イースVIII(イース8) -Lacrimosa of DANA-
中央値: 86 Amazon点数: 4.5
スコアーボード
標準偏差 9.46 (難易度) 2.22 mk2レビュー数 18ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt |
81pt
GOOD!
・オリジナリティ
船が難破して無人島に漂流というのはありがちかもしれませんが、
その後無人島で生活圏や街の設備を拡大し、村人などが徐々に増えていく楽しみというのは、
RPGとしては目新しく楽しめました。
・グラフィック
セルセタに比べかなり進化しました。
セルセタでは定点カメラでしたが、今回はグルグル回せる。
今回、無人島の探索を進めていくのですが、遠くにある景色を眺めることができ、
それだけでも冒険している印象がかなり強まりました。
・BGM
OPやダーナのテーマなど、耳に残る曲が多かったように思います。
7は未プレイなのでわかりませんが、セルセタよりも好きでした。
・熱中度
島の探索を進めるごとに秘密が徐々に明らかになり、また謎が増える。
そんな状況でついつい先が気になりやめ時が難しい。
そう思えたのは本当に久々でした。
・満足感
セルセタが30時間弱でのクリアでしたが、今回は40時間超。
非常にボリュームがあったと思います。
・快適さ
回復アイテムについては限りがありますが、
通常の戦闘レベルではほぼ自由にスキルを使えるようなバランスで、ストレスはありませんでした。
・難易度
難易度はプレイ途中で自由に変更できるというのは快適でした。
(難易度関連のトロフィーは入手できないようですが・・・)
自分は一週目ハードでしたが、ボス戦も何度か挑戦すれば敵のパターンが分かり、フラッシュガードやムーブをこなせるようになります。
倒せなかった敵をアクションが上手くなることで倒せるようになるのは快感でした。
BAD/REQUEST
ロード時間
他の方も述べていますが、ロード時間は少し気になりました。
通常マップではそうでもないのですが、拠点となる村では切り替えが頻繁になるためもう少し早くならないものかと感じました。
ストーリー(ややネタバレ?)
エンディングにおいて、これまでの島での出会い・冒険が一部改変されるような展開があります。
基本的にはきれいにまとまっており、パーティキャラについては問題ないのですが、
やはりあの島での「困難」を乗り越えて成長し、絆を築いていくというストーリーだっただけにもったいないと感じました。(特にサブキャラのカトリーンさんとかせっかく鍛冶師として成長したのに…)
COMMENT
不満もありますが、面白いがゆえのものです。
アクションRPGとして非常によくまとまった傑作だと思います。
正直めっちゃハマりました。
Vita持ってて興味が少しでもあれば是非おすすめします。
Amazonレビュー
レビュー者: amajin レビュー日: 2017-06-24そう書きたくなるほど熱中したゲームでした。
プレイ時間は40時間ほど。気付けば1時間…2時間…3時間…とのめり込み
結構ゲームに対して飽きっぽい性格なのですが、夜中の2時から始めて結局徹夜してしまったりしました(笑)
こんなにゲームに熱中できたのは何年ぶりでしょうか。本当にいい作品をありがとうございました。
大自然の雄大さや、太古の時代のロマンを感じる世界観、儚くも美しい人間の姿を丁寧に描いたストーリーがここには詰まっています。
ラスボスと戦う時には、本当に終わるのがもったいなくて、1日明けてから戦いました。
これから2周目ですが、改めて見てみるとそれぞれのキャラクターの個性も非常に丁寧に描かれていることに気付きます。
あるキャラクターの発言が、2周目になると感慨深く思えたり・・・。ひとえにスタッフのみなさんの丁寧な仕事のおかげだと思います。
これからも応援しています。
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GOOD!
・オリジナリティ 5点
1.戦闘システム
イースシリーズはでは初の完全な3Dアクションゲームへと進化しました。64のゼルダやデモンズソウル等のTPS視点アクションゲームにジャンプ要素が追加され、イース6やフェルガナにあったジャンプ攻撃と落下攻撃も健在です。基本的には7やセルセタの様にチャージ攻撃を溜めてスキルポイントを溜めてからスキルを使って爽快に敵を倒していく所は変わりません。シリーズの良いとこ取りのまさに集大成といえるでしょう。
2.街の廃止
少しネタばれになりますが、本作は無人島に漂流したアドルと仲間達が協力して脱出することが主な目的となる為、RPGでいう街といった概念がありません。漂流者達の拠点が1箇所だけあり武具はもちろん、回復アイテム、回復アイテムを入れる瓶等々全て自前で用意するか、材料を集めて作ってもらう必要があります。セルセタでも材料の収集はありましたが、武器の強化や特殊なアイテムを作製する程度でしたが今回は普通の回復アイテムから自前で作る必要があります。後々の素材集めの為に何処に何があるのかを地図に記録いていきながらの探索はとても良かったです。
3.キャライベント
戦闘に同行するキャラ以外にも全員イベントが用意されているのはとても良かったです。キャラ一人一人個性があり、思いがあってとても良かったと思います。
・グラフィック 4点
前作のセルセタに比べると格段に進化しました。キャラのデザインはもちろんですがそれよりもMAPのできに驚きました。MAPの広さは高低さもあいまってセルセタの倍はありますが、MAPのテキスチャ等は初期のPS3の作品と比べても遜色無いと思います。良くVitaでこれだけのMAPを作れたと感心しました。
・BGM 4点
沼地等は少し思いテーマ、海岸沿いなどはちょっと明るいテーマ、物語が進んでいくと緊迫したテーマ等、MAPや進行度に合わせて上手く作られていると思います。個人的には王都遺跡についた当たりのテーマが一番好きです。
・熱中度 4点
前半は未踏の地ばかりで埋めていくのに夢中。戦闘も新しくて夢中。でも後半は・・・
・満足感 4点
戦闘は楽しい。キャラは個性がある。MAPも広くて埋めがいがある。特に未踏の地に足を踏み入れる時のわくわく感がいいですね。このシリーズの醍醐味だと思います。ちなみにボリュームですがプレイ方針でかなり変わるので、自分である程度ボリューム量を調整できるのが良いと思いました。
後個人的にですが、冒険の最初に出てくる剣がイシオスブレードだったのは嬉しかったです。5のリメイク待ってます。
・快適さ 4点
スキルポイントがさくさく溜まるので敵をさくさく片付けていけるのが本作の良いところですね。
・難易度 3点
初めから難易度ハードでやったのがいけなかったのかもしれませんが、ゲームが中盤を過ぎるとちょっと大型の敵には2発KOされる事が多かったです。特に後半は相手の遠吠えでダウンさせられるとその後の追い討ちがほぼ確定で決まりますのでやっかいでした。まぁプレイ途中で難易度を下げる事ができるので(あげる事はできない)先ずは高いので挑戦してみるのもありでしょうか。
BAD/REQUEST
・オリジナリティ
5点を入れましたがストーリーにかなり不満があります。少しネタばれになりますが最後の最後で〇〇〇が出てきてしまいアドルのセイレン島での冒険の半分は〇〇〇になります。ひどすぎです。これではセイレン島の冒険記のなんて到底書けるものではなくなってしまうでしょうに。今回の冒険記必要ないと思いますよホント。私の頭が悪くて理解が追いついていないのかもしれませんが、今回の冒険の結末は全く整合性が取れないものになっていると思います。
前回のセルセタの樹海も何故アドルに〇〇〇でしたが今回はさらに突き抜けてしまいましたね・・・
・グラフィック
一部のキャラの顔の輪郭がほぼ同じで目と鼻と髪型を変えただけなのがいます。それが操作キャラに顕著に現れているのがなんとも・・・後はいくら綺麗になったとはいえキャラ絵とポリゴンデザインはもっと似せて欲しかったです。リコッタとかグリゼルダとか違いすぎます・・・
・熱中度
後半の大型モンスターの固さと攻撃力は異常で戦うのが面倒。でも倒さないと武具の作成や強化ができなかったり村の強化もできなかったりと半強制的に戦わされるのが非常にだるかったです・・・
・快適さ
7とセルセタが良過ぎたのもありますが、MAP切り替えの時のロードが長い所が結構あります。PS4で短くなるのを期待します。
戦闘ですが、ロック機能が弱くあさっての方向を振る事が多々あったので其処も改善して欲しいですね。後は中盤から出てくる大型敵ですが硬すぎです。攻撃力も非常に高い為一撃食らうと一々回復で手間です。回復アイテムは材料を拾ってこないといけないので必然的に自然回復を使うので待ち時間ができてしまい悪循環です。
・難易度
このゲームは後半に行くほど雑魚に苦戦し、ボスが余り強くないような気がします。ダンジョン道中は基本回復アイテム以外の回復手段がないためはらはら進みますが、ボスの前には回復ポイント兼ワープポイントが必ずあり、一端拠点で補充してから挑めますので気が楽です。
敵の攻撃ですが無理にかわす必要はなく、スキルポイントの消費が激しい技を使えば技発動中は被駄目が1/10くらいになるので最悪技をブッパしてれば何とかなる時もあります。
後は料理の効果が強すぎるのが何個かあるの料理さえ作れればなんとかなってしまうでしょう。
COMMENT
GOOD、BAD等色々書きましたがアクションRPGとしての完成度はかなり高いと思います。未踏の地を埋め、未知の道具やアイテムを手に入れていく様はまさに「冒険」にふさわしいでしょう。
イースシリーズはそれぞれ話は独立していますので、少しでも興味がある方は買ってみても損はないかと思います。