かまいたちの夜 輪廻彩声
タイトル概要
中央値: 45 Amazon点数: 2.9
スコアーボード
標準偏差 19.6 (難易度) 2.67 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
310人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: 往年のチュンソフ党員 レビュー日: 2017-04-06
チュンソフトのサウンドノベルは一通りプレイ済みです。絵柄以外の話をさせて頂きます。
ボタンを押して文字が流れるタイミングが、これまでのサウンドノベルと全く異なります。チュンソフトがドラクエ開発の頃から研究し尽くした「ボタンを押すだけで心地よい」タイミングが完全に失われているため、気持ちよさが足りません。場面に応じて、ボタンを押したあとの待機時間が異なるはずなのに、毎回ほぼ同じ。単調なゲームになってしまいました。声優ありなら忌火起草方式(音声は声だけで文字がなく、同時に登場人物が考えている内容は文字で流れる)のような衝撃があると良かったのですが、それもありませんでした。
話自体は変わらず良いので、かろうじて星3です。
ボタンを押して文字が流れるタイミングが、これまでのサウンドノベルと全く異なります。チュンソフトがドラクエ開発の頃から研究し尽くした「ボタンを押すだけで心地よい」タイミングが完全に失われているため、気持ちよさが足りません。場面に応じて、ボタンを押したあとの待機時間が異なるはずなのに、毎回ほぼ同じ。単調なゲームになってしまいました。声優ありなら忌火起草方式(音声は声だけで文字がなく、同時に登場人物が考えている内容は文字で流れる)のような衝撃があると良かったのですが、それもありませんでした。
話自体は変わらず良いので、かろうじて星3です。
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GOOD!
スキップ
チュンソフトのサウンドノベルのスキップ機能は「スキップ機能の意味わかって付けてるの?」というぐらい鈍足で使い物にならないが、この作品のスキップは赤川次郎シリーズや流行り神シリーズ並みに早くなっているのでフローチャートと合わせるとかなり爆速で移動できる。
プレイングログ
これまでで言うところのエンディングリスト的なもの。
これがこれまでのシリーズと比べたらかなり豊富になっていて、エンドリストは勿論、各シーンのテキスト読破率や選択肢の数など所謂「リスト埋め」に役立つ。
BAD/REQUEST
とりあえず軽めのものから
グラフィック
何故か社長がシリーズファンに喧嘩を売り、グラフィック担当者が謝罪するという意味不明な展開があったがやはり残念なことに雰囲気に全くそぐわない…(グラフィック担当者は悪くない。単純に「惨殺シーンはアヘ顔アニメ系がオタクにゃ受けんだろ?(笑)」という薄っぺらい感性が最大の原因でしょう)
あえて怒られるの覚悟で言えば「ここ最近掃いては捨てるほど増えた安っぽいデスゲーム系」で、死体描写もエロゲの残酷系と大差なし。
でも家庭用なのですごく中途半端。だったらシルエットの方が表現の幅は広がる。
効果音
過去作までに使われた効果音は特に問題ないが、今作のために撮り直した幾つかの音がセンス無さ過ぎてうんざり。
例えばピンクのしおり等で多用されるギャグ効果音「ババーン」の音が、「ピ~ヒョロヒョロ~」なんて間抜けな音に。
より間抜けさの演出に、ではなくただ間抜け。
なるべくネタバレ回避を心がけるが、ピストルの破裂音。
確かにリアルな音は「パン!」って乾いた破裂音なのかもしれない。
でも「リアルにすりゃ何でもいい」ってわけじゃないわけで、あのシーンで「バーン…」と重めの音がなるからこそ透が脱力してしまう重みを感じるわけで。
OP
人それぞれの感性ですが、ダサい…
120%完全偏見ですが「エロかグロしか売りがない深夜アニメ」は皆こんな感じに聞こえます。もちろん自分がオッサンだからってのもありますが。
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致命傷レベル
(グラフィック)エフェクト
何故シルエットを排除してアニメ絵を追加したか。勿論完全邪推だが「何だ…手抜きがしたかったからか…」「シルエットで表現するだけの技術力がない上に再現すら出来ないからか…」としか言えない。
キャラのバストショットも数点ずつの完全使い回しで、極々一部で1枚絵に変わるだけで、今から20年以上も前に発売されたSFC版「かまいたちの夜」のシルエット表現の1/20も再現できていない。
それこそSFC版で2Fの物置で猫のジェニーがこちらにやっていくシルエットアニメや、サバイバルゲームでの透がモップを振り回して…の崩れ落ちていくシーンの「青一色&動きが少ない中での豊富な表現力」が完全になくなっている。
ようはここの開発会社に青一色のシルエットアニメを作るだけの技術がないので、オタに媚びたアニメキャラをグロ絵にして誤魔化しただけ。
エフェクトではないが、とあるシナリオでは彼女が全裸で登場するシーンがあるが勿論「アニメ絵で全裸」なんて出せるわけなく、でもそれでも表現を頑張って…とは一切言えない目の部分だけ変えるという「はいはいここも手抜きッスか(笑)」なこれまたエロゲのテクニックレベルでのやっつけ仕事。
しかもこのシナリオの最後の青白い炎が一瞬人の形をして消える、というSFC版ですら表現できてた感動演出が「完全に無くなり」ただテキストにあるだけ。
トロフィー回収
そりゃね…サウンドノベル(アドベンチャー)はとどのつまり、全テキストを読めば完全攻略なので、スキップ機能等を使ってどんどん選択肢埋めしていけばあっさり終わりますわな。
で、このゲームに関して言えば「面倒臭いんじゃボケが!」のVita/PS4版の「座敷わらしの夜」ではなく、「真かまいたちの夜」の既読率レベルの鬱陶しさを更にパワーアップさせてきた。
「かまいたちの夜×3」や「街」・「428」で禁じ手としていた「時間軸を超えた選択肢の影響」が既読率に絡んでくるため、
例えば(ゲーム内の事例ではなく完全例え話です)
シーン4の段階でペンションを右回りで探索する場合と左回りで探索する場合でシーン17の推理ポイントでのメッセージが一部変わる(=既読率に影響が出る)のだが、既読率リストでは「シーン17」の既読率が下がっているため、シーン17近辺の選択肢を総当りしても何の意味もない。
などが出てくる。
さらにこの既読率も「バカ正直だなお前」と開発者の神経を疑うレベル。具体例をあげるとネタバレになるので差し控えるが「アドベンチャーでプラチナ取れねぇやつって(笑)」と思ってるやつは是非チャレンジしてみて下さい。Vitaごとぶっ壊したくなるぐらい鬱陶しい作業になりますから。
(満足感0点部分)
新規シナリオ
はいはいまたグロですか(笑)
グロにああいうオチつけたら喜ぶ人がいらっしゃるんでしょうなぁ(笑)
としか取れなかった。
ちなみに同じグロなら「かまいたちの夜2」のサブシナリオや「かまいたちの夜×3」の隠しシナリオの方が遥かに精神をえぐってくるグロさです。こっちのグロはSAWシリーズの末期みたいなもんで表現をグロくしただけ。
COMMENT
システム面で遊びやすくなった分、「どうやったらユーザーを不快にさせれるんだ?(笑)」な仕様を「エロゲの収集システム入れたらいいんじゃね?(笑)」レベルで取り入れたらこうなりました、的な内容。
表現力がSFC版以下にも関わらず変な意地でシルエットモード入れなかったり、安易なグロに改悪したものを「大胆リメイク!」なんてさもこれがウリです!みたいな事を言われると、「拝金主義って本当に作品を駄目にするんだな」「これまで応援してたファンを本当にただの金づるとしか思ってないんだな…」としか思えない。
更にこの作品の何が糞かと言えば、とりあえずキャラボイスつけたりアニメキャラを用意するなど仕様をかなり変えた物を新規タイトルの「真かまいたちの夜」として(作品の中身は別として)ちゃんと一から構築するだけの努力は見せてくれた。
しかしこの作品にはそこが一切感じられない。
自分達の我を通したいならオリジナルでやれよ。
わざわざ過去ファンを愚弄してまでリメイク化する必要ってなんだよ。「イチから作るのって金かかるじゃん(笑)」「売れるかどうか分かんねぇじゃん(笑)」でしかないだろ。
だったら最低限リメイク元はリスペクトしようよ。
かまいたちファンは「かまいたちの夜のどこに面白さを感じてたのか」ぐらいそれこそネットにはいくらでもかまいたち愛を語ってるサイトあるでしょ。それは最低限斜め読みでもいいから目を通してみようよ。
なので新規シナリオ担当の人の作品が読みたい、隠しシナリオとして入ってるもう一つの作品が読みたい人以外はゲームアーカイブスの「かまいたちの夜 特別篇」を買いましょう。内容はほぼ一緒で上記の2シナリオがないだけで遊びやすさもある程度確保されて安価で買える(PS1~3を持ってる人はパッケージ版の中古ならさらに安く買える)のぜそちらを断然オススメします。