ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 1pt |
40pt
GOOD!
・懐かしの世界
デジモンワールドシリーズの最新作。
私は初代であるPS版をプレイして以来のデジモンゲーなので、新鮮かつ懐かしい気持ち。
あの頃に比べると育成デジモンも増えており、かなりの数のデジモンが育成可能に。
また最初に卵を選べるのも、ある程度育成を絞りやすく出来るという点では高評価。
・懐かしのBGM
ところどころ昔のBGMが使われていたりと昔の作品を知っているとより楽しめる。
またExE時に主題歌がボーカル付きで流れるのもデジモンらしい仕上がり。
BAD/REQUEST
・全体的なモッサリ具合
とにかく全体的な動作が重い。
これはVitaだから仕方ない、と言われてしまえばそれまでだが、一つ一つの動作が重い。
昔のPS時代のゲームをやっているかのような感じ。
ステータスを見ようにもいちいちロード待ちがあるので、面倒で細かいステータスを見るのが億劫になってくる。
地図を開くのにもメニュー開いてから地図を選ばないと無理であり、折角スタートボタンが余ってるんだからここに地図をワンボタンで出せるようにすりゃいいのに。
また連れ歩くデジモンがデカい。これはこれで良いのだが、それが主人公の後ろに二匹いるせいで、画面が見えない。
もう少しカメラを引いてくれればいいのに、画面が見えないせいで、マップに落ちているアイテムを探すのが面倒になってくる。
ついでにマップが無意味に広いせいで移動も面倒。
特にホネ・オ・リゾートのマップ構造は嫌がらせか、と言うくらいにこちらを走らせる。意味もなく。
いっその事デジモンに乗って移動させてほしい。
・戦闘
基本的に育成がメインのゲームなので戦闘要素はオマケ程度に考えた方がいい。
勝負は「圧勝」か「完敗」のどちらかしかない。
育っていれば楽勝で勝てるし、育ってなければ手も足も出ない。
戦闘はAIが勝手に戦うので、基本的には見てるだけ。
一応簡単な指示が出せたり応援でポイントを溜めれたりする。溜めたポイントを使って必殺技も出せる。
しかしいちいち指示を出すとやっぱりモッサリとした処理落ちがあるので、見てるだけの方がストレスフリーである。
勝てなくても売りの一つである『ExE』を使えば、二匹のデジモンが合体して強くなる。
多分単純にステータスが合算されてる気がするので、ボロ負け状態から楽勝モードに切り替わる。かなり大味なシステムである。
・頻繁に発生するアプリエラー
セーブはこまめに。ラスボスとの会話中に落ちてうんざりした事も。
アプデで多少はマシになるが、それでも普通に発生するあたり、もう諦めた方がいいレベル。
正直、アプリエラーの多発するゲームは、それだけでゲームとして成立していないと思っているので、かなり萎える。
COMMENT
正直なところ、期待外れ。
初代に比べるとかなり簡略化されており、簡単になっている。
トレーニングでのステータスアップがかなり高く、数回するだけで進化に必要なステータスが溜まる。
またある程度進化先の情報が分かるので、何を上げれば進化するかが分かるようになっている。
まあユーザーフレンドリーではあるのだけれど、育成メインのゲームでこれはかなり微妙だ。
一番最初に育てたデジモンが簡単に究極体になり、その世代でクリアしてしまった。
初代の頃は中々完全体にもならず、手探り状態だっただけに、余計にそう思ってしまうのかもしれない。
地味にストーリーは初代の続きだったりするのは良かった。
マメオの正体がやっぱりアレだったのも良かった。
そう言う意味で、良かった部分の大半は初代ありきな部分が多く、本作のみで良かった部分はあまり見受けられないのが残念である。
Amazonレビュー
レビュー者: オススメ レビュー日: 2017-03-13・シナリオが短い
・一部シナリオクエで同じNPCのところへ何度も行ったり来たりと面倒なところがある。
・コレクション要素のカード集めがきつい
・アプリケーションエラーは1回遭遇アプデ後は遭遇しませんでした。修正されたのか運が良かっただけなのかは不明です。
以上のことで☆-1にしました。
ロードに関してはマップ移動で8~12秒くらい、まぁ育成ゲーなので慣れます。
このゲームに向いている層
・育成ゲーが好き
・セーブをマメにする
・俺ツエー系の話が好き(シナリオ進行が主人公頼りなので)
向いていない層
・好きなデジモンだけでプレイしたい(クリア後ならできないこともないですがメインシナリオ進めているうちは厳しいので、それまで我慢できるならオススメできます)
・長時間プレイしセーブをこまめにしない
・育成ゲーを今までやったことがない(初でコレはきついと思う)
デジモン関連をしたいなら今作と育成方法は違いますがサイバートゥルースがオススメです。
・世話が面倒と思う人(本末転倒)
・単純作業の繰り返しを苦痛と思う人(育成ゲーですからここを分かってないとね)
面白いですが惜しいところも多いので続編に期待という感じですかね
購入を考えている方は、まず公式HPで情報を確認しましょう。育成ゲーでパケ買いは危ないです。
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GOOD!
・旧デジモンワールドをもとにした育成システム
食事や排せつの世話などをしながらトレーニングでデジモンを強くしていくといった内容。
携帯機のデジタルモンスターとRPGの要素がうまくマッチした面白い発想のゲームになっている。
・デジモンを応援する「ORDER システム」
主人公の声援によってデジモンたちは「ORDER パワー」を蓄積させ、それを用いて具体的な命令や必殺技を使用することができる。
今まで希薄だった「デジモンと共に戦っている」という感じが出ていて良かった。
・テイマースキルによる成長要素
主人公がテイマ―レベルを上げるごとにスキルの割り振りを行うことができ、育成の利便性を上げることができる。
今までには無かった「主人公の成長要素」としてはこのゲームにマッチしていて良い。
(旧作にもテイマ―レベル等があるが、転生時のステータスが上がるという要素のみ)
・キャラクター
今までのデジモンワールドシリーズよりは人間キャラをしっかりと描いているように思える。
キャラ個々にそれなりの掘り下げがあってリデジタイズのような違和感を感じることはあまりなかった。
あまりメインストーリーでうるさい絡みをしてくるキャラクターも居ないので快適。
・ストーリー
デジモンワールドシリーズの中では比較的凝った内容になっていると思う。
前作のような「デジモン置いてけぼりの話」にはなっておらず、街の発展もストーリーにしっかりと影響をもたらすので、メインストーリー中は前作のような作業感は無いと思われる。
・街の発展
前作と違ってしっかりと見た目で街が発展していくところは良い。
BAD/REQUEST
・新要素「2体同時育成」
今回の主人公はデジモンを2体同時に育成し、戦わせることができる。
ただし、単純に2体を育成して作業量が倍というわけではなく、同じ時間にトレーニングして同じタイミングで睡眠をとらせることになる。(トレーニング中に休息させる選択肢もあるが、基本的にトレーニングさせている間に別行動などは取れないので実質同じ)
アイテムなどは一応個々に使えるようになっているが、ほとんどセットで動くことになるのでエサなどもほぼ同じタイミングで要求してくる。
2体育成を実現するにあたって「前作にあった要素」が目に見えて減っている。
デジモンごとに生活リズムの違いを活かした時間指定のイベント等もほとんど無くなり、単純にバトルかお使いをこなしていくようなものが多くなっている。
また、戦闘も「命令」を個々に出すためにはORDER POWERを使って時間を止めながら行わなければならず、戦闘のリアルタイムでの臨場感が薄れている。
また、戦闘自体も2体同時で連携等を行っているわけでもないので「2体育成による強み」がほとんど数の暴力にしかなっていないように思えた。
バトル中も処理落ちのようなカクカク感が酷く、敵が多数登場した時は目に見えて動きが重くなっている。
・登場デジモンについて
およそ200体程度という触れ込みで、デジモンワールドシリーズで考えればそれなりには多いが、同じ見た目の色違いデジモンが非常に多くなっている。
例:ブイドラモン・レッドブイドラモン・ゴールドブイドラモン タオモン・タオモン(銀)・ドウモン等
見た目のバリエーションで言うなら150体程度といったところだろう。
色違いデジモンの中でも登場に納得できるデジモンもいくつか居るため、それそのものが悪というわけではないが、いくらなんでも多すぎる。
・ゲームバランス
旧作に比べると進化によるステータスの上り幅がとても高くなっており、ある程度安定して進化できるようになればトレーニング無しでもステータスは乗算式で上昇していく。
ステータスのカンストも世代を重ねれば容易であり、中盤以降の難易度は低いと言える。
また、相手の防御力が高いと攻撃側のダメージが必殺技含めてダメージが1しか通らなくなるため
、ある程度育成するとダメージを受ける要素がなくなってしまう。
(旧作だと必殺技は防御無視で大ダメージを与えることができた)
かといってハードモードにすると、今度は敵の防御力が上がりすぎてダメージを全然与えられなくなる。
今回は必殺技も防御を貫通できないので時間をかけても突破は難しい。
前述のステータス上昇とあわせて、「育て過ぎるとヌルくなりすぎるし、育てないとまともにダメージを与えることすらできない」という何とも大味なバランス調整となっている。
・2体同時戦闘
2体同時に戦闘に参加するが、デジモン達は自分の判断で技を使っていく。
細かい命令が全然できない為、前作のように技を複数セットして使い分けるような戦いがほとんどできなくなっている。
「最強技をセットしてずっとそれをやらせておけばいい」という状況に陥りがち。
また、「攻撃をさせずに様子見をする」ことができない為、戦闘を長引かせて敵の技を使わせるまで待ってラーニングする といった作業もできない。
総じて戦闘で出来る事は前作よりも大きく減っているだろう。
・必殺技
デジモンごとに必殺技を持っているが、使用するメリットがほとんど感じられない。
ORDER POWERを大量に使って発動することができるが、オーラを発動して通常技を撃った方がダメージも出やすくテンポも良い。
バランスの項目で述べたように必殺技は防御力を貫通できない上、威力も他の技と大して変わらずカットインが入ってダメージも見にくくなってテンポを阻害する等良いことが何もない。
また敵も必殺技を連発してくるため、そのたびに画面が止まってカットインが入って小ダメージ とストレスを感じることなる。
「何度も使う前提」となっているから性能が低いのかもしれないが、おかげで使う理由もなくなっている。
・街施設の成長
今作では「資材」を集めて土建屋に依頼して町の施設のレベルを上げるという育成要素がある。
GOODの方で述べたように発想としては面白いのだが、プレイヤーに対して不親切な面が多すぎる。
しかし、資材の入手自体もかなり面倒な手間を踏まなければならない。
資材は木材・金属・液体・石材などのカテゴリ分けがあり、それぞれに10種ほどのランク付けがある。
一部素材は中ランクの素材の入手が難しいのに要求個数が多く、資材集めに莫大な時間がかかる。
資材の交換を受け付けてくれる仲間も出てくるが、複数個を同時に交換することができないうえに、
「中低ランク複数個を高ランクと交換する」という方向でしか交換してくれないので必然的に中ランクが足りなくなってくる。
また、土建屋に施設のパワーアップを依頼するとゲーム内時間で24時間の待ち時間が発生するが、依頼は1か所ずつしか行えず同時進行ができない。
20か所近い施設のレベルを一つずつ上げるのに24時間待たなければならず、街の施設の数と釣り合わない。
・通信対戦
無いような物。
前作もそれなりに楽しかったので残念ではあるが、このバトルシステムで通信対戦させられてもそれほど盛り上がらなかったのではないかという考え方もある。
COMMENT
デジモンワールドの新作ということで、発売日に購入してプレイしました。
序盤は2体育成やデジモンたちの新鮮さで楽しくプレイできるのですが、後半に行くにつれて作業間が増していきました。
前作と比べても「自分のデジモンを育成している」という感覚は希薄になっており、デジモンワールドシリーズのゲームをやっているという感覚にはなりませんでした。
目玉として登場した「2体育成」があらゆる面で失敗している部分ではないかという印象です。
モンスターファームのように冷凍保存するような要素があればそれなりに面白いのですが。
登場デジモンにも不満点が多く、色違いによる水増しなどもあって旧作ファンほど納得のできないゲームになっているのかなという印象です。
このシリーズの根源となっている「育成ギアとRPG要素の融合」はゲームとしてはとても楽しめるものなので、次回作での改善に期待したいところではあります。