CHAOS;CHILD レビュー
スコアボード
- 中央値
- 75
- 難易度
- 1.67
- レビュー数
- 6
ユーザーレビュー
395人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 5pt | 2pt | 1pt |
75pt
GOOD!
【オリジナリティー】
・マッピングトリガーの存在
ニュージェネの再来と呼ばれる連続猟奇殺人事件を、地図を使って登場人物たちと整理し、考察する「マッピングトリガー」システムはとても良かったです。起こったことを視覚的にまとめつつキャラクターたちが議論することで、一緒に事件を追っているような感覚になり没入感が高まります。
プレイしていれば難しいところは殆ど無く、復習も出来るので深く物語を楽しむことが出来ます。
【グラフィックス】
・よく動いて喋る
キャラの立ち位置もコロコロ変わり、口パクや瞬きまでしたりと凝っています。立ち絵をうまく使って様々な表現が出来ていて視覚的に退屈することはありません。CGも拡大を使って見せ方を変えてくれ、話を盛り上げてくれます。
【サウンド】
・世界観を壊さないBGM
特に印象に残るようなBGMはありませんでしたが、プレイを妨げるような曲は無く、作品の世界観にしっかりマッチしたBGMになっています。
【熱中度】
・寝る間も惜しい
素晴らしいです。自分は寝る前にプレイしていたのですが、次から次へ読ませてくれる展開で寝るのが惜しくなるほど切りどころがなく、次の日の為泣く泣く中断することがしばしばありました。全く期間を開ける事はなくほぼ毎日のようにプレイし、完走することが出来ました。
【快適さ】
・自動クイックセーブ
コンフィグは他ADVに標準搭載されているものの範疇から出ていませんが、必要最低限は揃っています。クイックセーブが要所要所で自動で行ってくれるのは選択肢を間違えたときや、少し前をやり直したいときに便利で有難かったです。
・TIPS
難しい専門用語やネット用語の解説をいつでも観覧できる「TIPS」のおかげで、いちいち調べなくてもすぐ用語を理解して物語に戻ることが出来ます。
【ストーリー 満足感】
・高い満足感と考察の余地
ストーリーは圧巻です。伏線の張り方も素晴らしいですし、その回収も分かり易い事が多くカタルシスがあります。ジャンルはサスペンスホラーですがミステリー要素もあるので、色々自分なりに推理しながらやっていたのですが、予想できない展開や結末に、最後まで驚かされっぱなしでゲームをプレイしていました。
メインストーリーの完成度が高いだけでなく、各ヒロインのルートも本筋を補強するような話や妄想をテーマにした作品ならではの展開で面白かったです。それを踏まえた上でのTUREルートは様々な考察の余地があるルートで、終わった後も楽しむことが出来ました。
・前作CHAOS;HEAD NOAHと比べてやり易い
前作主人公はかなりステレオタイプなオタクで地の文や台詞に癖があり、更に(仕方がないのですが)ヒロインたちも性格や話す内容が難儀で理解し辛いところがありました。勿論主人公の声優さんの圧倒的な演技で引き込まれますし、その分かり辛さが後の面白さに繋がるのですが、今作は自称情報強者を名乗る少し痛い高校生が主人公なので癖が少なく、地の文や会話もすんなり読むことが出来ます。ヒロインたちも素直に可愛いキャラが多く、前作と比べてかなり取っ付きやすくなっています。
BAD/REQUEST
【グラフィックス】
・荒いところあり
時々キャラクターの立ち絵が少しジャギジャギところがあります。無理やり拡大した為か分かりませんが、CGや普段は綺麗なだけに気になります。
【快適さ】
・スキップだけでは足りない
ADVですので何週もするのですが、膨大なテキスト量がありますのでスキップでも選択肢まで時間がかかります。次の選択肢までジャンプし、途中未読部分があれば止まる設定が欲しかったです。
また、マッピングトリガーも何回もやり直すことになるので、全て正解できたら飛ばせる設定があれば良かったです。
COMMENT
プラチナトロフィー習得済み。
前作をプレイし面白く、今作も面白いと聞いていたのでプレイしましたが、その噂の期待を裏切らない素晴らしいゲームでした。
上記の通り前作よりやり易く、前作をプレイしていなくても十分にこの作品を楽しむことが出来ますが、やはり私は前作プレイ推奨です。
作品自体が面白いというのもありますが、この作品の肝になっているギガロマニアックスやディソードの説明が深く丁寧にされており、こういう能力なんだなと良く理解してプレイすることが出来ますし、散りばめられた前作を匂わせる描写やネタに思わずニヤリとなります。そしてなにより「あのニュージェレーションの狂気」が再び始まったという高揚感や、その犯人を追っていくワクワク感は、前作をやっていればより一層感じるられると思うからです。
公式トレーラーで「この作品はシュタインズゲートを超えたのか?」と、煽り文句がありましたが、個人的には最大瞬間風速こそシュタインズゲートのラスト前のシーンで上だと思いますが、全体的に見れば次々と魅せる展開があり、常に緊張感を持ってプレイ出来たカオスチャイルドに軍配が上がると思いました。しかし、どちらの作品も違った面白さがあり、超える超えないではなくどちらも大変素晴らしい作品ですので、両方プレイして頂きたいです。
久し振りに心から面白いと思える作品でした。興味を持った方は是非この妄想科学アドベンチャーの世界に飛び込んで、この事件の顛末を妄想に囚われることなく追って欲しいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
67pt
GOOD!
シュタゲは途中で投げてしまったという珍しいケースの人間ですが、気を取り直して本作もプレイしてみました。ワンプレイがシュタゲほど時間がかからないという情報があったからというのもあります(20時間程度)。
なので、シュタゲを語る資格は無いに等しいのですが、やはりどうしても比較するような表現が多くなってしまうと思います。
まず主人公像が良かったですね。
シュタゲの主人公は、なかなか好感の持てる「イタい奴」だったのですが、良い部分も悪い部分もひっくるめて、自分を投影するようなキャラではありませんでした。もちろん感情移入がぜんぜんできないというわけではありませんが。
本作主人公は、ネットで仕入れた情報を持っていることで、自分は情報強者(=情強)だと思い込んでおり、その他の人間のことを情報弱者、自分の考えを持てない者であると見下しているような節があり(衆愚的思想)、自らは起きている事件の当事者であり特別な存在であると無意識的に考えている(肥大化した自意識)。
どうでしょうか。少なくともどれも自分にも少なからず当てはまり、ちょっと胸が痛くなりました。現代に生きる10~30代くらいの人間(特に本作を手に取るような人物)であれば、少なからず当てはまる部分があるのではないでしょうか。
強く感情移入ができることにより、一層物語にのめり込むことができました。
多くの人が指摘するように、ストーリーは良いというか、好みのタイプの話でした。
ホラー、ミステリー、中二、のミックスといった風ですね。おそらくシリーズではおなじみになっているであろうどんでん返しもちゃんと用意されています。それに通じる伏線が見事ですね。ところどころにちょっとした違和感があり、それが回収されるような真相を知るのはカタルシスがあります。
どういった結末なのかというのは、ネタバレになるので伏せますが、深い余韻を残す、個人的には非常に好みの終わり方でした。
BAD/REQUEST
テキストアドベンチャーゲームなので、当然分岐があり、結末が変化する(ただし、1週目は例外的に必ず同じ結末が用意されています)のですが、当然プレイヤーは全てのエンドを見ようとしますので、繰り返しプレイをすることになります。
ですが本作で様々なエンドを見ようとすると、物語が枝分かれする分岐のポイントからぱっとやり直せるのではなく、ほぼ頭からやり直すことになります。スキップ機能はありますが、それなりに時間……といってもトータル数分ですが……がかかります。わずかな時間ですが、快適とは言い難いですね。
ミステリー系のADVにはありがちですが、推理をしてもあまり意味はありませんね。
選択肢を選ぶのも同様で、基本的には総当たりするしかありません。
イベント絵が少なめかと思います。文章量がけっこうあるので、それに比較しての話ですが、バトルシーンなどは絵が無いならもうちょっと見せ方があったのではと感じました。
COMMENT
評判の高いゲームだけあって、楽しくプレイができました。
ただ、本作にしろ他の類似の作品にしろ、こういったどんでん返し的な構造がお約束化しているような気もします。日本人は特にこういった構造のお話が好きなので、そういった固定ファンを獲得していくというメリットもあるかもしれませんが、そろそろもうちょっと画期的な評価軸を持っているアドベンチャーゲームをプレイしてみたいなとも思います。
やはり読み物としての面白さがありますので、そういう意味ではいつでもプレイができる携帯機は合っているかもしれないですね。PS4版は、グラやサウンドなどが強化されているんだと思いますが、カバンに小説を忍ばせておく感覚で持ち歩けるのは魅力ですね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt |
80pt
GOOD!
ストーリーがとても面白かった。
続きが気になって一気に読み進めてしまうほど。
前作を未プレイだったのもあってか、オチにも驚きました。
読み返すと色んな伏線みたいなものもあったんですね。
キャラクターも悪役含めてそれぞれに魅力があり、物語を盛り上げてくれます。
BAD/REQUEST
ルート分岐が分かりにくいというか、手間がかかる。
基本的には文章を読み進めるだけのゲームだし、もう少し簡単でもいい気がした。
COMMENT
人が死ぬような場面は、私にとってはやや過激な表現でしたが、
終わってみればまたこういう作品をプレイしたいと思わせてくれました。
いいゲームでした。おすすめできます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 3pt | 1pt |
77pt
GOOD!
シュタゲーがおもろかたので、そのノリでこいつをプレイ。
話自体は非常に面白かった。妄想トリガーがあったりしてなんか軽めなお話と思いきや、いたって真面目で人の内側を垣間見ていく残酷とも言える科学系のアドベンチャーだ。主役始め登場人物は皆個性的で魅力がある。マッピングトリガーもまあ演出の一環だけど、ストーりーの装飾に大きく貢献していた。
文章量も相当に多いので読み応え抜群だ。
BAD/REQUEST
分岐ルートが何個もあるんだが、いちいち妄想トリガーのトコにいってそっから分岐させていかないといけないので面倒くさい。キャラデザもそこまで癖が強いわけでもないが、合わない人には合わんだろう。
COMMENT
これの前作にカオスヘッドってのがあるらしいんだが、存在知らなかったので今作からやったんだがとくに問題なかった。しかし前作からやったほうがより楽しめるようだ。シュタゲーと並ぶほどに面白いし物語だった。
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オーディンスフィア レイヴスラシル
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GOOD!
・ストーリー
高校生が連続猟奇殺人事件の謎を追っていく、その中で様々な真実が明らかになっていく、というベタなシナリオですが、これが非常に上手く、面白い、時間を忘れて熱中してしまう魅力があります。笑いあり、涙あり、萌えあり、軽く燃えもあり、で起伏に富んだシナリオが素晴らしい。テキスト主体のアドベンチャーゲームなので、個別ルートEDなどもありますが、ゲームの形式として、最初はノーマルED固定で、その後個別、トゥルーと順を追って攻略していかなければならないんですが、制約というより段階を追って物語を楽しめるので良い仕様だと思います。また前作からの続きものですが未プレイでも楽しめました。
・グラフィック
立ち絵が多種多様に変化するので普段のテキストを読んでいる時でも変化があって楽しいです。
・ゲーム性
妄想トリガーやマッピングトリガーという要素で、単純になりがちなこの手のジャンルの作品にうまい具合にメリハリをつけられていたと思います。
・BGM
正確にはED曲がラストと相まって素晴らしい余韻を演出してくれます。
BAD/REQUEST
・グロ
一枚絵とかもそうですが、かなり多いボイス演出の吐き気演出なんかはなまじ声優さん達の演技が上手いせいか、結構キツイものがあります。
・ヒロイン
個別EDがあるヒロインの中で、この子がいて、この子がいないの?みたいな疑問が残るチョイスだったりします。
COMMENT
ノベルゲーがやりたくなっていた時にセールだったので、前々から気になっていた事もあり購入。前作未プレイでしたが時間を忘れて没頭できる面白さで大変に満足できました。
ストーリーの伏線回収が非常に上手いのは勿論だったのですが、キャラクター達が魅力的もっと主人公や彼女達の物語を見ていたくなるような作品でした。時間がある時にFD的作品の「らぶチュッチュ」の方もプレイしたいですね。
面白いミステリーゲームがやりたくて、グロにある程度耐性がある人には大変オススメです、是非