Caligula -カリギュラ-
中央値: 55 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 16.26 (難易度) 2.14 mk2レビュー数 7ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 1pt | 1pt | 0pt | 2pt |
30pt
GOOD!
■戦闘システム
未来視を使った戦闘の発想自体は面白いと思います
キャラクターごとに異なった性能で組み合わせで連携を考える楽しみがあります
■シナリオ
全体的に淡白ながらも完成度は高いです
■武器デザイン
キャラクターの心に起因する造形は由来なども考えさせられ面白い形になっています
■メインキャラクターエピソード
交流を深めて心に秘めた問題解決というありふれたやつですが個々のエピソードの質は高いです
BAD/REQUEST
■グラフィック
VITAとしては可もなく不可もなくといったところですが
せいぜい小太り体型のキャラがとんでもないデブ扱いされていたり
他の男キャラとほぼ同じ体格のキャラがやたら巨漢扱いされていたり
やたらと服装の奇抜さを貶されるキャラがいるのですが主人公勢も奇抜さでは大して変わらなかったりなど
何かとテキストとの齟齬が目立つため雑な印象を受けます
■戦闘バランス
非常に極端です
まずフィールドに出現するのがとんでもない雑魚かとんでもない強敵しかいません
このゲームではコンボを繋げてダメージを稼ぐシステムですがまず強敵に対してはほぼ攻撃が当たらないのでコンボなんてほぼ繋がらず戦いになりません
バフ技を何段階も掛けまくってようやくまともに当たるようになりますが強敵との戦いにそんな悠長なことはできないので戦うならば事前に雑魚戦でバフを掛けておく必要があります
しかしまともに当たるようになっても相手のHPが異常に高いため長期戦を強いられます
その上相手の攻撃は一撃でこちらを殺すほど高威力なため一回でも相手に行動を許せば今までの苦労が水の泡に
そのため強敵に挑む場合
事前に雑魚戦でバフりまくったあと、ただ相手を行動させないように行動阻害技をかけながら延々膨大なHPを削り続ける(それも運次第で全ておじゃんになる)ということになります
基本的にストーリーをすすめる上では戦う必要が無いのが救いですが強敵を無視した場合相手にするのがボタン連打で終わる雑魚だけになるため作業感が強いです
■ロード時間
マップが切り替わるたびに20秒近く待たされます
■マップ
フィールドとしては無駄に道が長く飽きやすい
戦闘マップとしては狭くて戦いづらい
■イマジナリーチェイン
相手や味方の行動を予測して映像として見れるというシステムですが
相手がこちらに合わせて行動をコロコロ変える他、予想通りの動きをしてもダメージのタイミングや位置取りがズレることが頻繁に起こるため敵の行動予測に関してはほぼあてになりません
そのため敵を打ち上げて行動不能にしてボコるというワンパターン戦闘になりがちです
■生徒500人とのトラウマクエスト
500人と聞いた時から嫌な予感はしてましたがボタン連打で上がる好感度にテンプレ会話
解決方法や悩みも使い回しが多くやってて作業感が非常に強いです
■UI、操作性
生徒500人の相関図からわざわざ探さないと装備できないパッシブ装備や話すコマンドしたつもりが敵を呼び寄せてしまうなど
節々で不親切さが目立ちます
■バグ
壁埋まりやレベルの巻き戻り、戦闘開始時の挙動がおかしくなるなどに遭遇
こまめにセーブとったほうが良いです
COMMENT
全体的にキャラやノリがニコ厨向けというか痛々しい感じなのですが
これが痛々しいというギャグなのか大真面目にやってるのかよく分からずなんとも中途半端な印象を受けました
ゲームとしては極端な戦闘バランスに作業感の強いサブイベント、不親切なUIなど欠陥だらけで正直買って失敗でした
ただこれらの欠点が消えたのであれば良ゲーになり得た要素は持っていると思います
Amazonレビュー
レビュー者: やきにく レビュー日: 2017-06-07これからプレイしてみるつもりの方は最新のアプデのおかげでかなりプレイの煩雑さが改善されているのでプレイしやすいと思います。
戦闘も個人的に楽しかったですし、ストーリーもよかったですね。
「俺達の戦いはこれからだEND」的なネタがありますが、このゲームのメインキャラ達にとってはクリアしてからがまさにそれです。
ゲームクリア=準備完了な終わり方なので思わずがんばれよーと心の中で応援してました。
なのでクリア後が共通END1つなのは少し勿体ない気がしました。
エピソード達成度に合わせたメインキャラの後日談なんかもあると良かったですね。
後はモブが多すぎ且つどこにいるのかが分かりにくい事ですね。
1人ずつ任意の場所に呼ぶ事は出来ますが500人近い数をこなすのはチマチマにも程がある(笑)
会話可能なモブ生徒の数を各クラス数人程度に絞るとか、人の移動が無い場所にグループ単位で呼べる機能でもあれば良かったかな。
良作…と言えるかどうかは解りませんが、もし続編が出るのなら買っちゃうかも…と思える程度には面白かったです。
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GOOD!
・戦闘が独特。
・世界観に味がある。
・ゲーマー心をくすぐる様々なシステムを取り入れようと努力している。
・2Dキャラ絵は良い感じ。
BAD/REQUEST
■戦闘面
・戦闘で負けた場合、スタート画面まで戻される割にセーブポイントが少なすぎる。
・戦闘のテンポが悪い癖に敵が多く復活速度も速いので、避ける作業を強いられ移動が面倒。
・マップには糞雑魚か糞強キャラしか存在しないバランスの悪さ。
・糞雑魚はボタン連打するだけの作業、糞強キャラにはまずそもそも攻撃が殆ど当たらないので戦いにすらならないのが納得いかない。(一応バフをかけまくると辛うじて当たるようになるが、圧倒的な火力と防御力とHPの為、当たった所で・・・と言う状態が殆ど。)
・負けるの前提な強キャラは戦闘から逃げられないシステムになっている為、ちょっとした操作ミスで強キャラに触れてしまい、理不尽に殺されて数十分を無駄にされる。これに何のゲーム性があるのだろうか?
■システム面
・学生NPC500人との親睦の深め方に面白みがない。
・NPCと仲良くなる事で得られるスキルはバッシブしかないのも期待外れ。
・ロードが長い。
■グラフィック
・お世辞にもクオリティが高いとは言えない。
COMMENT
・製作者が楽しんでるだけで、プレイヤーの事を全然考えられていないように感じました。
・ファミコン時代ならではの理不尽な難しさを無理やり現代ゲームに取り入れ失敗したような印象。
・色々と光りそうな要素は多く感じたが、それらが全て低レベルでまとまっていて残念。
・この時代に大手でも無い会社が新作RPGを出したという点は評価したい。