ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期
中央値: 62 Amazon点数: 2.7
スコアーボード
標準偏差 6.6 (難易度) 1.33 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt |
56pt
GOOD!
◆議論のパターンが増えた
矛盾を論破するだけでなく、同意や嘘を上手く使って議論を進めるという流れ。ただおかしい意見を探すのではなく柔軟な対応が求められます。
面白かったけど惜しいと思ったのが意見対立で、2チームに分かれて相手メンバーの論点を見極め連続で論破していくのですが、考える要素があまり無く割りとそのままなのが残念。ただ主人公以外が次々論破していくのは爽快でした。次回作で面白くなることを期待。
◆シナリオ(5話まで)
きちんとダンガンロンパですね。濃いキャラたちが共同生活しながら、やりたくないのに殺しあっていく。一見おかしな言動をするキャラも実は深く考えていたりと、期待通りの出来です。
◆キャラクター
あざとい位、人気が出そうなキャラがいますね。特に男性陣に…。
◆クリア後のおまけRPG
もしかしたら本編よりハマったかもしれません。プレイ時間の半分以上コレです。おまけなので大味で敵の種類も少ないですが割とバランスはしっかりしていて、某シレン風の敵が出てくるダンジョンを100Fまで踏破するのが目的。某シレンと違って固定マップです。
各キャラのカードがレア度N,S,Uとあり、それを人生ゲームで育て、RPGを攻略していきます。RPGで敵を倒すと素材とお金が手に入り、それらで装備作成やガチャができます。ガチャでカードを引き、それを人生ゲームで育ててRPGへ…という形。上手いなーと思ったのはRPGパートではキャラが一切成長しないこと。また人生ゲームは常にカードの初期状態から育成開始なので追加成長できません。人生ゲームなのでかなりランダム要素があり、そうそう思い通りにはいきません。
レア度が高いカードはRPGを進めるごとに出現率が緩和。またファンにとって嬉しいのが人生ゲームで、1,2,V3のキャラが同級生という設定になっておりイベントで絡みが見れます。(下ネタキャラの美兎と照々のやりとり、終里が大神やむくろにケンカを売ったり、最原と霧切の探偵談義などなど)。人生ゲーム1回にかかる時間は30分程度なので、RPGパートで歯が立たない敵が出たら、その対策キャラを育てる。好きなキャラが出たら育てなおす、というのが簡単に出来るのも良かったです。
BAD/REQUEST
◆シナリオ(6話)
詳しくはネタバレになるので書けませんが、クリア後のおまけ等でやるべき内容を本編に入れてしまっている感じで、これは絶対やっちゃいけない内容。スタッフはこのシリーズを終わらせたいの?って感じました。漫画でも小説でも文学でも、第三者もしくは登場人物として世界観に浸り感情移入することでその作品を味わいます。本作の手法を賛否両論ある斬新な手法と自画自賛しているようですが、そもそも作品の価値を大きく損なうから誰もやらなかったことで悪い意味で前代未聞です。重みがある、というセリフが入っていたのも、重みが無くなることを分かっていたからじゃないでしょうか。
◆下ネタ・パロ
従来のシリーズでも、アニメ漫画等からのパロディネタ、下ネタキャラというのはいましたがマジメな話もするのが基本で、たまに挟む程度でした。ところが今作は特に多く、色んな人が下ネタを乱発しとても不快。下ネタとパロディでシナリオを埋めようとする姿勢は素人の作ったゲームでよく見かける光景ですよね。
◆1,2話の計画
完全犯罪の計画がアクシデントによってバレる、というのは普通だと思うんですが、1,2話は、アクシデントが無かったらそもそも計画を実行できなかった、というものでした。多少の穴があることは推理小説でもよくあります。しかし本作は致命的な穴があり成功する方が稀という始末。
ネタバレにならないようぼかしていいますが、初めて行く場所で他人の目がある中でいきなり仕掛けを作り、実験も出来ない状態でそれを確信し、他人がどう動くか分からない状態で開始。被害者が逡巡したり、ほんの10cm前後左右にズレていると失敗で、さらに被害者に気づかれる致命的な要素があったのに、たまたまその時間に起こった事前に知りようのないアクシデントのおかげで成功する、というものです。2話もアクシデントが無かったらトリックをしかけられませんでした。1つでも成立しなかったら失敗している計画を推理物にいれてはダメだと思います。
◆ブレインドライブ
前作で結構面白かったブレインダイブ(スノボ)と同系のミニゲームですが恐ろしくつまらないです。200キロくらい出ていることになっていますがスピード感は無くハンドルは滑り1本道を走るだけ。選択肢では路上に女性が並び、正解の女性を轢くと同乗します。3~4人同乗すると終わり。高校生なのに何で車なんでしょう?超高校級のナンパレーサーが主人公ならまだ分かりますが。これならブレインダイブ継続の方が良かったです。
◆モノクマの声
仕方が無い事情ですが、モノクマ独特の悪意みたいなものがタラコさんでは表現できていません。江ノ島盾子が終盤でモノクマぬいぐるみでマネしているシーンと似ています。
◆操作性
デフォルトのシューターでは曲がりにくいです。設定をダンガンロンパにするまでイライラしていました。
COMMENT
1,2Reloaded、絶対絶望少女クリア済み。アニメ視聴済み。v1.02でプレイ。
5話まで熱中度、満足感は4だったのに、6話で1まで下がった感じ。RPGが5でした。
大山さんの「怒ってるんだよ」「えくすとりいむ」「おしおきたーいむ」が聴けないのが凄く残念。
あと、1,2のネタバレが含まれているので、初ダンガンロンパの人は1,2からやることをオススメします。
Amazonレビュー
レビュー者: もっぬ レビュー日: 2017-05-14散々話題になっているオチについて、
楽しんでもらうことの放棄と言う印象でした。
オチ=制作の声とは思っていません。
ただ、作るなら、「面白いって思ってもらうぞ!」と言う意気込みは当然あるはずですよね。
それを放棄している印象でした。
度肝を抜けばなんでもいいんでしょうか?
予想のつかないオチにすることが、そんなに大切ですか?
これ、本気で、面白いと思ってますか?
面白いものを作るプライドがあるのなら、どれだけ望まれようと、面白く出来る自信のあるところで終わらせる決断をすることも、製作者の責任であり、技量のうちではないですか。
第1章だけは、面白かったです。
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GOOD!
まずは嘘の導入がいかす。
こいつをうまく使うことで言霊が嘘玉へとなり論破へといける。
論議にかなりメリハリをつける要素になってると思う。
濃いキャラ
ダンガンロンパの大きな魅力となってる濃いキャラ陣
そいつも個性的だし、なんとも言えない魅力がある。
おまけモードの充実ぶりもすごい。
おまけなら適当に仕上げそうなとこを、きちんと作り上げてる。
その丁寧さが素晴らしい。
BAD/REQUEST
まやはり終盤におけるダラダラ続いてしまう展開に興醒め。
いつ終わるかわからんグダグダ議論、さらにはリズムゲーまでも登場し
大きく興を削がれることに。ラストでずっこけてしまった。
濃いキャラは苦手な人は苦手で受け付けないかも
COMMENT
終盤でも思いっきりヤっちまった、というのは悲劇の作品。
しかしそこまではとても面白くて先が気になる展開は見事だった。
ラストを封印してしまいたくなる惜しすぎる印象だ。