勇者死す。
中央値: 51 Amazon点数: 3.3
スコアーボード
標準偏差 8.5 (難易度) 2.00 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt |
56pt
GOOD!
とりあえずRPGではないですね。
じゃあ何なのかと問われると難しいのですが……うーん、アドベンチャーゲームの方がまだすっきり来ますね。
余命が5日の最強主人公が徐々に弱っていく中、その5日間でイベントを消化し、真のエンドを目指すゲームで、まずそのアイディアが斬新だと思います。いや、もしかしたら思いついた人はいっぱいいるかもしれませんが、こうして一つのゲームとしてまとめている時点で凄いと思います。
周回するごとに、効率的なフラグ立てがわかってきます。このあたり、攻略サイトなどを見ると面白さは激減するでしょうね。最強の敵を倒すといったようなことが目的ではない、自分の力でクリアしていくこと自体が面白さになっているシステムは好感が持てます。
あと音楽が良かったですね。
戦闘やイベントシーンなど、きっちりツボを押さえたBGMで、気持ちよくプレイできました。
エンディング、というか真エンドが良かったです。
ネタバレになるので詳細は省きますが、BGMの良さも相まって、素直に驚き、感動してしまいました。
BAD/REQUEST
ダンジョンに潜ると、2Dアクションになり、敵と接触するとエンカウント→戦闘という流れなのですが、あまりアクションでできることが少なく、避けるのが難しいため、だんだんとエンカウントが面倒になります。
さらに、基本的に主人公は成長しない(むしろ時間が経つと弱くなる)ので、戦闘に意味を見いだせず、ひたすら面倒なだけです。
成長するキャラクターも居るのですが、周回することが前提のシステムなので、成長させても次回にはまた強さも戻ってしまいます。
ボリュームが不足しているように感じます。
おそらく、真エンドを見るのに普通に考えながらプレイしていれば10周はかからないと思うのですが、1周が2時間かからないくらいなので、すぐに終わります。
で、あとはトロフィーなどを目指すのですが、個人的にトロフィー集めはあまり気合が入らないのと、これらを消化したとしてもおそらくそこまで時間はかからないでしょう。あまりモチベーションも上がらないと思います。
イベントの数も少ないですね。
周回することが前提のシステムなので、無駄なものでも良いので、とにかくたくさんのイベントを用意してもらいたいです。キャラは居るので、いくらでも色々考えられるのではないかなーと思います。
COMMENT
現在(2016年9月)時点で、新品が2,500円程度。
この価格であれば、パッと見て、絵柄とシステム的に面白そうだな、と感じたらやってみて損は無いと思います。
総評に入れていいのかわかりませんが、日本一ソフトウェアは、色々と意欲的な作品が多いですね。お金をかけた大作というよりは、アイデアで勝負するようなゲームが多くて大変に好感が持てます。もちろん個人的に外れかな、と思うことも多いのですが、これからも新品を購入して応援したいと思います(総評ではなくなってしまいました)。
Amazonレビュー
レビュー者: しなちく レビュー日: 2016-04-25主人公が死ぬまでの5日間で、世界に5つある町と5つのダンジョンを巡り、それぞれの町にいるヒロインの願いを叶えたりしながら主人公が忘れてしまっている「愛する女性」が誰なのかという真相にたどり着くまでのゲームです。
元携帯アプリ(500円)のリメイク版だからでしょうか、1周を2時間でクリアできます、かなり短いです。
周回すると新しいクエストやキャラが発生するので、何周もしながら真エンドを目指します。
死ぬまでにどのクエストを完了したかで葬儀の内容と参列者の人数が変わるのですが、9周してみたところ、全く同じエンディングはありませんでした。セリフが少しずつ違いますね。私は真エンドには7周目に到達しました。
横スクロールの町とダンジョンを移動すると10分単位で時間が経過していき、ゲーム内で5日目(土曜日の6時)がくると主人公は死んでエンディングが始まります。
日々弱っていく主人公と、初めから仲間にいる従者だけでは3、4日も経つころにはそこらの雑魚にも苦しむようになるので、戦力補強のために仲間を増やす必要があるのですが、ヒロインたちはことごとく「◎◎をしてくれたら仲間になってあげる」といったふうに提示された条件を満たしてあげないと仲間にならないため、どこで何が入手できて、誰が何を欲しがっているのかを知らない初回プレイでは私は一人の依頼をクリアするのがやっとでした。
誰を仲間にするためにどのルートを回って、どのアイテムを、どこで、いつまでに手に入れておくか、をパズルのように考えて、初回プレイでは5日かかった依頼を周回プレイでは2日でクリアできた時にググッとこのゲームは楽しくなると思います。
うまくやれば全員の依頼をクリアして仲間にしてもなお時間が余るほどです。
ちなみに主人公は町を移動できる便利な魔法をあっという間に忘れるので、
そうなる前に移動魔法が使える仲間を探しておかないと徒歩で移動する羽目に・・。徒歩はやたら時間を食います。
シナリオはダークです。
同じ「風のオーブ」を欲しがる二人のヒロインの思想が相反していて片方に渡してしまうともう片方が激怒して戦闘になったり。
ヒロインの一人の依頼を突っぱねまくると充血した目で殴り掛かられたあげくそのキャラを殺すと入手できるアイテムで別のヒロインが喜んだり。
ダンジョンの中では移動商人の商品に「奪い取る」コマンドが出現したり。
今まで清純無垢だと思ってたキャラが、葬儀の弔辞でポロッととんでもない事実を言い出したり。
これが俗にいう桝田節でしょうか。桝田節がギンギンです。個人的には嫌いじゃないです。
ただそれらは淡々としたセリフやシステムメッセージの中に織り込まれるので、1つ1つの文章に想像力を働かせないと「フーン」で過ぎてしまいそう。
衰弱が激しくてお荷物になる主人公も真エンドルートでは見せ場があって熱かったです。
このゲームの不満点はなんといってもボリュームの少なさです。
真エンドを見て「すべてのアイテムとモンスターを入手する(倒す)」以外のトロフィーを獲得するのに20時間かかりませんでした。
シナリオは個人的に好きだし、真エンドも満足しましたが、それでもボリュームは同じ価格帯のソフトに比べるまでもなくスカスカだと思います。なので星3つ。
あと、私のプレイが悪いのかもしれないのですが、予想外にうまくいかないことが多々あります。
こちらとしては無駄がないようアイテムやフラグを準備して挑んでいるのに、いざ行ってみると要求されるものが違うのはまだしもイベント自体が発生しなかったりします。
なんで起きないのかはわからないけど、とりあえずもう一周?・・となります。パズルの解答が勝手に変わっているようで微妙です。
うまくいかない周があるのも面白さと紙一重かもしれませんが、個人的にはイベントの発生条件などは常に固定であってほしかったです。
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GOOD!
あんまりないけど、主役始め、仲間になるキャラたちは良かった。
最初が最強で、どんどん衰弱していって5日後に死去するという
すごく独特な内容は賛否が極端に分かれるだろうが、好きな人にはいいでしょう。
こういうアイデアをそのままゲームにしちゃう姿勢がさすがは日本一というかw
得た仲間や、取った行動により葬式の時の会話が違ったエンディングが何種もあったり
勇者の子供が女キャラに宿ったりとかする。
BAD/REQUEST
どんどん弱くなりため、後半は逃げてばっかり。
仲間がいないとろくなことができないし、仲間も得にくい仕様。
周回前提なので、あれこれイベント用のフラグたてとか
気を使うすぎて疲れる。
エンディングもちょっと違うってくらいで似たようなのばっかなので
いまいち新鮮味がない。極端にに違ったエンディングを楽しみたかった。
COMMENT
勇者がどんどん弱くなって最後は死ぬという、この独特なシステムを機に入れるかどうかがカギでしょう。私はさっぱりダメだったけど、ツボにはまったなら何周も楽しめるかな。
なので一般のRPGとして捉えてると火傷する羽目になる。
斬新なゲームをしたい人向け。