて熱中度に磨きをかけてくれる素晴らしいBGMでした。
□キャラクター
非常に活き活きしています。誰一人として「こいつ誰だっけ」というキャラがいません。
それぞれがくどくならない程度に強烈なインパクトを兼ね備えているので、非常に魅力的に見えました。
プレイし終わって、結果的に好きなキャラばかりです。ADVでは一番大事な要素だと思っています。
ただ残念なのは、公式サイトに掲載されていないキャラクターは結構多いです。
掲載してしまうとネタバレになってしまうので、どのようなキャラクター達が登場するのかは実際にプレイして確かめるしかありません。
また、Pixivなどで検索するのも結構なネタバレになる恐れがあると思います。
BAD/REQUEST
□シナリオ
解決した際などのカタルシス重視なので、結果的に勢い任せになりがちです、
シナリオの細かい所が気になる人は辛いかと思います。
そこまで数があるわけじゃないのですが、ちょいちょい気になる部分はあります。
後は各シナリオの先の展開がやや読めやすいというのもあります。
もちろん全てがそうではありませんが、この点からして「結末」より「仮定」を楽しむという事に集約されているかもしれません。
ちなみに体験版でプレイできる第一話はチュートリアルを兼ねているからか特にこれが顕著です。
一話だけは宣伝のためか各所でネタバレが掲載されている事がありますので、最初から楽しみたい方・気になった方は公式サイトやパッケージの裏を検索せずにまずは体験版から、のほうがいいと思います。上記であらすじが知りたいなら公式サイトなどで、と書いた手前こんなことを書くのも申し訳ないのですが・・・。
□オリジナリティ
このゲームにおいては悩ましい項目です。
一言で書けば逆〇裁判とダン〇ンロンパをミックスさせて2で割らずにぶちまけたようなシステムです。
ついでに書きますとシナリオの要所要所の流れもほぼネット文化に助けられている部分はあります。
冷静に見直すと結構な数のパクリ・オマージュ・パロディetcな要素で成り立っています。
が、世界観・全体的なシナリオ・キャラクター自体は疑似現代物によくある物かと思いきやそうでもない(多分)ので、そういった理由で3点です。
COMMENT
□満足感
簡潔に書くとかなり面白かった、個人的にここ数年のADV新規IPではダンガンロンパ並のヒットだと感じています。
大袈裟ですが今年プレイしたゲームでは五本指に入るかな、と。
ただし人を選ぶという事が一番の問題です、自分は好みに合致した上でこの評価です。
悩む方は体験版が配布されているそうなのでそちらをプレイしてみてください、
そこでこのゲームがどこまで自分に合うかを判断出来るかと思います。
また、GOODやBADに書くかどうか怪しい物をこちらで総括しました。
□難易度
クリアして調べてみてからわかったのですが、どうやら難易度はパッチで引き揚げられた模様。
パッチ前は親切すぎてヌルヌルにヌルヌルを重ねた超極楽難易度だったそうですが、
パッチ後は(多分)そんなことはないです、ほどほどに難しく、でも任意でヒントが見れるのでプレイヤーにある程度難易度選択を委ねる事ができます。
パッチを当てたか当てないかで評価は変わると思います。
□ボリューム
良く言えばテンポが良い、悪く言えばボリュームが薄い。(クリア時間20時間弱)
調査パートが寄り道がなく、一本道でわかりやすいのが一因でしょうか。
ただあくまで、自分としては丁度いいです、変に引き延ばしがないというのは好感触です。
ADVでは仕方ないのですが、全体的なテンポを重視するとその分話の数も多くする必要がありますから、結果的にボリュームが少なく見えがちになるんじゃないか、と思っています。