ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
タイトル概要
中央値: 75 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 12.7 (難易度) 3.08 mk2レビュー数 12ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
636人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
518人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
総合点
51pt
51pt
GOOD!
最大40人パーティ(戦闘参加は最大15人)。
一見ややこしそうなシステムも進行に応じてできる事が少しずつ増えるので、すんなり理解でき上手い作り方だと思いました。
壁壊し、キャリーオーバー(経験値持越しで経験値倍率UP)等他にはない要素。
とくにキャリーオーバーのおかげでレベル上げがサクサクです。
BAD/REQUEST
魔女様の性格がクソなのを筆頭に、児童虐待やら百合やらエロ要素やら暴力やら胸糞悪くなる展開が多い。これが受けると思ったんでしょうか(謎)
戦闘テンポが超絶悪い。15人PTで敵が開幕全体攻撃を連打してくるとかなり時間がかかる。
何故ダメージ表示を一括にしなかったのか。
図鑑みたいなの欲しかったなぁ。
COMMENT
不満点はあれど楽しめました。
DRPG好きなら買って損はないでしょう。
丁寧に作っているゲームだと思います。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: 無名 レビュー日: 2017-06-24
平成初期くらいまでのWIZ系やBUSINシリーズ、世界樹3までなど、DRPGは少しはやっています。
ストーリーに引き込まれ、書き込まれた迷宮は美しく無駄が無い広さ、戦闘も面白く、BGMもよい。センスが光る作品。
ストーリーに引き込まれ、書き込まれた迷宮は美しく無駄が無い広さ、戦闘も面白く、BGMもよい。センスが光る作品。
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GOOD!
・オリジナリティ
ダンジョンRPGの基本を抑えつつ「最大40人PT」「壁破壊可能」「経験値のキャリーオーバー」など、ありそうでなかったシステムを多数搭載。それでいて煩雑さを感じることなく、自然に覚えていけるバランスが素晴らしい。
ダンジョンRPGという、ある意味で完成されてしまったジャンルに、まだこれだけの豊穣なアイデアを詰め込む余地があったのか、という驚きをこめて5点。
・グラフィック
映像技術的なところでの凄さはあまりないのだが、センスが卓抜していた。
キャラクターそれぞれのデザインも良かったが、特に良かったのがモンスターデザイン。
正直、どのRPGでも似たような敵と戦ってるような感覚になってしまう昨今、雑魚の一体一体にまで強烈なインパクトを感じる本作は格別。後半のボスキャラの禍々しさも素晴らしい。
モンスターデザインにセンスを感じることは10年に一度あるかないかなので5点。
・サウンド
どの曲も神秘的で妖しい魔女の世界を表現できており、曲数も演出での使いドコロも抜群
・ストーリー
登場人物のほぼ全員の性格に難があり、次から次へとエロ・グロ展開が押し寄せるため、大変に人を選ぶ方向性。
「この迷宮は一体何なのか」「主人公の目的はなんなのか?」「過去になにがあったのか?」
こうした複数の謎が無理なく提示され、少しずつ解明していくことによって、先が気になる構成になっている。そして次から次へと驚きの展開が待ち受けており「え、こんなひどい目にあうわけが……」「え、そのキャラ死ぬの!?」「え、こいつの正体って」とまったく退屈させない。
そしてそうしたシーンの数々がインパクト狙いの虚仮威しになっておらず、すべて必要な伏線となっており、終盤における怒涛の回収が凄まじい。
またどのキャラも人間らしい悲しみやダメさを負っており、悪役や脇役までも印象深い。
みんなが幸せになるような大団円ではないが、エンディングや裏エンディングには涙せずにはいられない。
・熱中度
ダンジョンが構造的に簡単すぎず、意地悪すぎず、大変良く出来ている。
宝箱の設置数や内容も適度であり、そのため探索が面白い。
ある程度探索するとちょうどよいタイミングでストーリーが進み、そのストーリーも上記の通りに先が気になるため、探索→ストーリー→探索……のループがどちらにも偏りすぎず両方を熱中させる見事なバランスになっている。
またストーリークリア後も自分の探索によってどんどん世界が広がっていく感じが素晴らしく、裏ダンジョンクリアまで飽きることなく非常に熱中できた。5点
・満足感
システムに驚き、ストーリーに涙し、表クリアまででたっぷり40時間のボリュームなのに、裏ダンジョンは「これで続編作れるだろ」というくらいの豊穣な設定やストーリーが惜しげも無く投与され、名作を2本続けてクリアしたような充足感があった。5点
BAD/REQUEST
・戦闘テンポが悪い
アップデートで良くなったらしいが、それでもテンポが悪い。
いちいちエフェクトが入り、全体攻撃で一体一体にダメージ表示されるため、パーティー人数が多くなる後半はけっこうイライラする。
ダメージの一括表示があれば随分ちがったろうに。
・後半のパーティーの管理が煩雑
前半は普通のRPGなのだが、最大30人以上を管理することになる終盤は頭がこんがらがる。
さらに魂転移(転職のようなもの)によってスキルを残して成長率を上げてレベル1になって別の職業になれるのだが、その際のキャラグラフィックが職業依存なのもよくない。顔が別人になってしまうため「あのキャラどれだっけ?」という感じになってしまう。
しかもキャラグラフィックの数が少ない。いや、一般的には十分な数なのだが、PT人数が多いため転職させてスキルを集めている時に被りまくる。
転職してもグラフィックは初期職で固定、という選択肢も欲しかった。
・大雑把なゲームバランス
魔法使いが序盤から突出した戦力だったり、使える魔法が偏っていたり、戦い方次第で被ダメ・与ダメが跳ね上がったり、ゲームバランスが悪いというより大胆。それでいて簡単すぎたり難しすぎたりしない辺り、狙っているのかもしれないが。
・自力クリアが難しい
ラスボスの倒し方のヒントが少なかったり、裏ボスの倒し方がわかりにくかったり、裏ダンジョンへの行き方がほぼノーヒントだったり、とにかく終盤の謎解き部分の難易度が近年のゲームとしてはおかしいくらいに高い。もっとも、多分これはスタッフの信念でやっていることだと思うが。
COMMENT
ストーリー、システム、ゲームバランスと、良くも悪くもスタッフの個性が出まくっているゲーム。
制作スタッフ的な前作である『魔女と百騎兵』は最高のストーリーのためにいまいちなアクションをやらなくてはいけない感じのゲームだった(リメイク版は未プレイ)が、今作はストーリーもゲーム部分も最高で文句なし。
開発費の高騰に伴い、空気を読んだような無難な作品が増える昨今、「とにかく心に残るゲームを作ってやろう」「自分たちの思う最高のゲームにしよう」という想いがここまで伝わってくるゲームは稀。
確実に人は選ぶが、選ばれた人間にとってはずっと心に残り続ける名作となること間違いなし。
シリーズ化して欲しいというよりは、このスタッフによる新作に期待したい。
きっとまた驚くようなシステムで、尖りまくったゲームを出してくれるんじゃなかろうか。