メイQノ地下ニ死ス
中央値: 46 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 13.12 (難易度) 3.00 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt | 1pt | 3pt |
41pt
GOOD!
ヒロインと使役するガーディアンの2人×3の6人PTでダンジョン探索で、
ガーディアンのパーツ換装で難所を切り抜けていくRPG
3Dダンジョン探索ゲームとしてはグラフィック、BGMは及第点。
パーツ換装は割と楽しく、レベルアップでキャラの成長だけでなく装備出来るパーツが増えたりする事で、ある程度独自の強化が可能。
好みの問題だがキャラは可愛く声も付いている点も評価に値するだろう。
システム面でも部分的には良い部分が有り、例えば直進移動だけで一本道は勝手に曲がってくれる機能や、比較的早いメッセージスキップ、
ステータス画面の切り替えや見易さ等は他のゲームに比べてもかなり良い部分と言えるだろう。
BAD/REQUEST
まず論外な所としてバグフリーズが有りました。が、ぶっちゃけそんな事はどうでも良い。
1.とにかくゲームバランスが悪い
序盤のダンジョンで出てくる敵からランダムで強化された敵が混じるのだが、ソレがとにかく強い。
経験値やお金は5倍程度入るものの、強さも数倍になっており何故こんな敵を混ぜたのかがはっきりしない。
また、かなり初期の段階から俗に言う「メタルスラ○ム」の役割を持った敵が出てくるのだが、
序盤のダンジョンに出てくるその敵を秒殺して得られる経験値が3000程度に対して、
中盤以降のクソ強い敵を苦労して倒して得られる経験値が300程度だったりと明らかに適当な振り分けになっている。
前述の5倍雑魚も相まって序盤ダンジョンで美味い敵を倒すだけでレベルはポンポン上がってしまう。
しかしクエストアイテムをレアドロップする敵等が居る為に、何のうま味も無い雑魚をひたすら倒さなきゃならなくなったりと、戦闘にストレス要素が多い。
ボスに至ってはどんな装備で戦った所でレベル差での火力がほぼ全てであり、パーツ換装で戦うといった感じではない。
精々3,4レベル差が埋まる程度であり、レベルを上げてゴリ押しする戦いのまま最後まで進む事になる。
また序盤には蘇生アイテム&蘇生魔法がほぼ存在しない。つまり誰かが倒れたらダンジョンに潜り直す事になる。
少々高めでも序盤から店売りされていればもう少し序盤のストレスは緩和されていただろう。
2.ダンジョン構造が無駄に広い
この辺はゲームコンセプトがそういうモノなのかもしれないが、それにしても無駄に広過ぎる。
後述にも出てくるが広い上に埋めた所で何も無い、レアなアイテムが有る訳でもない、でも進行上のギミックが隠されていたりするので無視する事も出来ず全てを埋める事になる。
他にも無駄な部分の一例をあげると、例えばダンジョンのギミックの1つとして「部屋に沸く魔物を全滅させると先に進める」というものが存在するのだが、
1つの部屋に4匹の敵が沸いて、その部屋が1つの階層におおよそ10部屋程度存在する。
つまりこのダンジョンの1階層進む為に約40匹の固定戦闘が起こる事になる。
個人的には半分でも辛さと面倒臭さは充分伝わっただろうと思う。
3、アイテムを集める楽しさがほぼ無い
このゲーム、ガーディアンのパーツ換装が唯一の楽しみと言っても良いのだが、その肝心のパーツが良い感じに手に入らなくなっている。
パーツ製造等も存在しているのだがレシピが有っても要る頃には作れず作れる頃には要らないパーツばかり。
ダンジョンの奥に隠してあるような宝箱から出てくるアイテムと言えば使い捨ての回復アイテムばかり。
苦労したクエストで得られるアイテムもグッとキャラが強くなるようなモノはほぼ出ない。
とにかくキャラがアイテム蒐集で強くなっていく感じというものがまるで無い。
4、シナリオが残念
これは好みの問題なのであまり言及はしないが、シリアスにやる気なのかギャグでやる気なのかどうにも適当な内容で適当に進む。
ヒロイン5人は緊張感の全く無いまま世界の混乱を納めるような内容を寸劇しながら進んでいく。
キャラゲーとしてハマる層の人も居るのかもしれないが、正直辛かった。
5、CGが無い
序盤から終盤まで、1枚絵にあたるものが一切出て来ないキャラゲーとしては致命的欠陥を有している。
つまり通常シナリオを数枚の立ち絵のみで表現しようとして薄ら寒い寸劇と化したモノを結構な量で見せられる事になる。
逆に言えばココだけでもしっかりしていればそれなりに見られたものになっただろうから非常に惜しい部分とも言える。
COMMENT
部分部分で言えばこの手のゲームの中でも良い所は多い。
しかもシステム面であったり細かい作りの部分が良いので、そういう所はシッカリ作った人が居たのだろう。
ただ所謂コンセプトの部分があまりにも適当過ぎる。目指した方向が解らない。
キャラゲーとしてきゃっきゃウフフさせたかったのか?キャラ成長の楽しさを表現したかったのか?
ダンジョンRPGとして骨太な攻略性を持たせたかったのか?アイテム蒐集の楽しさを出したかったのか?
その定まらない部分が戦闘バランスの悪さに出て、シナリオの悪さに出て、アイテムの価値の悪さに出て、ダンジョン構造に出て、挙句まともなCGすら無い結果がこのゲームと言えるだろう。
本当なら快適さは0点を付けたい所だが、ゲームバランスと操作性が1つの評価なので1点は入れさせてもらった。
骨格はシッカリしていた分、もうちょっとゲームの楽しさの部分で何とかならなかったのかなぁと残念に思う。
Amazonレビュー
レビュー者: しなちく レビュー日: 2016-06-07ダンジョンで拾った素材を組み合わせてガーディアンのパーツを作り、火や土などの属性に特化したカスタムで強化しながらラスボスを倒すまでのゲームです。ノーマルモードなら40時間ほどでクリア可能。
ストーリーは一本道で単純です。会話に選択肢はなく、誰かが裏切ったりといった意外性はありません。
ゲームを開始してからの序盤がかなりダラダラしていて個人的に眠かったのですが、
仲間が増えて、ドロップ品も充実してくるあたりでカスタムをちゃんと考えないと勝てないボスが登場したりして、中盤からはようやくギアが入ったように面白くなりました。
中盤以降はノーマルモードでもそれなりに考えないとキツくなってくるバランスのようです。
十二種類いる隠しボスの討伐や、クリア後に追加されるダンジョンといったやり込み要素も多少あります。
クリア後ダンジョンはクリアした難易度によってそれぞれ違うので、全ての追加ダンジョンをクリアしたいならノーマル、ハード、デビルをそれぞれ1周ずつ、計3周する必要があります。
メカというものにおおよそ関心のない私でもガーディアンのカスタムは面白かったです。
製作スタッフのメカフェチ具合は相当なものだと思ったら、ディレクターはメタルマックスの田内智樹氏なのですね。納得。
メタルマックスというとジワジワ面白くなってくる骨太ゲームという印象だったのですが、今作も、最初は拍子抜けするほど薄味だったのがジワジワと染みてきて気付くと面白かったです。
このゲームの不満はなんといっても面白みのないマップと、序盤を含めてストーリーの弱さ。
それとインターフェイス。
とにかくマップが無駄に広いのです。
道が曲がっていると自動で方向転換してくれる機能がありますが、それを邪魔するためとしか思えない1マスオブジェと、T字路がそこかしこにあり、しょっちゅうオート前進を止めて方向転換を手動でしなければならず、結局、広いだけのマップが悪いのでは?という思いに帰結します。
マップの広さは最初のチュートリアルにも影響を与えていて、
ゲーム開始直後、テンポ良くイベントが発生するのを期待される場面で、
「1階をある程度探索しないとチュートリアルが進まない状態」のままダラダラとマップ明け作業をさせられます。
ストーリーは最初から最後までこうなるだろうと想像した通りの展開が続きます。
キャラデザもなんだか古いし、火属性の強いキャラが「フレア」とか「グレン」とかネーミングセンスもまんまで、セリフや演出もどこかでみたような感じ・・うーん。
インターフェイスにも不満です。
ファクトリーでパーツを製造する際、所持数とスキル効果が明記されていないため、作り終わってから実はすでに持っていたと気付く事故がしょっちゅうで、最後のほうでは「もう持ってたらやだし、今のパーツで満足してるから別に作らなくていいや」と作り控える状態に。
あと全部のガーディアンの編集をするためにウィンドウを何層も下に行かなきゃいけないのが面倒。
ダンジョンRPGが好きで、エルミナージュ、世界樹の迷宮、セブンスドラゴン、円卓の生徒からアビスまで(チームラ作はほぼ全部)ほか、いろいろやってきましたが、このメイQノ地下二死スがそれらを超えるほど面白いかと言われたらそうでもなく・・まぁ、普通?
マップの退屈さはダンジョンRPGとして大きな欠点ですね。
そこそこ面白かったんですが、メカカスタム以外にこれといって特徴もないし、個人的にはこの先このゲームをプレイしたことをどれだけ覚えていられるだろうかという感じです。なので星3つ。
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GOOD!
グラ、音楽についてはあまり重要視してないので普通扱いです。
最大級の良い所は一巡目からハードで始めると今までの価値観を覆すほどの鬼畜ぶりを堪能出来る事
雑魚敵ですら勝てない潔さ、ラッキー頼みで進めてアイテムゲットでなんとか勝てるかもしれないと感じるレベル
只、全滅してもデメリットはありませんが、三章半ばで苦行に挫折するので頑張ってみたい人向けです。
マップコンプリートをせずにはいられない絶妙な中毒性
スキップ機能、戦闘中前行動記憶と倍速も助かる要素
マップも階ごとにエレベータ設置で現場復帰が楽、前述の全滅デメリット無も○
BAD/REQUEST
第一にはやっぱりフリーズ現象、通して一回しかありませんでしたがセーブし忘れてたので致命的なロスになりました。
小まめに中断セーブをお勧めします。
キャラが巨乳娘と貧乳ボクっ子がメインになってること、人を選びすぎる要素なのでBAD扱いです。
ダンジョン移動方式、なぜこの時代に左右方向転換、上下移動方式を採用したのか…無駄にマップが広いのでストレス感じまくりです。
余談で、壁にぶつかる度にキャラが叫ぶ…ボイス音量最下に設定しました。
周回前提だとは思うのですが、作成、形態進化が空気すぎる。ノーマル、ハード問わず強化の希望がレベル上げだけ。
選択肢が増えてくると若干必殺コンボを考慮したくなりますがノーマルなら無くても進めます。
パッケージ裏に200万通りとありますが、まぁ、200通り位しか使わないと思って間違いないです。
戦闘回数自体が多すぎて一度安定カスタマイズが見つかると概ねそのまま進行するであろうと思われます。
COMMENT
ストーリークリアの時点で色々惜しいゲームと言う印象
バランスだったり操作性だったりキャラクターだったりと良いようで悪いと言う複雑な評価になります。
良ゲーになれなかった悪くないゲー…可能性は感じるのにどうしてこうなった?
少なくとも普通の移動方式と戦闘中のキャラチェンジが出来ていたら良ゲー寄りの悪くないゲーなったのかなと思います。
おそらく開発者中枢に無印ペルソナに思い入れの強い方が居たのではないかと勝手に想像してます。
ただ、上手く生かすことが出来ず、悪い方に流れたのでしょう。
元々、トロコン前提で購入してるので気長に良い所を模索しようと思います。
クリア以降ダンジョンで完全エンカウント無し装備が出てくれたら、快適さ+1ptします。