ネットハイ
中央値: 66 Amazon点数: 4.3
スコアーボード
標準偏差 14.56 (難易度) 0.71 mk2レビュー数 7ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt |
78pt
GOOD!
・オリジナリティ
まずコンセプトが素晴らしいです。
コミュ障非リアオタクがリア充(もしくはリア充のフリをしたオタク)の嘘を暴き爆発させるというなんとも尖ったコンセプト。よく言われてますがゲームシステム自体は逆転裁判やダンガンロンパのまあ悪くいえばパクリです。しかしそのパクリを思わず良しと思わせてくれるくらいの尖ったオリジナリティがあります。またコンセプトからも分かるように内容が非常にオタク層向けになっており、オタク文化ネット文化に馴染みが深ければ深いほどニヤリと出来るシーンがあること間違いなし!ダンガンロンパを初めてプレイした時にザックリ言えば逆転裁判をオタク層向けにしたものという印象を受けましたが本作はそのダンガンロンパよりさらにオタク層向けです。
・サウンド
BGMも全体的に素晴らしいです。
耳に残るもの、アップテンポで気分が高揚するもの、うまく言葉で言い表せないけど雰囲気に合っていてとてもよい。
・システム
システムに関しては先程も言いましたがちょっと言葉は悪いですが逆転裁判、ダンガンロンパの二番煎じのものが多く、どちらかひとつだけでも経験していればすんなり入れると思います。
・キャラクター
逆転裁判、ダンガンロンパがものすごく個性的なキャラクター揃いの作品である中、本作も全く遅れをとっていません。むしろ大体身内でストーリー進める逆転裁判、毎回死人が出てストーリー進行ごとにキャラが減っていくダンガンロンパとは違いネットハイでは各チャプターで倒した相手がその後のチャプターで味方としてかなり絡んでくるため仲間が増えていく楽しさもありました。
あと相棒のシルがめちゃくちゃ可愛いです。
・演出
豪華、派手でとにかく見ていて飽きません。
BAD/REQUEST
・オリジナリティ、システム
先にも言いましたが良くも悪くも逆転裁判、ダンガンロンパにシステム的に酷似しているためその点の目新しさは無いです。
・リア充体験
他社製品ですがFEifのなでなでといい正直こういうのはいらないですね。もっと練ってあればまだいいのですが明らかに調整不足で操作性も悪いわ、ただの好感度上げるだけの作業とあっては正直お話になりません。
・難易度
逆転裁判とダンガンロンパは主に殺人事件を扱うのに対してネットハイはリア充の嘘暴きなためスケールがこじんまりしています(まあこのスケールの小ささを誤魔化すためのあの演出なんでしょうが)。また難問にぶつかって考えて考えて閃いた時の快感はありません、基本的に捜査の段階で大体のオチが見えてくるのであとはそれを踏まえてエンジョイバトルに臨むだけです。
COMMENT
推理ゲーとしての閃きを求めると肩透かしをくらいますが、演出ゲー、キャラゲー、ネタゲーとして見れば大いにありです。
不満点はあって無いようなものと言っていいくらい個人的に素晴らしい作品に出会えたと思っています。
ただ素晴らしい作品だけに事前の広報活動があまりされていなかったのか、たまたま自分のもとに入って来なかっただけなのか本当に存在が空気というか発売前に全然話題になってなかった事が残念でなりません。
ちなみに自分はTwitterで体験版面白かったからネットハイ買ったというツイートを見かけてそこで初めて存在を認知し、体験版すっ飛ばしていきなり製品版買いました。
新規IPということで売上的にもあまり成果が出ていないようですがこのまま消えてしまうにはあまりにも惜しいコンテンツなため口コミで評判が広がってジワ売れして次回作に繋がってくれることを切に願うばかりです。
Amazonレビュー
レビュー者: q レビュー日: 2017-02-03ダンガンロンパっぽいのはバトル中のミニゲーム
面白いところは推理ものであっても殺人などは起きないところ
システムはにていながらも中身は全く違う
一番良いところは全編に渡って共感できる要素があり前に進む事の大切さを教えてくれるゲームでありながら得るものがある
最近発売されたダンガンロンパv3と比べるとv3にたりない部分はここだったのかと言うことがわかる
ネットハイは素晴らしく王道で真っ直ぐなゲームでやっていてほんとに楽しかった
フリープレイで入手したのがもったいないゲーム
作中にもちらちら出てくるようにvitaでマーベラスはカグラのイメージが強く当時お色気ゲーをひねくれてネット要素を入れてカッコをつけたゲームと思ってしまったひとも多くいるのでは?
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GOOD!
□シナリオ・世界観
ネット上でやりとりされる様々な文化を元に作られた、疑似現代風の世界観です。
導入を簡単に書き出すと、非リア充な主人公がある目的と野心の為にリア充を蹴落とす戦いに挑んで行く、というものです。
詳細は公式サイトなどや、他の方のレビュー通りという事でこちらでは割愛させていただきます。
雰囲気とかテキストが独特です、この点は人によって合う合わないは極端にわかれます。
ネット文化をシナリオの潤滑剤にしているので、そちらに造詣が深い且つ受け入れられる人にはお勧めできます。
が、悪い所もありますのでバッドで後述。
□BGM
アドベンチャーと言えば普通の読み物と違って動くキャラクターに加え、場面に合わせた音楽も醍醐味ですが、ネットハイの曲は秀逸だと感じました。
場面ごとに合わせた且つ邪魔にならない曲を要所要所で挟んできます。
このゲームのサントラが店舗特典やキャンペーンの応募商品だというのは残念。
そう思うぐらい、プレイしていて熱中度に磨きをかけてくれる素晴らしいBGMでした。
□キャラクター
非常に活き活きしています。誰一人として「こいつ誰だっけ」というキャラがいません。
それぞれがくどくならない程度に強烈なインパクトを兼ね備えているので、非常に魅力的に見えました。
プレイし終わって、結果的に好きなキャラばかりです。ADVでは一番大事な要素だと思っています。
ただ残念なのは、公式サイトに掲載されていないキャラクターは結構多いです。
掲載してしまうとネタバレになってしまうので、どのようなキャラクター達が登場するのかは実際にプレイして確かめるしかありません。
また、Pixivなどで検索するのも結構なネタバレになる恐れがあると思います。
BAD/REQUEST
□シナリオ
解決した際などのカタルシス重視なので、結果的に勢い任せになりがちです、
シナリオの細かい所が気になる人は辛いかと思います。
そこまで数があるわけじゃないのですが、ちょいちょい気になる部分はあります。
後は各シナリオの先の展開がやや読めやすいというのもあります。
もちろん全てがそうではありませんが、この点からして「結末」より「仮定」を楽しむという事に集約されているかもしれません。
ちなみに体験版でプレイできる第一話はチュートリアルを兼ねているからか特にこれが顕著です。
一話だけは宣伝のためか各所でネタバレが掲載されている事がありますので、最初から楽しみたい方・気になった方は公式サイトやパッケージの裏を検索せずにまずは体験版から、のほうがいいと思います。上記であらすじが知りたいなら公式サイトなどで、と書いた手前こんなことを書くのも申し訳ないのですが・・・。
□オリジナリティ
このゲームにおいては悩ましい項目です。
一言で書けば逆〇裁判とダン〇ンロンパをミックスさせて2で割らずにぶちまけたようなシステムです。
ついでに書きますとシナリオの要所要所の流れもほぼネット文化に助けられている部分はあります。
冷静に見直すと結構な数のパクリ・オマージュ・パロディetcな要素で成り立っています。
が、世界観・全体的なシナリオ・キャラクター自体は疑似現代物によくある物かと思いきやそうでもない(多分)ので、そういった理由で3点です。
COMMENT
□満足感
簡潔に書くとかなり面白かった、個人的にここ数年のADV新規IPではダンガンロンパ並のヒットだと感じています。
大袈裟ですが今年プレイしたゲームでは五本指に入るかな、と。
ただし人を選ぶという事が一番の問題です、自分は好みに合致した上でこの評価です。
悩む方は体験版が配布されているそうなのでそちらをプレイしてみてください、
そこでこのゲームがどこまで自分に合うかを判断出来るかと思います。
また、GOODやBADに書くかどうか怪しい物をこちらで総括しました。
□難易度
クリアして調べてみてからわかったのですが、どうやら難易度はパッチで引き揚げられた模様。
パッチ前は親切すぎてヌルヌルにヌルヌルを重ねた超極楽難易度だったそうですが、
パッチ後は(多分)そんなことはないです、ほどほどに難しく、でも任意でヒントが見れるのでプレイヤーにある程度難易度選択を委ねる事ができます。
パッチを当てたか当てないかで評価は変わると思います。
□ボリューム
良く言えばテンポが良い、悪く言えばボリュームが薄い。(クリア時間20時間弱)
調査パートが寄り道がなく、一本道でわかりやすいのが一因でしょうか。
ただあくまで、自分としては丁度いいです、変に引き延ばしがないというのは好感触です。
ADVでは仕方ないのですが、全体的なテンポを重視するとその分話の数も多くする必要がありますから、結果的にボリュームが少なく見えがちになるんじゃないか、と思っています。