ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 2pt | 0pt | 0pt | 0pt | 5pt |
20pt
GOOD!
●ストーリー
生き残った8人をいかに生き延びていくか、
その先に何がまっているか、いろいろ期待が込められている。
●キャラクター
メインの8人が個性あふれるキャラなので、会話が面白い。
●ダンジョン
ダンジョンごとにテイストが違っていて飽きない。
所々仕掛けがあり、考えなきゃ解けない箇所もあるが、
めちゃめちゃ難しくはないので、程よいスパイスになっている。
●アイテム収集
バリエーション豊かなアイテムがあり、
収集に加え、工作などカスタマイズ要素がいろいろある。
BAD/REQUEST
●ダンジョンの進行のしかた
世界樹の迷宮のようなマッピング系
トルネコのようなローグライク系
を合わせて中途半端に仕上がったゲームです。
移動が不便でダッシュはできるのですが、高速移動ができません。
ダンジョン内のアイテムを拾っていくローグライク要素はあるのですが、
バトルにやや不満があります。
●バトル
難しいコマンドはなく、攻撃するのみ…なんですが、敵と味方の攻撃方法が不平等です。
こちらは1度攻撃したあと、ゲージがたまるまで、次の攻撃ができません。
その間敵はどんどん攻撃してきます。もちろん止まってても攻撃が続きます。
マップ上に敵の位置がわかれば把握できるのですが、
部屋に入って突然遭遇、という事もあります。
ちなみに、アイテムの位置もマップ表示されません。
●セーブ
ゲーム開始のメイン拠点と、ダンジョンの一部でしかセーブできません。
こういうダンジョン探索系は、せめて階の間に中断セーブくらいほしいものです。
尤も、PSVITAならPSボタンでゲーム中断はできますが…。
特にこのゲーム、ダンジョン探索に多大な時間をさくので、
さらに、一撃でやられてしまう危険性もあるので、
セーブの救済策はもっと欲しかったです。一応オートセーブはされるみたいです。
●無駄な要素
恐らく、このゲームが他のゲームよりオリジナリティを持たすために
付けた独自の要素かと思いますが、
これが仇になってマイナス要素でしかありません。
たぶん製作者はその要素を入れることによってゲームにメリハリをもたせる事を
考えていたのだろうと思いますが、残念ながらプレイを煩わす役目になってしまいました。
それが老化システムです。
簡単に言うと主人公達がものすごく早く年齢を重ねる特殊仕様です。
主にダンジョンを1F進むごとに年齢が1歳年をとり、
14,15歳くらいで死んでしまいます。
死ぬと特殊な機械で生き返らせなければならなく、
そのポイントが1000~2000程消費してしまいます。
全体的な取得ポイントからいったら、結構な出費です。
ダンジョンを進む→年を取る→途中で死ぬ→ポイントで復活させる
これをループしていくので、いつかポイントがなくなり、
ゲーム自体が詰んでどうしようもなくなります。
一体何が目的でこの要素を入れたのか、制作者の意図が全くわかりません。
老化のデメリットは
当然戦闘にも影響するし、アイテム所持数に制限されるし、
なによりキャラグラも当然変わるので、見るに堪えない姿になります。
メインイベントの会話の時に老人でこれがくると、モチベーションが下がります。
それだけじゃなく、
ストレス、空腹、尿意の管理も8人分しなければならなく、
なんか、手枷足枷をつけられてゲームをしなければならなく、
中盤から完全に作業ゲーを化し、全く楽しめませんでした。
COMMENT
このゲームを買おうか迷っている方、
悪いことはいいません、買わない方がいいです。
他の方、他のサイトのゲームレビューをよくご覧になった上で、
さらに公式サイトのキャラや声優を見て気に入ったら、ご検討してみて下さい。
●こんな方にオススメ
縛りプレイが好きな方、バイオとかで急に敵に囲まれても対処できる方
そのような危機的状況を楽しめる方
●こんな方にはオススメできません
ノーダメプレイ、ノーデスプレイをモットーとしている方
サクサクゲームを進めたい方
勧善懲悪ストーリー、後味すっきりなお話で終わりたい方
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GOOD!
Vita版でのレビューがなかったので思わず投稿。
発売日には購入せず、体験版をプレイしてみて、いてもたってもいられなくなり、小遣いの残高も少なかったのですが、嫁さんにキレられながら購入しました。その甲斐あってか、非常に楽しめました。
○ストーリー
「ダンガンロンパ」のスタッフとの事でしたが、
当方はこのスタッフの作るゲームに触れたのは初めてでした。
とにかくストーリーが面白く、人間のネガティブな部分をテーマにしているので、ある程度、年齢を重ねた人だといろいろな思いを感じるのではないでしょうか。
一部他の評価でエロだグロだという意見をききますが、
個人的には全然OKで物語を盛り上げる良いスパイスになっていたと思います。
○キャラ
最初、キャラの絵を見たときあまり受け付けなかったのですが、様々なダンジョンを彼らと冒険していると、
気がつけば、全員大好きになっていまいました。
特にサチカが自分の予想していたキャラと違っていたので、最後までプレイシた時、すごく印象に残りました。
○探索
ダンジョンの探索もワクワクしました。
元々の舞台が現代なので、見通しの良い海岸や、森林、温泉から暗くホラー要素が一気に高まる学校や病院などあり、場面場面で緊張感も異なり、飽きることなく、マップを踏破しました。
ただ謎解きに関しては少し分かりづらい所が多く、
もう少し一般人でもわかるヒントがほしかったです。
○エクステンドTV
要所要所でミッションやストーリーや、
各キャラクターの背景を追った「攻略ビデオ(実質、全然攻略とは関係ない)」などのときに、流れてくるエクステンドTV。
MCの二人のキャラの掛け合いが非常に面白かったです。
ミライはドラゴンボールの孫悟空などで超有名な野沢雅子さん、ショウは同じくフリーザやアンパンマンのばいきんまんが代表作の中尾隆聖さん。
ミライがツッコミで、ショウが基本ボケなのですが、
掛け合いのセルフのチョイスなど、なかなかセンスがあり、何度か吹き出してしまいました。
○ソイネマッチング
拠点で休む際、キャラ同士を同じ部屋で寝させると、
ダンジョン探索の際にバフ効果があるソイネマッチングというシステムがあったのですが、キャラ同士の仲が深まり、絆イベントを最後まで見ることで、専用CGですこしエッチな添い寝イベントを見ることができるのだが、
評価するのはエロ要素やバフ効果ではないです。
このイベントは各キャラの幼年期~老年期のバリエーション違いを用意していて、
タイミングによっては、幼い少年や少女、タイミングによってはジーさんやバーさんの
キラキラ画像が用意されていて、一体どの層に向けて、何が狙いなのか、理解できないのですが、それでもこのイベントを突き通した制作スタッフのブレない姿勢がすばらしいと感じました。
個人的には、そうゆう趣味やゲームのこうゆう場面は、なんとも思わないのですが、
どう見ても幼い少女であるサチカもいるし、中身は別としても各キャラの幼い時期のこうゆう場面を、現代社会の風潮や世間から批判されるであろう要素を、
突き通しきった心意気に拍手を送りたいです。
あくまで個人的な意見ですが、そうゆうブレなささに非常に好感を覚えました。
BAD/REQUEST
全体的に大好きな作品ですが、いくつか個人的に好みではない・・・というか、
こうだったら、もっと好きになれたのではないかという部分についていくつか挙げます。
○戦闘
戦闘自体は単調ですが、そんなに嫌いではないです。
しかし、このゲームの売りの一つである「シガバネシステム」のせいか、とにかく、敵の攻撃が強すぎます。
最初のうちは、新しい試みなので、特に気にならなかったのですが、RPGなのでそれなりに長い時間プレイしていくと、初見の敵には、いちいち一撃で倒されたりしていると、また戻るのかという鬱陶しさが出てきます。
このシガバネシステムはボスモンスターの攻撃で死んだ時、そのボスモンスターに対して耐性がつくのは、殺されたキャラのみ。
なので、有利に進めるには、各キャラ一回ずつ殺されないといけません。
もちろん、殺されなくても倒せたりもしますが、
RPGである以上、各キャラのある程度の成長はほしい所ですが、それがシガバネが基本だと、テンポが悪くなり、ダレる原因になりそうでした。
○成長要素
レベルの概念はあるのですが、レベルアップとともにスキルポイントが加算され、このポイントをそれぞれきゃらごとのスキルに割り振るのみが成長要素になります。
なので、レベルが上がるだけでは強くなれない。
スキルも微妙な感じで、例えば「幼年適正」「青年適正」など基本ステータスをあげるのかな?
とおもわせるスキルの実情は、
「幼年適正」は幼年期に生命力が徐々に回復するに対し、
「青年適正」青年期に攻撃力が上がると、
それぞれバラバラで、成長の仕方が分かりづらいし、本当に成長したのか感じにくいシステムでした。
このあたりはRPG寄りにしていった方が楽しかったと思います。
前述のシガバネシステムの件もあるで、このゲームに限った知識が多く必要とされるのが、少しイヤでした。
スキルもいいんですが、基本パラメータもわかる上がり方にしてほしかったです。
○各種パラメーター
これもこのゲームの特徴だと思うのですが、体力を示す、HP以外に有名となっている便意のパラメーター。
これ自体はすごく面白いと思ったのですが、他にもスタミナとストレスのパラメーターがあり、それぞれを安定させるのが難しく、せっかくダンジョンに潜っても、これらの種類の多いパラメーターのせいで、何度も引き返す事になりました。
スタミナは空腹の際に何か食べると回復、食べると便意が上昇します。で、便意を下げるにはトイレにいかなければならないのですが、一部を除いて、ダンジョンにトイレはほぼ無い。スタミナは探索でも、減っていき、便意も自然に上がっていってしまいます。
食べて回復させたいのに便意が満タンで食べさせられない場面もあり、考えた挙げ句、泣く泣く拠点へなど、ダンジョン探索に集中できなくなる場面が結構ありました。
これに加え、年齢というか寿命がからんでくるので、ただ探索を楽しみたかったり、ストーリーが気になる場面でも、なかなか先に進む事ができなくなる事が何度もありました。
ちなみに難易度を下げれば、これらのパラメーターの変化は抑えられるのですが、そうするとほしい素材などがドロップしなくなったりして、へんな所で欲求不満になったりしました。
○一部のモンスター
基本的な戦闘や難易度など慣れたり、楽しくなってきたりするのですが、一部のモンスターが非常に深いというか理不尽で、こちら側が視界に入れている間は動かないけど、視界外になったらワープしてくるという敵が、後半多く現れ始めて、注意して探索しているにもかかわらず、知らないうちに攻撃を食らってしまう場面が多々ありました。
なんというかこれは難易度とかそうゆうのとは違う気がしました。
他にも後半の狭い通路に、他のマップのボスが数体現れたり、後半になっても、普通のRPGみたく見違えるほど強くなるワケではないので、
ただただ億劫になるだけの要素な気がしました。
バイオハザードのようなアドベンチャー寄りならまだいいのですが、ここらへんもRPG寄りにしてもらえるともっと楽しめたと思います。
○アイテム関連
ネットの他の評価でキャラ死亡時にアイテムをばらまくとか、それを取りにいくのが面倒といったような事は、ダンジョンRPGが好きだったので特に気になりませんでしたが、アイテムの所持数が少ないのに、拠点や武器、防具の素材も集める必要があるのが結構きつくて、度々動けなくなる事があったので、所持量については、もう少し緩和しても良かったのではないかと思います。
○ロードの長さ
PS4版は快適との話ですが、Vita版はイベントに切り替わる時や、ゲームが立ち上がる際のロードはほんの少し長く感じました。
COMMENT
振り返るとなんだかんだ不満ばかり書いてしまいました。すみません。
ただ、本当にこうだったら超傑作なのになと思った事を書いています。
実際、プレイし始めてからは、夢中でやり続け、通勤用に携帯機としてVita版を買ったのですが、
電車降りてもしばらくホームで、プレイしてしまったり、家に帰ってからもそのままプレイしたりと、
止め時がほんとうにわからなくなるほど、熱中しました。
最近、続編やシリーズ物以外は新品を購入する事がないのですが、
このゲームに関しては、迷いなく新品で購入。
クリアした今ももう一回プレイするか、このスタッフが関わった「ダンガンロンパ」を中古で買おうか悩んでおります。
設定にならってか、いろいろな要素をかなり混ぜて、
要所要所尖った部分が見え隠れするこのゲームの雰囲気がすごく気に入りました。
もし続編があるのであれば、バランスがうまくとれ、すごく良いゲームになるのでないかと超期待しています。
続編がでるなら、迷わず発売日に購入したいと思った作品でした。