世界一長い5分間
タイトル概要
中央値: 59 Amazon点数: 3.3
スコアーボード
標準偏差 19 (難易度) 1.00 mk2レビュー数 2ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
356人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
414人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 1pt | 3pt | 2pt | 1pt | 3pt | 1pt |
総合点
40pt
40pt
GOOD!
アドベンチャー部とRPG部に分かれている作品。
魔王戦の五分内に色々と追体験していって、その度に必殺技とか思い出すというもの。
ドット絵によるRPGは大昔のファミコンのあのRPGを彷彿とさせるもので、レトロゲーマーには嬉しいだろう。せりづなどがいちいち凝ってるところがあった。
全体にテンポがいいし、難易度も低いので、サクサク進めれる。
BAD/REQUEST
RPG部がうんこレベル。まずこの手のドット絵に感慨を覚えない世代には、ただ古臭すぎるだけだろう。レベルとかの概念が全くないので、戦闘する意味がないというRPG。しかも連打でやっつけれていけるので、戦闘が邪魔なだけの作業となっている。こんな無意味なRPGの戦闘がかつてあったかしら。いちいちRPG部分と現在の魔王戦5分間部が切り替わるんで、鬱陶しいだけだった。
COMMENT
こんな無意味なRPGパート入れるんなら、全部テキスト形式の読み物系にすればよかったのにと思う。戦闘が簡単な上に成長がないから、叩く意味ゼロとかアホかと言いたくなる。ドット絵に興味ないと、見た目でクソになるだろうし。これは失敗だった。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: FU レビュー日: 2016-08-28
エンディングまでプレイ済みです。
本作はADVパートとRPGパートに分かれており、RPGパートがプレイ時間の大部分を占めますが、これがイマイチ。
RPGと言えば、探索・収集・成長といった要素で楽しませてくれるものですが、これらが「無い」のです。
・探索
フィールドマップを探索し、色々なイベントをこなしアイテムを入手しながら、次の目的地を目指し進んでいくという楽しみはありません。
RPGパートはチャプター毎に区切られているのですが、チャプター毎に自動で目的地に飛ばされ、勝手に進んでしまうので冒険感はありません。
ダンジョンも道のりはただ長く、面倒なギミックを詰め込み、エンカウント率も高い(バージョンアップで若干修正されました)ので、探索というより単純作業に近いです。
一応、ミッションというクエスト要素はあるのですが、これもただのおつかいであり作業です。
・収集
ダンジョンを探索してアイテムを入手したり、敵を狩ってお金を集めたりという楽しみはありません。
ダンジョンにアイテムが落ちていないとか敵がお金を落とさないというわけではなく、チャプター間でアイテムや所持金などを持ち越すことができないので実質的に集める意味が無いのです。
ダンジョンを探索し、敵を倒して、お金を集めて、装備を整えてもチャプターが終われば全て無かったことになります。
・成長
収集と被りますが、チャプター間でアイテムだけでなくキャラクターのレベルも持ち越しません。
しかし「思い出補正」と呼ばれるシステムがあり、これは全チャプターで共通しているパーティ共有のレベルみたいなものです。
この思い出補正は本作の設定にもうまくマッチしており、良い要素だと思います。
・・・ですが、後述する戦闘バランスのせいであまり機能しているとは言い難いものです。
これらの要素に加えて、RPGの華とも呼べる戦闘ですが、これも微妙。
というのも、難易度が易しすぎで、攻撃連打及びオートだけで雑魚からボスまで対処できます。
エンカウント率をゼロにできる魔法もあり、戦闘がただの飾りとなっています(エンカウント率を下げることができなければ、より苦痛になるのですが)。
収集・成長要素が極限まで削られているので、戦闘する必要性がないのです。
ストーリーは悪くはないですが、ありきたりといったところ。
個人的に予想できる範囲であり、驚きはありませんでした。
ここまで書き進めていて、RPG要素をいっそのこと無しにしてしまい、ADVに特化すれば良かったのでは?と思いました。
または、RPGパートでの選択によってADVパートが大きく分岐すれば、また違った楽しみが得られたのではないかとも思います。
(一応分岐要素はあるのですが、RPGパートでの選択では殆どADVパートに影響を与えず、大きくストーリーを分岐させるのはADVパートでの選択肢の結果によるので普通のADVと大差ありません)
とにかく、RPG要素が完全に足を引っ張っているという点に尽きます。
忘れてしまった思い出を辿っていくという閃きまでは良かったのですが、そこで終わってしまったという印象です。
マイナス点ばかり上げていましたが、本作のドットグラフィック及びBGMは良かったです。
雰囲気は良く出来ていると思うので、最高の素材を活かして上手く調理して欲しいと願うばかりです。
本作はADVパートとRPGパートに分かれており、RPGパートがプレイ時間の大部分を占めますが、これがイマイチ。
RPGと言えば、探索・収集・成長といった要素で楽しませてくれるものですが、これらが「無い」のです。
・探索
フィールドマップを探索し、色々なイベントをこなしアイテムを入手しながら、次の目的地を目指し進んでいくという楽しみはありません。
RPGパートはチャプター毎に区切られているのですが、チャプター毎に自動で目的地に飛ばされ、勝手に進んでしまうので冒険感はありません。
ダンジョンも道のりはただ長く、面倒なギミックを詰め込み、エンカウント率も高い(バージョンアップで若干修正されました)ので、探索というより単純作業に近いです。
一応、ミッションというクエスト要素はあるのですが、これもただのおつかいであり作業です。
・収集
ダンジョンを探索してアイテムを入手したり、敵を狩ってお金を集めたりという楽しみはありません。
ダンジョンにアイテムが落ちていないとか敵がお金を落とさないというわけではなく、チャプター間でアイテムや所持金などを持ち越すことができないので実質的に集める意味が無いのです。
ダンジョンを探索し、敵を倒して、お金を集めて、装備を整えてもチャプターが終われば全て無かったことになります。
・成長
収集と被りますが、チャプター間でアイテムだけでなくキャラクターのレベルも持ち越しません。
しかし「思い出補正」と呼ばれるシステムがあり、これは全チャプターで共通しているパーティ共有のレベルみたいなものです。
この思い出補正は本作の設定にもうまくマッチしており、良い要素だと思います。
・・・ですが、後述する戦闘バランスのせいであまり機能しているとは言い難いものです。
これらの要素に加えて、RPGの華とも呼べる戦闘ですが、これも微妙。
というのも、難易度が易しすぎで、攻撃連打及びオートだけで雑魚からボスまで対処できます。
エンカウント率をゼロにできる魔法もあり、戦闘がただの飾りとなっています(エンカウント率を下げることができなければ、より苦痛になるのですが)。
収集・成長要素が極限まで削られているので、戦闘する必要性がないのです。
ストーリーは悪くはないですが、ありきたりといったところ。
個人的に予想できる範囲であり、驚きはありませんでした。
ここまで書き進めていて、RPG要素をいっそのこと無しにしてしまい、ADVに特化すれば良かったのでは?と思いました。
または、RPGパートでの選択によってADVパートが大きく分岐すれば、また違った楽しみが得られたのではないかとも思います。
(一応分岐要素はあるのですが、RPGパートでの選択では殆どADVパートに影響を与えず、大きくストーリーを分岐させるのはADVパートでの選択肢の結果によるので普通のADVと大差ありません)
とにかく、RPG要素が完全に足を引っ張っているという点に尽きます。
忘れてしまった思い出を辿っていくという閃きまでは良かったのですが、そこで終わってしまったという印象です。
マイナス点ばかり上げていましたが、本作のドットグラフィック及びBGMは良かったです。
雰囲気は良く出来ていると思うので、最高の素材を活かして上手く調理して欲しいと願うばかりです。
■スポンサーリンク
アクセスランキング
-
討鬼伝
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1~4人
■価格:6090
■発売日:2013-06-27
-
フリーダムウォーズ
■ ジャンル:“奪還”マルチプレイアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック:1〜4人)
■価格:6264
■発売日:2014-06-26
-
ペルソナ4 ザ・ゴールデン
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,980円
■価格:7329
■発売日:2012-06-14
-
GOD EATER 2(ゴッドイーター2)
■ ジャンル:ドラマティック討伐アクション ■ プレイ人数:1~4人
■価格:5980
■発売日:2013-11-14
-
GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動
■ ジャンル:重力アクション・アドベンチャー ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,900円
■価格:5980
■発売日:2012-02-09
-
ラグナロク オデッセイ
■ ジャンル:超高速巨人ハンティングマルチプレイアクション ■ プレイ人数:1人(Wi-Fi アドホックモード:2?4人)
■価格:5985
■発売日:2012-02-02
-
イース セルセタの樹海
■ ジャンル:アクションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:6,200円 ■ 記念パック版:8,925円
■価格:7140
■発売日:2012-09-27
-
英雄伝説 閃の軌跡
■ ジャンル:ストーリーRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:6,200円 ■ 限定ドラマCD同梱版:8,190円
■価格:7140
■発売日:2013-09-26
-
SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1~4人
■価格:5980
■発売日:2013-03-07
-
KILLZONE: MERCENARY(キルゾーン マーセナリー)
■ ジャンル:FPS ■ プレイ人数:1人(オンライン時:1?8人)
■価格:4980
■発売日:2013-09-05
GOOD!
RPG+ADV
まぁ「RPGから戦闘&成長抜いたらADVなんじゃ…?」という思いはあるが、ADVパート(魔王との5分間の戦闘)での読み物をある程度見たらRPGパートに、RPGパートも1つの目標を達成したらADVパートに…の切り替えが適度に起こるので気分転換が一本のゲーム内で出来て基本飽きずに遊べた。
むしろADVパート一本化したら厳しかったかも。
と言うのはゲームが、ではなくADVはそのジャンルの特性からどれだけ大量にデータを詰め込んでもシステム周りを便利にすればするほどやり直しプレイが簡単にできて1日あればクリアも出来、しかも攻略サイトには詳細に選択肢等が書かれてしまうため、「○時間でクリアできるからダメ」みたいな、そりゃメーカーはADV作らないよなぁ…な事になってしまうのでこのあえての2分化は良かったと思う。
シナリオ
ベタ・王道。グラフィックがドット絵という昔仕様ならシナリオ自体もFC/SFC時代のメジャーどころがしっかり作ってた頃のRPGのシナリオのようにキャラ付けもシナリオ展開もいい意味で先が読める内容。
あくまで個人的にここ暫くエンディングが奥歯に物が挟まったような「売れ行き次第ではねぇ…もしかしたらねぇ…(笑)」みたいなスケベ根性ENDや「悪には悪の正義がある!」的な、そんなもんドラクエ1で既にやっとるわい!な内容を御大層にやろうとして風呂敷畳めず大失敗…が溢れかえってるが、これはそういうパターンではなかった。
下手したら「ゲームセンターCX特別編 世界一長い5分間」という名で出てても違和感ないし、3DSの3作目の内容に比べたら…と言うか比べるのことがとても失礼なレベルでちゃんと作られてる。
グラフィック
スマホゲーも「ドットにしてればレトロなんでしょ?(笑)」な上っ面ドット絵が多い中で、FCサイズのキャラクターたちのなんと豊富なパターンなんだ…と尊敬に値する。
ちゃんと喜怒哀楽も見分けられて、その上で色々なパターンがあるのでここは褒めないと似非レトロゲーと一緒くたにされてしまうのは可哀想。
BAD/REQUEST
RPGパート(システム)
先のレビューでも書かれていたが「RPGパートはレベル・アイテム・ゴールド一切持ち越せず、持ち込めず」で、ストーリー上あるレベル以降はトヘロス的な魔法がほぼ尽きる事なく使え続けるのでボス戦以外は蛇足なのは本当にもったいない…(しかも既に書かれてる通りほぼ物理で殴る!殴る!!殴る!!!で進められてしまうレベル調整)
例えばそのパート中に手に入れたアイテム・ゴールドは内容に応じてEXPや上乗せゴールド換算して次回のRPGパートに活かせたらもっと意味が持てたかもしれない。
RPGパート(ボス戦)
特にボス戦が…なのだが、ダメージ量設定がおかしい。
基本的に僧侶系なら最大HPの1/3は当たり前で、後半は全体魔法に2回攻撃などでパーティの総HPの1/2ぐらい削られては、僧侶の全体中程度回復魔法で全回復して…の繰り返しなので行動がパターン化してイマイチ面白みが少ない。
というのも先のシステム部分で書いたとおりレベルすら各RPGパートで十分過ぎるほどのレベル設定されてるのでレベル上げもほぼ必要なく、かと言ってボス戦では「減りすぎだろ…まぁ回復できるけど」なバランスなのでなんとも中途半端…
RPGパート(イベント)
このゲームのレベルは各RPGパートで設定されたレベルとは別に「思い出補正」という各RPGパートのミニイベントをクリアすると数百~数千単位のEXPが追加されて各パート+αとして追加されるのでできるだけやっておきたいところだが、このイベントが「起こる場所に『!』が出るのでそこをなぞって進めるだけ」のみなので、まぁ「○○を××匹倒せ!」とか「△△を□□個集めろ!」みたいな元々薄っすい内容なのに豊富な手抜きイベントでお茶を濁す様な真似だけはしてないので好感は持てる…が、そこまでEASY仕様はユーザーをちょっと馬鹿にしすぎじゃない?と思う。RPGパートなんて行ける場所がほぼほぼ限られててそのパート内だけで解決できてしまうんで。
これだったら例えば全イベントが200個あって、RPGパートで一切レベル上げしなければ130~170個程度達成しないと最終決戦時苦労するが、RPGパートで適宜レベル上げを行いながら進めていれば50~100もクリアすればある程度、200個全て達成してたらむしろラスボス弱っ!ぐらいまで強くなれてても良かったかも。
後レベル10刻みでイベントの共有(例えば最初LV12のパートでは開かなかった扉の鍵がLV17で手に入り、近くの樹の下に埋めた…などを経験する事でLV12に戻った時にその鍵が手に入り、イベント達成になる…みたいな)、サウンドノベルのザッピングみたいなのがあればよかったかも。
ADVパート
所謂ボスとの会話パートだが…
基本何選んでも普通に進行する。選択肢によってダメージを受けたり回復できたり魔王にダメージを与えたり…があるが、これが一切活かされてない。
ここでの一連の流れが最終決戦に活かせれば自分を追い込んでボス前瀕死パーティにしたり、ボスに1/3程度ダメージを与えた状態でこちらは全快でスタート…みたいなメリハリが出たと思う。
COMMENT
BAD欄が結構長くなったが、個人的には一長一短がはっきりしていて体験版が面白ければ最後まで楽しめるが、一連の流れが受け付けないなら以降遊んでもつまらないだけ。
BADに書いた内容はただ長くなったが「今でも十分遊べたけどここが変わってたらもっと良かったかも!」の長さなのでマイナスポイント的な意味合いは薄めです。
シナリオ(キャラ設定)も昔のコロコロ・ボンボンみたいなわかり易い内容なので当時はゲームで遊んでたけど今は仕事で忙しくてゲームなんて全くさっぱり…な人は案外懐かしさも手伝って楽しめるかもしれない。
このシステム自体は面白いと思うので2・3~と続いてくれたらいいなぁ…と思う。